テニスのラケットの重さを変えるとどうなるの?わたしの実験結果でわかったこと

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過去のリョウジ
ラケットの重さを変えるとどうなるの?

こんにちは、リョウジです!

ラケットを購入するときに、絶対にはずせない要素の1つがラケットの重さです。

テニスのラケットの重さが自分に合っているか確認してみよう!

2018年6月19日

身体の大きさ、身体能力、スイングスピード、普段どんな相手とテニスをしているかなどによって、適切なラケットの重さは変わります。

過去のリョウジ
ラケットを選ぶとき、自分にとって適切な重さを探すだけでいいのか?

今は、ラケットの重さを選べる時代です。

ラケットの重さを変えるとどうなるか、わたしは気になり、実際に試すことにしました。

わたしが検証したときに感じたことを書いておきます。(テニス日記で付けていたラケットの感想から引っ張ってきました。)

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超軽量ラケット【260g前後】

試したラケットは、ジュニアや女性向けと言われるものです。

300gの黄金スペックのラケットを、軽くしてバランスポイント(重心)をヘッドよりにした仕様です。

過去のリョウジ
ラケットの重さによる振りにくさから解放され、気持ちよくボールが打てる。
過去のリョウジ
すべて思いっきりスイングできるのは爽快!
過去のリョウジ
振り始めが遅れても、ラケットが軽いからスイングスピードを上げて間に合わせることができる。ボールを打つタイミングは融通が利く。

これからはラケットの軽さが武器になると感じました。

ここからはデメリットについてです。

過去のリョウジ
ゆっくり振るとラケットに重さがないので、ボールが飛ばない。
過去のリョウジ
アプローチショットで、丁寧に打つとボールに威力がまったく出ない。
過去のリョウジ
相手によって手加減して打ちたくても手加減できない。

超軽量ラケットは、常に一定のスイングスピードを要求されます。

また、この軽さだとポリエステルのストリングは衝撃が大きく、ボールが飛ばなくなるので使えないです。

素材がナイロンでマルチフィラメント構造のストリングで反発力が高いものが合うように感じました。

超軽量ラケットは、手加減してボールを打つ必要がない、攻撃的なショットを打ち続けるテニスに合う重さでした。

軽量ラケット【280g前後】

過去のリョウジ
とにかく楽にテニスができる重さ。
過去のリョウジ
ほどよい重さなので、ラケットの操作性もボールの飛びもいい。
過去のリョウジ
スイングスピードを上げても下げてもコントロールできる快適感があった。
過去のリョウジ
ラケットの重みではなく、ラケットの性能でボールが飛んでいく感じだった。

特に大きな欠点も見当たらず、快適にテニスができていたので、実はこの重さが自分に合っているのではないかと思ったくらいです。

1年間くらいこの重さでテニスをしていました。

使い続けるうちに1点だけ気になることが出てきました。

過去のリョウジ
速いサーブがくると、リターンでボールが軽くなってしまう…

特にダブルスでリターンをするとき、それは顕著に現れ、相手のポーチの餌食になりました。

280g前後のラケットだと、細いゲージ(1.20くらい)のポリエステルがギリギリ使える感じでした。

テクニファイバーのX-ONEのような柔らかいナイロンマルチフィラメントが、この重さのラケットの性能を最大限引き出せるかと思います。

標準ラケット【300g前後】

普段わたしは、300g前後のラケット縦横ともに細いポリエステルのストリングを張っています。

1年間くらい軽量ラケットを中心に試した後、再び300g前後のラケットに戻ったときの感想です。

過去のリョウジ
280g前後のラケットのような快適感はなかったが、ラケットの重みを使ってボールが打てた。
過去のリョウジ
280g前後のラケットより重いボールを打てるような気がした。
過去のリョウジ
入れにいくためゆっくり振ったとき、280g前後のラケットでは手打ちになっていたが、300g前後あるとスムーズにラケットの重みでスイングできた。
過去のリョウジ
280g前後のラケットではアウトしてしまうボールも、300g前後の重さがあるとコートにストンと落ちてくれ、コントロールの部分で安心できた。

ラケットの重みを利用しつつ、ボールをコントロールすることを優先すると、300g前後に落ち着きます。

わたしは、ポリエステルストリングのもっちりとした打感が好きです。

ポリエステルストリングは反発力が低いですが、ラケットに300g前後の重さがあると、重みでボールが飛んでくれます。

重量ラケット【315g前後】

過去のリョウジ
ラケットが鋭く振れず、スイングスピードが上がらない。
過去のリョウジ
コースの打ち分けがしづらい。
過去のリョウジ
浅くなったボールがきたとき、相手をしとめることができない。

280g前後の軽量ラケットは1年間使い続けました。

同時並行して265g前後の超軽量ラケットも半年くらい試しました。

しかし、315g前後のラケットは、2日くらい試したら、もう耐えられなくなり、それ以上使い続けることができませんでした。

メリットをしいて挙げれば、下記のようになります。

過去のリョウジ
タイミングが合えば、ラケットの重さでスピードボールに負けない。ボールの衝撃がこない。
過去のリョウジ
ボレーはボールに合わせるだけで飛んでくれる。

若い頃は、ずっと315gのラケットを使っていましたが、軽いラケットに慣れてしまったためか、この重さに大きなメリットを感じなければ戻れそうもありません。

わずかな重さの差ですが、実際にテニスをして比べると、驚くほど違いが出てきます。

以上、「テニスのラケットの重さを変えるとどうなるの?わたしの実験結果でわかったこと」でした。

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