テニスのラケットの適切なグリップサイズについて考える




テニスのラケットの適切なグリップサイズについて考える
テニスのラケットの適切なグリップサイズについて考える

こんにちは、リョウジです!

現在、日本のラケットの標準グリップサイズは、1番需要があるグリップ2です。

テニススクールにある試打ラケットも、ほとんどがグリップ2です。

ラケットキャンペーンを行うと、メーカーが出庫する試打ラケットもグリップ2です。

適切なグリップサイズは、単純に打ったときにフィットするものを選べばいいのですが、比較するものがないと自分に合っているかどうかわかりづらいです。

グリップの太さを変えるとどうなるかと適切なグリップサイズについて書きたいと思います。

グリップサイズの表示はどういう意味なの?

グリップサイズの数字の意味は、下記のようになります。

グリップ0 → グリップの外周が4インチ
グリップ1 → グリップの外周が4と1/8インチ
グリップ2 → グリップの外周が4と2/8インチ
グリップ3 → グリップの外周が4と3/8インチ
グリップ4 → グリップの外周が4と4/8インチ

長さは下記を参考にしてみてください。
1インチ = 25.4mm
4インチ = 101.6mm
1/8インチ = 3.175mm

グリップ0は、ジュニアラケットのグリップサイズで使われています。

軽量ラケットはグリップ1〜2、重量ラケットはグリップ2〜4くらいのサイズにしぼって展開する場合が多いです。

グリップが太いとどうなる?

グリップが太いと、手の中でグリップが回らず、ラケットがブレません。

ボールがラケットのオフセンター(スイートスポットの外)でとらえても、ラケット面がブレずに済みます。

ちょうどネジをドライバーで回すとき、握るところが太い方が力を加えられ、回しやすいのに似ています。

グリップが太いデメリットは、グリップチェンジがしづらいことや手首がいい意味でも悪い意味でも使いにくいことです。

昔は、リストをこねないようにグリップを太くして、手首を固定することを推奨していました。

わたしが高校生の時は、大好きだったマイケル・チャン選手(今は錦織圭選手のコーチ)を真似して、同じグリップ4を使っていました。

私は身長が低いですが、手は大きかったのでグリップ4でも問題ありませんでした。

グリップが細いとどうなる?

グリップが細いと、リストワークが使いやすく、グリップチェンジもしやすくなります。

特に、サーブやスマッシュなどのオーバーヘッド系のショットで、リストワークに制限がかからないのはありがたいです。

グリップが細いデメリットは、グリップを強く握りしめないとボールの勢いに負けて、グリップが手の中で回ってしまいます。

細いグリップは、強い握力が必要になります。

とはいえ、ラケットの進化により、昔より軽いラケットでもボールに負けなくなり、それにともないグリップが細くてもグリップを握りしめる力が以前より必要なくなりました。

昔より細いグリップが好まれるようになったのは、そのためです。

ただし、非力な方が細すぎるグリップで打ち続けると、テニスエルボーになる可能性があるので要注意です。

細いグリップはコンチネンタルグリップのように、フレームを上からつまむような薄いグリップと相性がいいです。

適切なグリップサイズの探し方

グリップを握る指先と親指の付け根の間に人差し指ー本が入るくらいがちょうどいいと、昔からよく言われていました。

適切なグリップの太さを探すには、実際に違う太さのグリップを打ち比べてみるのが1番いいとわたしは思っています。

グリップの太さの違いを打ち比べる機会はあまりないかもしれませんが、友達やスクールに違うサイズがあれば、1度試すことをオススメします。

わたしは自分にもっとも合うグリップのサイズが知りたくて、メーカーや機種、重さはそろえることができませんでしたが、グリップ1から4まで全部試して決めました。

グリップサイズの試打結果(わたしの場合)

グリップ4のラケットは、幸運のことに長い期間借りる機会がありました。(高校生のときもグリップ4を使っていましたが…)

グリップは太いほうがいいと言われ、その言葉を信じて使い続けました。

次第に、テニスがうまくならないのはグリップの太さのせいなのでは?と疑うようになっていきます。(そんなわけはないのですが…)

あるとき、フェデラー選手やナダル選手がグリップ2のラケットを使っていると聞きました。

185cmの選手がグリップ2を使っているなら、自分はより細いグリップがいいのでは?と大きな勘違いをして、グリップ1の中古ラケットを購入しました。

グリップ4からグリップ1に変わったので、さすがに合いませんでした。

グリップを握りしめて、手のひらが痛くなったのを覚えています。

中古ラケットで安く買ったので、被害は最小限(?)で済みました。

その後、同じラケットでグリップ2とグリップ3を同時購入して、どちらが自分に合うかを打ち比べます。

両方のラケットを使いながら打ち比べた結果、わたしにはグリップ2が1番気持ちよく感じました。

握りに余裕がある(手の中に遊びがある)グリップ2が、自分には合っているようです。

グリップを手の中で包み込み、小指で1番太いグリップエンドを握ります。

1番スムーズにグリップチェンジできるのも、わたしの場合グリップ2です。

自分にとって握りやすいグリップの太さを見つけた結果、グリップの太さがいつもと違うと気持ち悪く感じるようになりました。

グリップの握る場所によっても適切なグリップサイズは変わる

グリップエンドの太い部分に小指をかけると、細めのグリップでもラケットは回らずに打てます。(グリップを長く持つ場合です。)

小指がグリップエンドの太い部分より上で握っている場合、グリップの握りは弱くなり、太いグリップにしないとラケットは回ってしまいます。(グリップを短く持つ場合です。)

ハンマーグリップにすると適切なグリップサイズは変わる

グリップの適切な太さは、握り方によっても変わってきます。

手のひら全体を使ってグリップを握るのか、人差し指から小指の付け根を中心にして握るのか(ハンマーグリップ)によっても適切なグリップの太さは変わってきます。

ハンマーグリップのほうが細いクリップに合います。

ショットによっても適切なグリップの太さが違う

サーブやボレーを打つときのグリップと、グランドストロークを打つときのグリップでは、グリップの握り方が違います。

ちょうどいいグリップの太さは、ショットによっても違っていたりします。

その場合、どのショットを基準にしてグリップの太さを合わせるか決めないといけません。

メーカーやラケットの種類によってもグリップの形状が違う

グリップの外周が同じでも、メーカーやラケットの種類によって、グリップの形状が違ったりします。

メーカー独特のグリップ形状があったり、正八角形に近いグリップや扁平のグリップが存在します。

各メーカーのグリップサイズの特徴を知りたい方は、Tennis Collection HOWDY(テニスコレクション ハウディ)さんの「各社グリップサイズの特徴」の記事がわかりやすいです。

メーカー別のグリップの特徴と寸法が詳しく記載されています。

ラケットを買い替えるときは、グリップがフィットするか確認してみてください。

その他注意点

グリップの太さを比べるときは、普段と同じく1枚グリップテープを巻いた状態で試したいです。

また、ラケットを使い続けるとリプレースメントグリップ(元々のグリップ)が握りつぶされて、細くなってしまいます。

適切なグリップの太さを保つため、つぶれているようだったらリプレースメントグリップを交換しましょう。

最後に…

最初は、標準のグリップ2をベースにして、手の大きさやグリップを握ったときに人差し指1本が入るくらいの大きさかで選べばいいかもしれません。

手のひらは、グリップの太さに合わせて握るよう順応します。

グリップはラケットと手のひらをつなぐ大事な接触部分なので、最終的には自分の手のひらにとって、1番気持ちのいいグリップの太さを見つけ出してあげたいです。