こんにちは、リョウジです!
テニスを長く楽しむために、あらかじめ知っておきたい心構えや技術的なコツがあります。
テニスで迷っているときや困っているときに、それらがヒントとなり、その先へ導きます。
テニスと出会ってもうすぐ30年くらいになりますが、本当にいろいろなことがありました。
ケガで苦しみ、テニスなんてもうやめてしまおうと離れたしまった時期…
テニスがうまくなりたい一心でテニス業界に携わりましたが、一向に上達せず自信を失っていた日々…
それでもテニスをすれば、「テニスがやっぱり好きだ」と何度も何度も気付かされました。
この記事では、わたし自身がテニスを通して学んだマインドとテクニックを集めました。
過去の自分がもっと早くこれらを知っていれば、もっと上手にテニスと向き合えたのではと思っています。
- テニスで知っておきたい事実がわかる
- テニスで遭遇した壁を乗り越えるヒントがわかる
- テニスの上達を左右する技術的なコツがわかる
立ち止まってしまっても乗り越えられる考え方と上達を妨げないテクニックを知り、今より楽しくテニスと向き合いましょう!
テニスを長く続けるために知っておきたい【マインド】
テニスをやるうえで、知っておきたい考え方を下記に集めました。
- テニスは独学できるのか
- テニスで健康になれるのか
- テニスは何度も絶望する
- テニスがつまらないときの対処法
- テニスがうまい人とうまくない人の違い
- テニスが変わるターニングポイントはいつ来るか
テニスは独学できるのか
テニスって独学でできるようになるの?なるなら、テニススクール行くよりそっちのほうがいいんだけど。お金もかからないし…
テニスをやれる環境を一気に整えられるテニススクールは、お金を払ってでもオススメできる選択肢です。
また、部活やサークルなど、テニスができる環境に身を置くのも1つの手です。
それでもテニスを独学でやってみたいという人のために、「何をしたらいいか」と「どんなことに気をつけたらいいか」をまとめてみました。
テニスで健康になれるのか
テニスって健康にいいんだよね!
半分は正解で、半分は間違っています。
「テニスというスポーツは健康にいい」とよくいわれますが、実際に長くテニスをしている人を見るとどうでしょうか?
どこかしらにサポーターをつけているかと思います。
また、両肩のラインが傾いてはいないでしょうか?
テニスは身体の一部を酷使し、さらにアンバランスな姿勢(右利きなら右肩が落ちた状態)になっていきます。
健康目的でテニスをするなら、身体のケアも同時に考えないといけません。
テニスは何度も絶望する
今まで負けたことのない相手に負けてしまった。何がダメだったんだろ?
楽しいはずのテニスの時間が、いつしか苦痛に感じる瞬間がそのうちやってきます。
多いのが、他人との比較です。
テニスに限らずですが、「なんて自分はダメなんだろう…」と思うときは何度も何度もやってきます。
そのたびに思い出してほしいことがあります。
テニスがつまらないときの対処法
なんだか最近テニスがつまらないな…
そんなときもあるかと思います。
ただ、長い時間この状態が続くなら、何かしらのアクションを起こすべきです。
わたし自身の経験も踏まえて、対処法をまとめてみました。
テニスがうまい人とうまくない人の違い
テニスがうまい人とうまくない人は何が違うのかな…?
ボールを打っている数が圧倒的に違うということもありますが、実際に観察してみると下半身の使い方に大きな違いを感じます。
ここを改善できれば、それだけでテニスはもっとうまく見えるはずです。
テニスが変わるターニングポイントはいつ来るか
テニスが急に変わるターニングポイントってあったりするの?
わたし自身のターニングポイントは、過去2回ありました。
どちらも量を積むことで、気が付いたらテニスが変わっていたと実感しました。
もしもテニスが停滞しているなら、意識的に下記の記事の内容を取り組んでみてください。
テニスを長く続けるために知っておきたい【テクニック】
ここからは、テニスで知っておきたい全般的なテクニックを紹介します。
- ボール出しの方法
- ボール以外に見るもの
- ボールとの距離のとり方
- フォームよりコントロール
- インサイドアウトとアウトサイドイン
- 各ストロークの折り返し地点
- ラケットを引き終わるタイミング
- ラケットヘッドが暴れるときの対処法
- ボールがアウトする原因
- ボールをフラットで打つ方法
- プロテニス選手のすべてを真似するのは危険
ボール出しの方法
そういえば、ボール出しの方法をちゃんと教わったことがないな…
相手が打ちやすいボール出しはコンチネンタルグリップで行いますが、ちゃんと教わったことのない方も多いと思います。
グランドストロークの練習として、自分でワンバウンドさせて打つドリルもあるくらいなので、フォアハンドストロークのグリップが1番ボール出ししやすいかもしれません。
わたし自身、コンチネンタルグリップでのボール出しをちゃんと練習したのはテニスコーチの研修中でした。
下記の記事で、覚えておきたいボール出しの方法を4つ紹介しています。
ボール以外に見るもの
うまくボールに入れていない…もっとボールに集中しなきゃ!
そんなふうに思ったことはないですか?
もしくは、コーチに「ちゃんとボールを見て!」と言われたことはないですか?
わたしも若いころはそんなふうに思ったり、言われたりしながらテニスをしていました。
しかし、それが逆に自分の上達を遅らせていた原因なのではないかと今では思っています。
「ボールしか見ない」と視野が狭くなり、多くの情報を見逃してしまいます。
ボールとの距離のとり方
ボールとの距離がうまくとれない…どんなことに気をつけたらいいんだろう?
初心者のうちは、ボールとの距離がなかなか合わず苦しみます。
ボールとの距離を合わせるためには、ボールの弾道を先読みする必要があるからです。
これは、テニスの経験値がないと難しいです。(他の球技の経験値があれば、多少楽になるとは思いますが。)
そのうえで、3つのことを意識するとボールとの距離がとりやすくなります。
フォームよりコントロール
肘はこう動かして、手首はこうで、ラケットヘッドを落とさずに…
飛んでいったボールには目もくれず、自分のフォームばかりを気にしている方はいませんか?
かつてのわたしがそうでした。
形ばかりで、中身がともわない状態でした。
変なクセがつく前にフォームを改善することも必要ですが、不自然になるほどフォームを気にするのはよくありません。
ボールを打つときは、自分が狙ったところに対してどれだけ誤差が出たかを毎回フィードバックすることで精度が上がっていきます。
ターゲットを設定するときの注意点も含めて、下記の記事にまとめました。
インサイドアウトとアウトサイドイン
スライスを習ったら、普段のストロークがおかしくなった…どうしよう?
普段のストロークとスライスがごちゃまぜになると、どちらかのスイングがおかしくなり、今までのように打てなくなります。
そうならないために、はっきりと回転を使い分ける必要があります。
ボールにトップスピンをかけるときのスイングと、ボールにアンダースピンをかけるときのスイングにです。
また、それぞれのスイング軌道には特徴があります。
トップスピンをかけるときは「インサイドアウト」のスイング、アンダースピンをかけるときは「アウトサイドイン」のスイングです。
詳しくは、下記の記事にまとめています。
各ストロークの折り返し地点
ラケットをどうテイクバックしたらいいかな?肘からがいいか、それとも…
多くの方がどうテイクバックするべきかにこだわります。
わたし自身もそこに多くの時間を費やしました。
そのため、いつまで経ってもボールをうまくコンタクトできるようになりませんでした。
優先順位としては、どうテイクバックするかより、テイクバックしたところからどうスイングするかです。
そのためには、各ストロークの折り返し地点を知り、そこからボールを打つ練習をオススメします。
テイクバックの仕方は、その後考えればいいことです。
ラケットを引き終わるタイミング
ラケットっていつ引き終わるのがいいのかな?
ラケットをタイミングよく引き終わって、タイミングよく振り始める…
これが理想だと思います。
自分のリズムで打てるサーブならいいですが、他のショットでは難しいかもしれません。
相手のボールが予測どおりに飛んでこなかったり、風やイレギュラーバウンドしたときに、はたして対応できるでしょうか?
そういった誤差も考えると、ラケットを引き終わるタイミングは通常より早いほうが対処しやすいはずです。
ラケットヘッドが暴れるときの対処法
ラケットヘッドが暴れて、ボールが思った方向に飛んでいかないんだけど…
ボールをインパクトする前に、ラケットヘッドがグリップを追い越し、打つ方向がずれてしまう…
そんな悩みを抱えている方もいるかと思います。
軽くて短いジュニア用ラケットで打ってみると、ラケットヘッドやラケット面をコントロールでき、スイングが安定しやすいです。
とはいえ、それだけのためにジュニア用ラケットを購入するわけにもいかないので、普段使っているラケットを短く持ってみることをオススメします。
ボールは飛ばなくなりますが、ラケットやボールがコントロールしやすくなるはずです。
ボールがアウトする原因
またアウト…なんでなんだ?
アウトする原因がわかっていたら、次から修正すればいいだけですが、原因が1つとはかぎりません。
いろいろな視点からアウトする原因を考えてみました。
思い当たるものをつぶしていけば、アウトする回数が大幅に減るはずです。
ボールをフラットで打つ方法
トップスピンがかかりすぎて、当たりがかすれてしまう…どうしたらいいの?
トップスピンがかからないで悩んでいる方もいれば、トップスピンがかかりすぎて悩んでいる方もいます。
特にグランドストロークを厚いグリップで打っている方は、スピン過多になりがちです。
下記の記事で、フラットで打つ方法や練習方法についてまとめています。
プロテニス選手のすべてを真似するのは危険
どう?今のオレ、フェデラーそっくりでしょう!
本当にテニスがうまいそっくりさんもいますが、中身がともなわず形だけを真似している場合も多いかと思います。
わたしもそうでしたので…
プロテニス選手のすべてを真似する危険性、そして何を真似するべきかを下記の記事にまとめています。
最後に…
以上、テニスを長く楽しむために知っておきたい【マインドとテクニック】でした。
わたし自身の経験が、これからテニスを始める方やテニスで悩んでいる方のヒントになれば幸いです。
テニスの基礎知識に関する記事を集めました!
テニスを長く楽しむために知っておいたほうがいい「心構え」とか「コツ」とかあるの?