テニスのグリップの握り方で知っておきたいことまとめ




こんにちは、リョウジです!

テニスの実用書を読むと、それぞれのグリップの握り方と名称が書いてあります。

テニスを始めたころは、それだけ知っていれば十分です。

ただ、テニスを続けていると、テニスの実用書には書いていないグリップの握り方の疑問がいろいろと出てきます。

グリップの握り方の中では、その疑問は細かい枝葉の部分に当たるかもしれませんが、知っていればよりスムーズに自分の理想の握り方にたどりつけます。

下記の内容が、グリップの握り方で迷っている方の参考になればうれしいです。

グリップの基本的な握り方と名称

手のひらの斜めの線(人差し指の付け根と小指側の手のひらの下の部分を結ぶ線)がグリップのどの面に合わせるかでグリップの握りを分けます。

  • コンチネンタルグリップ  → グリップの2の面に合わせる
  • イースタングリップ    → グリップの3の面に合わせる
  • セミウエスタングリップ  → グリップの4の面に合わせる
  • ウエスタングリップ    → グリップの5の面に合わせる
  • バックハンドイースタン   → グリップの1の面に合わせる
  • バックハンドセミウエスタン → グリップの8の面に合わせる
  • グリップの基本的な握り方
  • 薄いグリップと厚いグリップの意味
  • テニススクールで最初に教わるグリップの握り方

上記3つについては、こちらの記事をご覧ください。

テニスを始めるときに知っておきたいグリップの握り方と名称について

2018年7月18日

「V字で分ける握り方」と「手のひらの斜めの線で分ける握り方」のズレ

人差し指と親指が作るV字でグリップの握り方を分ける方法もあります。

テニスの実用書や雑誌にもよく掲載されているポピュラーなグリップの握り方です。

下記のグリップだとこんな感じです。

  • コンチネンタルグリップ → V字がグリップの8の面と1の面の間の角にくる
  • イースタングリップ   → V字がグリップの1の面にくる
  • セミウエスタングリップ → V字がグリップの2の面にくる
  • ウエスタングリップ   → V字がグリップの3の面にくる

コンチネンタルグリップ・イースタングリップ・セミウエスタングリップはわずかな握りの差で、細かく分かれています。

V字で考えると、コンチネンタルグリップで握っているつもりが、実はイースタングリップになっていたりすることが起こります。(特にサーブやフォアボレーで。)

ウエスタングリップはV字がどこにくるかより、ラケットを地面において上からわしづかみに握るグリップと書いてある場合が多いです。

実際に握り比べるとわかるのですが、「V字で分ける握り方」と「手のひらの斜めの線で分ける握り方」では、同じグリップ名称でも握る厚さにズレが出ています。(握る厚さにズレがないのは、コンチネンタルグリップくらい?)

同じグリップ名称でも握る厚さにズレが出ることは、テニス指導者向けのサイト「テニス指導者.com~知識を知恵に変える~」グリップの考察に詳しく書いてあります。(勉強になりました!)

なので、テニス経験者の方は、自分のグリップの握り方がどの握りに近いのかその握り方の特徴を抑えておけばいいかと思います。

テニスをしていると、最初に教わったグリップの握り方から自分に合うオリジナルな握り方に変わっていきます。

うまく打てない原因がグリップにあるときだけ、グリップの基本的な握り方に帰れば大丈夫です。(打点とスイングに対してグリップがマッチしていない場合やサーブを厚いグリップで打っていて伸び悩んでいる場合など。)

適切なグリップサイズについて

適切なグリップサイズは、ショットや握り方によっても変わります。

コンチネンタルグリップで握るサーブ・スマッシュ・ボレーは、細いグリップのほうが振りやすい傾向があります。

グランドストロークでは、太めのグリップのほうがリストを固めやすくショットが安定します。

手の中でグリップを斜めに長く握る場合は、太めのほうが握りやすいです。

逆に、手の中でグリップを短く握るハンマーグリップでは、細めのほうが握りやすいです。

適切なグリップサイズについては、下記の記事をご覧ください。

テニスのラケットの適切なグリップサイズについて考える

2018年7月15日

ハンマーグリップの握りはよくないというけど本当?

ハンマーグリップは、トンカチを使うときの握り方です。

グリップを手の中で短く持っていて、しかも人差し指が機能していないため、ラケット面が安定しづらいとも言われています。

手のひらでグリップを斜めに長く握る基本的な握り方とハンマーグリップの1番の違いは、ラケットと前腕が作る角度が違うことです。

ハンマーグリップでは、ラケットと前腕が作る角度が90度に近くなりますが、この角度を生かせれば、このグリップを利用することに問題はありません。

特定のショットだけ、ハンマーグリップを使用する方法もありかと思います。

ハンマーグリップについては、下記の記事をご覧ください。

テニスでハンマーグリップの握りはよくないと言うけれど本当?

2018年7月23日

フルウエスタングリップはどんなグリップ?

フルウエスタングリップは、ウエスタングリップよりさらに厚いグリップに位置づける方もいれば、ウエスタングリップと同意語として扱う方もいます。

フルウエスタングリップについては、下記の記事をご覧ください。

テニスのフルウエスタングリップはどんなグリップ?

2018年7月24日

エクストリームウエスタングリップってなに?

エクストリームウエスタングリップはどんなグリップでしょう?

エクストリームウエスタングリップは直訳すると極端なウエスタングリップです。

1994年のフレンチオープン男子シングルスで準優勝アルベルト・ベラサテギ(スペイン)が極端に厚いウエスタングリップで打っていたため、彼のフォアハンドストロークのグリップをエクストリームウエスタングリップと呼ぶようになりました。

エクストリームウエスタングリップについては、下記の記事をご覧ください。

テニスのエクストリームウエスタングリップってなに?

2018年7月25日

片手打ちバックハンドストロークのサムアップとは?

片手打ちバックハンドストロークのサムアップとは、親指を伸ばして、グリップを後ろから支える握り方です。

今はサムアップで握る方は少なく、この言葉自体あまり聞かなくなりました。

昔、わたしは片手バックハンドが得意なコーチにサムアップしたほうがいいと言われた記憶があります。(過去2人のコーチから言われました。言われたのは、20年前と10年前ですが…)

しばらく試してはみましたが、わたしにはバックハンドストロークを打つたびに親指を立てるのが手間に感じたのと、打ったときのフィーリングがどうも合いませんでした。

ラケット面は安定しますが、ラケットヘッドが走らず、振りにくい感じがしました。

気になる方は、サムアップのありなしでどう片手打ちバックハンドストロークが変わるか実際に試してみてください。

特にラケット面をうまく保てない方は、親指を立ててグリップを支える方法もあることを知っておいてください。(グリップを短く持つ方法もあります!)

両手打ちバックハンドストロークの右手のグリップについて

グリップの握りにバリエーションが豊富な両手打ちバックハンドストローク。

両手打ちバックハンドストロークを、利き手のグリップの握りで考えると3つに分かれます。

  • コンチネンタルグリップ
  • フォアハンドストロークのグリップ
  • バックハンドよりのグリップ

初心者であれば、利き手をコンチネンタルグリップにするのが無難ですが、合わない場合もあります。

テニスの両手打ちバックハンドストロークの利き手がコンチネンタルグリップの場合。

詳しくは、こちらの記事をご覧ください。

テニスの両手打ちバックハンドストロークの利き手のグリップについて

2018年7月28日

両手打ちでは両手をつけて握るべき?

両手打ちバックハンドストロークの両手をつけた持ち方と両手を離した持ち方

テニススクールでは、両手をつけてグリップを握ることを推奨しています。

グリップと手の接点を短くして、ラケットヘッドが加速しやすいスイングにするためです。

ですが、両手を離してうまく打っているのなら、直す必要はありません。

実際に打ってみるとわかりますが、両手を離して握ると、ラケット面を保ったままスイングしやすくなります。

それとラケットのヘッドとグリップの操作が両手でしやすくなります。

両手打ちバックハンドストロークの両手をつける持ち方のメリットと両手を離した持ち方のメリット

両手打ちグランドストローカーの順手と逆手について

テニススクールでは、フォアハンドストロークを片手で打てない子どもには、両手打ちで指導します。

【基本的な考え方】順手の両手打ちフォアハンドストローク

通常テニススクールでは両手打ちをフォアハンドもバックハンドも順手(右利きの場合、フォアハンドは右手が上で左手が下、バックハンドは左手が上で右手が下)で打つように指導します。

グリップチェンジするときは、両方の手を空中で上下に入れ替える必要があります。

ゆくゆくは、フォアハンドストロークを片手打ちに変更する子どもがほとんどなので、グリップチェンジの手間は右手のみに減ります。(右利きの場合。)

【もう1つの考え方】逆手の両手打ちフォアハンドストローク

通常テニススクールでは、両手打ちをフォアハンドもバックハンドも順手で打つように指導しますが、もう1つの考え方があります。

両手打ちフォアハンドストロークを逆手(右利きの場合、フォアハンドは左手が上で右手が下)で握る方法です。

両手打ちを逆手で握るメリットは、下記のとおりです。

  • グリップチェンジが必要なく、フォアハンドもバックハンドもすぐ打てる。
  • フォアハンドストロークを片手打ちに移行するときはグリップの上に握っている左手を外すだけで済む。

中には両手打ちの安定感を好み、そのままフォアハンドストロークを両手で打ち続ける生徒さんもいます。

女子のフォアハンドとバックハンドを両手で打っているプロ選手は、フォアハンドストロークを逆手で握って打つプレーヤーが多いようです。

グリップは長く持つ?短く持つ?

グリップは長く持ったほうがいいのか、短く持ったほうがいいのか。

グリップを持つ場所に正解はありません。

持ちやすい長さでグリップを持てばOKです。

しかし、グリップを長く持つか短く持つか、それぞれの特徴を知っておいて損はありません。

それぞれの特徴を理解した上で、どちらが合うか試したり、状況やショットによって使い分けることをオススメします。

詳しくは、下記の記事をご覧ください。

テニスでグリップは長く持つ?短く持つ?どっちが正しい?

2018年7月29日

最後に…

上記のようにグリップの握り方には、さまざまな考え方や方法があり、正しい答えがあるわけではありません。

それぞれの握り方にはメリット・デメリットがありますので、自分のテニスに1番しっくりくる握り方を見つけてみてください。

グリップの握り方も個性の1つです!