テニスで各ショットの折り返し地点はどんな形か考える

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こんにちは、リョウジです!

テニスの各ショットを折り返し地点で分けてみるメリットについて、以前書きました。

テニスの各ショットを折り返し地点で分けてみる

2018年10月13日

ショットを折り返し地点から開始することで、動いているボールにスイングが合わせやすくなります。

各ショットを折り返し地点から練習する場合、どんな形でスタートすべきかを、右利きの場合で考えたいと思います。(左利きは左右が逆になります。)

フォアハンドストローク

フォアハンドストロークの折り返し地点は、テイクバックの完了したところです。

スクエアスタンスをあらかじめとっておきます。

グリップを持っている右手が1番後方にあるときです。

左腕が打つ方向の右に伸びて、もっとも左肩が入っている状態です。

折り返し地点からやるべきことは、ボールとの距離を合わせながらスタンスを決めて、スイングすることです。

フォアハンドストロークは、グリップの握り・テイクバック・スタンスなど自由度が高いです。

そのため、折り返し地点までの習得も折り返し地点後の習得も時間がかかります。

バックハンドストローク

バックハンドストロークの折り返し地点は、テイクバックの完了したところです。

両手打ちバックハンドストロークは、スクエアスタンスをあらかじめとっておきます。

片手打ちバックハンドストロークは、クローズドスタンスをあらかじめとっておきます。

グリップを持っている右手が1番後方にあり、もっとも右肩が入っている状態です。

折り返し地点からやるべきことは、ボールとの距離を合わせながらスタンスを決めて、スイングすることです。

バックハンドストロークは、フォアハンドストロークより使う頻度が低いです。

そのため、折り返し地点までの習得には時間がかかります。

バックハンドストロークは、フォアハンドストロークに比べれば、グリップ・テイクバック・スタンスなどの自由度が低いです。

選択肢が少ないため、繰り返し練習すれば、フォアハンドストロークより早く折り返し地点後の習得ができます。

フォアハンドボレー

フォアハンドボレーの折り返し地点は、ラケットセットしたところです。

軸になる右足を右斜め前に1歩出します。

右足のつま先は、右斜め前45度を向きます。

右膝を適度に曲げて、体重を右足の上に乗せます。

左足かかとが地面から浮いた状態になります。

右股関節を内側にひねり、半身になります。(骨盤より上を斜めにした姿勢。)

ラケット面を打つ方向に向けて、打点の高さに用意します。

折り返し地点からやるべきことは、左足を踏み込みながらラケットでボールをとらえることです。

フォアハンドボレーは、バックハンドボレーより使う頻度が高いです。

そのため、折り返し地点までの習得は早いです。

しかし、上体が正面を向いていても横を向いていても打てるため、折り返し地点後の動きには注意が必要です。

バックハンドボレー

バックハンドボレーの折り返し地点は、ラケットセットしたところです。

軸になる左足を左斜め前に1歩出します。

左足のつま先は、左斜め前45度を向きます。

左足膝を適度に曲げて、体重を左足の上に乗せます。

右足かかとが地面から浮いた状態になります。

左股関節を内側にひねり、半身になります。(骨盤より上を斜めにした姿勢。)

ラケット面を打つ方向に向けて、打点の高さに用意します。

折り返し地点からやるべきことは、右足を踏み込みながらラケットでボールをとらえることです。

バックハンドボレーは、フォアハンドボレーより使う頻度が低いです。

そのため、折り返し地点までの習得がフォアハンドボレーより時間がかかります。

「ラケットセット + 軸足 + ターン」を素早くできるように、練習が必要です。

フォアハンドボレーと比べると、バックハンドボレーは力が入りにくいので、折り返し地点後の動きも反復練習が必要です。

スマッシュ

スマッシュの折り返し地点は、テイクバックが完了したところです。

スクエアスタンスより少しだけクローズドにスタンスをとります。

両肩と右肘が一直線になります。

右肘は90度まで曲がり、ラケットを立てます。

ラケット面は、打つ方向のを向くようにします。

左腕は伸ばしたまま、真上より打つ方向の右に少しだけ傾きます。

もっとも左肩が入っている状態です。

伸ばした左腕の左側からボールを見上げるようにします。

折り返し地点からやるべきことは、上に上がったボールとの距離を合わせながらスタンスを決めて、スイングすることです。

スマッシュは、スイング方向でボールの回転量の調節は必要ですが、グリップの握り・テイクバック・スタンスなどが決まってきます。

そのため、スマッシュの技術を正しく理解していれば、折り返し地点までの習得も折り返し地点後の習得も反復練習でよくなっていきます。

サーブ

サーブの折り返し地点は、トロフィーポジションです。

サーブでは、グリップの厚さ・スタンス・トスアップの方向・スイングの方向がセットです。

グリップがコンチネンタルグリップなら、クローズドスタンス・トスは横から・スイングは右上方向のセットです。

両肩と右肘が一直線になります。

右肘は90度まで曲がり、ラケットを立てます。

左腕は伸ばしたまま、真上より打つ方向の右に少しだけ傾きます。

もっとも左肩が入っている状態です。

伸ばした左腕の左側からボールを見上げるようにします。

そして、身体全体で右肩を下げて、左肩を上げます。

両膝が曲がり、両足のかかとが地面から浮きます。

折り返し地点からやるべきことは、トロフィーポジションからラケットをスイングして打つだけです。

実際に折り返し地点から練習するときは、ラケットをテイクバックしたところからスタートします。

トスアップをしながら、身体全体で両肩のラインを傾けて、トロフィーポジションをとります。

そして、ラケットをスイングします。

折り返し地点からは、トスとスイングを練習します。

スイングには、回転量の調節がともないます。

折り返し地点までは、重心移動・テイクバック・フットワークなど自分に合った方法を見つけるまでが大変です。

そもそもトロフィーポジションをとるのが難しい。

自分のペースで打てるとは言え、サーブは折り返し地点までの習得も、折り返し地点後の習得も、時間がかかります。

以上です。

折り返し地点から練習するときの参考になればうれしいです。