【テニスのネットプレー】基本的なボレーとスマッシュの打ち方から応用ショットまで【まとめ】

生徒さん
ネットプレーで使うショットをもう一度基礎から教えてほしい!
生徒さん
ネットプレーのショットをどのように取り組めばいいか知りたい…
生徒さん
ボレーやスマッシュの応用ショットはどんなことに気をつけたらいいか知りたい!

こんにちは、リョウジです!

ネットプレーは、相手プレーヤーとの距離が短くなり、時間的な余裕もグランドストロークに比べるとありません。

それゆえに、ネットプレーで使うショットはコンパクトかつシンプルです。

あまり個性が出ないため模範的な打ち方を目指せばいいわけですが、やわらかいタッチや状況に応じて配球を決める難しさもあります。

わたしは10年ほどテニススクールの運営に携わっていました。

テニスコーチをしていたとき、ボレーやスマッシュのラケットセットやフットワークはもちろん、グランドストロークとの違いも含めて細かいところまで指導していました。

この記事では、ネットプレーで必要なボレーとスマッシュの基本的な打ち方をわかりやすくまとめています。

また、ネットプレーの応用ショットも紹介しています。

この記事を読むメリット
  • ボレーとスマッシュの基本的な打ち方がわかる
  • ボレーとスマッシュのパートごとのポイントがわかる
  • 応用ショットの気をつけるところがわかる

ネットプレーの基本を理解して、どこに問題を抱えているのかがわかれば、攻略法も見えてきます。

ネットプレーに自信がつけば、テニスの幅も大きく広がります!

【テニスのネットプレー】最初の構え方

ネットプレーでは、すぐにフォアボレー・バックボレー・スマッシュを打てる準備をしなくてはいけません。

そのために、最初の構えを考える必要があります。

ネットプレーのいい構えの条件
  • どの方向にもすぐ動き出せる
  • 少ない動きでボレーやスマッシュが打てる
  • ボールや相手がよく見える

テニスのネットプレーのレディポジションはどんな構えがいいか考える

2018年11月1日

特に、「少ない動きでボレーやスマッシュが打てる構えになっているか」どうかは大事です。

その構えは、バックハンドボレーが片手か両手かで違ってきますので、下記の記事で確認してみてください。

テニスのネットプレーでは、バックハンドボレーが片手か両手かでラケットの構え方が違う

2018年11月1日

【テニスのボレー】基本的な打ち方【まとめ】

ボレーには、利き手側で打つフォアハンドボレーと非利き手側で打つバックハンドボレーがあります。

まず、両方に共通するボレーの打ち方を解説していきます。

ボレーの動きを分解すると、下記のようになります。

  1. 足踏み
  2. スプリットステップ
  3. ラケットセット+軸足を出す
  4. 踏み込みながらインパクト
  5. 次のポジションへ移動

ボレーは、相手のボールや打ちたい場所に応じてラケットを振るときもあれば、当てるだけのときもあります。

ただ、ラケットを振るとグランドストロークとごちゃまぜになり、初心者だと混乱します。

なので、最初は打点の位置にラケットをセットすることを覚え、フットワークを中心に練習します。

ラケットを打点にセットするときは、軸足を出すだけではなく、軸足の股関節も捻って上体を半身にします。

ボレーするまでのフットワークは、下記のようになります。

  1. 足踏み
  2. スプリットステップ
  3. 軸足を出す(ラケットセット)
  4. 踏み込む(インパクト)

詳しくは、下記の記事にまとめています。

テニスのボレーをフットワークと一緒にもう1度確認してみよう!

2018年9月14日

ボレーは打ったら終わりではなく、返ってくるボールに対応するため、次のポジションに移動する必要があります。

ボレーした後、ポジションを上げて構える場合もあれば、元のポジションに戻る場合もあります。

元のポジションに戻る場合、専用のフットワークがあるので覚えておくとスムーズです。

テニスのボレーのフットワークは、元のポジションに戻るまで覚えよう!

2018年9月17日
リョウジ
並行陣の後衛で、元のポジションに自然と戻れるようになります!

フットワークをマスターしたら、相手コートの深いエリアにもコントロールできるように、ボレーのスイングも覚えます。

ボレーのスイングは、スライスのテイクバックとフォロースルーを省いたものになります。

なので、スライスとセットでボレーのスイングを練習します。(例えば、「スライスのアプローチ+ボレー」など。)

テニスのボレーで深くボールを打ちたければ、スライスでスイングを覚えよう!

2019年1月14日

また、ボレーでスイングするときは同時に空いている手も使うと、肩甲骨をうまく使って打てます。

テニスのボレーでスイングするときは空いているほうの手の動きに注目しよう!

2019年1月12日

フォアハンドボレー

フォアハンドボレーでは、肘を比較的伸ばしラケットと前腕がくの字を作るようにします。

打つ高さによって、ラケットセットの立ち具合は変わってきます。

打点が高ければラケット面を起こしてセットします。

打点が低ければラケット面を開いてセットします。

打つ高さにもよりますが、フォアハンドボレーはスイングするほうの肩が後ろにあるため、バックハンドボレー(片手)に比べると打点が後ろになります。

ボールの横に入るような意識してが必要になります。

フォロースルーでは、グリップを握っているほうの手のひらが上を向くようにして終わります。

バックハンドボレー

フォアハンドボレーと同じようにバックハンドボレーでも、肘を比較的伸ばしラケットと前腕がくの字を作るようにします。

バックハンドボレー(片手)はスイングするほうの肩が前にあるため、フォアハンドボレーに比べると打点がかなり前になります。(両手の場合はフォアハンドボレーと同じように考えます。)

バックハンドボレーで力負けしてしまう場合は、打点を大きく前にとってみてください。

フォロースルーでは、グリップを握っているほうの手の甲が上を向くようにして終わります。

スロートを支える左手の動きも見てみます。(右利きの場合。)

軸足を決めてから右足を踏み込む間に、左手がラケットのスロートから離れます。

片手バックハンド系ショットの左手を離すタイミングについては、下記の記事にまとめています。

テニスのバックハンドボレーとスライスの空いている手の高さは?

2019年2月11日

また、フォロースルーでの左手は、スイングするラケットと同じ高さにしてバランスをとります。

テニスの片手バックハンド系のショットは左手をどのタイミングで離すべきか?

2019年2月16日

【テニスのスマッシュ】基本的な打ち方【まとめ】

ネットプレーで、ロブが上がったときに必要なショットがスマッシュです。

スマッシュに自信を持てれば、ロブを怖がらず積極的にポジションを前にとれます。

スマッシュの動きを分解すると、下記のようになります。

  1. 足踏み
  2. スプリットステップ
  3. 軸足を引く+ターン
  4. テイクバックしながらボールの落下地点に入る
  5. スイング
  6. 次のポジションに移動しながら構える

スマッシュのフットワーク

ボールの落下地点に入るとき、余裕があればサイドステップで1度下がってから、再びサイドステップでつめて打つようにしましょう。

詳しい動きは、下記の記事でまとめています。

テニスのスマッシュをフットワークと一緒にもう1度確認してみよう!

2018年9月30日
リョウジ
深いロブは、サイドステップやクロスステップで下がりながらスマッシュをすることになります。

テイクバック

スプリットステップしたときに、スマッシュで打つことを決めたら、軸足を引きながら身体をターンさせます。

その際に、両手でラケットを後ろ上方に運びます。

ボールの落下地点に入りながら、ラケットをテイクバックします。

スロートを支えていた左手は、右上方に伸ばして肩を入れます。(右利きの場合。)

打点から逆算してテイクバックすると、ラケットを最後まで引き終わらなくてもスイングに入れます。

スマッシュのテイクバックを打点から逆算してとってみる

2018年12月12日

身体が横に向けられないときの対処法

生徒さん
ロブが上がってスマッシュを打つとき、身体を横に向けられない…どうしたらいい?

身体を正面に向けたままスマッシュを打ってしまう場合は、下記の3つを意識してみてください。(右利きの場合です。)

  • コンチネンタルグリップ
  • クローズドスタンス
  • 伸ばした左腕の左側からボールを見る

詳しくは、下記の記事をご確認ください。

テニスのスマッシュで体を横に向ける3つのポイント

2018年6月25日

スイング

スマッシュのスイングは、身体の回転・上腕の内旋・前腕の回内を組み合わせて行います。

腕の動きについては、インパクトに向かって腕が伸びながら、うちわを扇ぐようにラケットヘッドが回ります。

リョウジ
最初はラケットを短く持ってスマッシュ練習すると、上腕の内旋と前腕の回内ができているかわかりやすいです。

最初は、ボールをフラットにとらえてスマッシュ練習しますが、ネットから離れてもコントロールできるように、回転をかける技術も身につけたいところです。

テニスのスマッシュで回転をかける技術をマスターせよ!

2018年12月19日

【テニスのネットプレー】応用ショット【まとめ】

この章では、ネットプレーの応用ショットを紹介します。

  • ローボレーとハイボレー
  • 正面に来たボールの対処法
  • アングルボレー
  • ハーフボレー
  • グランドスマッシュ

ローボレーとハイボレー

ボレーは、いろいろな高さのボールを返球できないといけません。

そこで知っておきたいのが、ローボレーとハイボレーの打ち分け方法です。

ラケットと前腕の角度や肘の曲げ(肘は伸ばし気味にする)を維持することが条件になりますが、ラケットを下記のように準備すると打ち分けしやすくなります。

  • 【ローボレー】→ラケットを横
  • 【ハイボレー】→ラケットを縦

ローボレーとハイボレーのその他の違いも含めて、下記の記事にまとめています。

テニスのローボレーはラケットを横に、ハイボレーはラケットを縦にして打ち分けよう!

2019年1月6日

正面に来たボールの対処法

身体の正面にボールが来た場合、普段のフットワークでボレーすることはできません。

正面に来たボールの返球方法は、そのときの状況によって変わってきます。

  • 【ラケットワークだけで返球する場合】
    →バックボレーで合わせる
  • 【1歩動く余裕がある場合】
    →軸足をボールから遠ざけるように引く
  • 【十分に動く余裕がある場合】
    →ボールの横側に回り込む

詳しくは、下記の記事にまとめています。

テニスのボレーで、身体の正面にボールが来たときの対処法

2018年9月21日

アングルボレー

アングルボレーは、サービスラインより手前のサイドライン方向に角度をつけて打つボレーのことです。

角度をつけてボレーするには、ボールの入射角と反射角を考えてラケット面を作りますが、下記2点に気をつけると比較的簡単にアングルボレーが打てます。

  • 【打つ前の準備】
    →両腕を前に伸ばし「前ならえ」をする
  • 【角度のつけ方】
    →思いきってボールの外側をとらえてみる

詳しくは、下記の記事でアングルボレーの打ち方とコツをまとめています。

テニスのアングルボレーの打ち方とコツ

2018年5月26日

ハーフボレー

ハーフボレーは、ボールがバウンドした直後に返球するボレーです。

ハーフボレーを打つときは、下記の3つに気をつけるとうまく打てます。

  • ラケットを打点に用意する
  • ボールの落下地点に入る
  • 「トトン」のタイミングでボールをとらえる

また、難しいのがローボレーとハーフボレーのどちらで返球するかの判断です。

ハーフボレーに関しては、下記の記事でまとめています。

テニスのハーフボレーのコツをつかんでネットプレーを強化しよう!

2018年5月23日

グランドスマッシュ

グランドスマッシュは、どちらかというとネットプレーよりベースライン付近にいるときに使うショットですが、スマッシュの応用ショットとしてここで紹介します。

グランドストロークで打ちづらい高さのボールが来ても、グランドスマッシュが打てれば楽に返球できます。

ネットから離れた位置からのスマッシュは難しいと思うかもしれませんが、打点を右にとりスライス回転をかければ割とコートに入ってくれます。(右利きの場合。)

リョウジ
難しいところを狙わなければですが…サービスボックスを狙うサーブに比べたら、かなりアバウトに打ってもコートに入るはずです。

また、グランドスマッシュは1バウンドしてから打つので、比較的タイミングがとりやすいです。

高いロブをとらえるスマッシュのほうが、はるかにタイミングが難しいです。

グランドスマッシュを練習する機会は少ないかもしれませんが、スマッシュやサーブ練習で下地はできています。

積極的にグランドスマッシュを打てば、どれくらいの高さで打てばいいかもつかめ、実戦で使えるようになるはずです。

グランドスマッシュは、下記の記事にまとめています。

テニスのグランドスマッシュはサーブやスマッシュより簡単なの?

2019年1月1日

最後に…

ネットプレーで使うボレーとスマッシュの基本的な打ち方から応用ショットまでまとめて解説しました。

ボレーとスマッシュの打ち方については、気をつけるべき点とどのように取り組めばいいかを説明しました。

ネットプレーの応用ショットについてはザッと解説したので、それぞれに用意されている関連記事を読んでいただければ理解が深まると思います。

ネットプレー上達のヒントになれば幸いです。