- シューズの選び方を知りたい
- シューズの購入で失敗したくない
- 手間をかけずにシューズを購入したい
こんにちは、リョウジです!
シューズの購入を迫られたとき、上記のように思ったことはないですか?
テニスでラケットやストリングと並んで購入を考えないといけないのが、テニスシューズです。
もし、シューズを適当に選んでしまうと、買い直す羽目になったり、最悪ケガにもつながります。
わたし自身、テニスシューズに関する知識がろくになかったせいで、いろいろと失敗してきました。
メーカーの形が合わなかったため、適正サイズより1.5cm以上大きいシューズを使い続けたり、扁平足のままテニスをし続けてかかとが痛くなってしまったり…(そのときは足底筋膜炎で半年間テニスができませんでした。)
そんな失敗をしてきたので、シューズを購入するときは人一倍気を使ってきました。
今では、自分に合ったシューズを手間をかけずに購入できています。
この記事では、わたしの実体験で得た「テニスシューズの選び方」を解説します。
この記事を読むことで、自分に合うテニスシューズを購入でき、足元に気を取られずにテニスができるはずです。
シューズは使えば使うほどソールが削れていき、コートで踏ん張りが利かず滑るようになっていきます。
割とシューズを買い替えるタイミングは早いです。
早いうちから「テニスシューズの選び方」を知り、足元から固めていきましょう!
【テニスシューズの選び方】気をつけたい3つのポイント

テニスやシューズに詳しい店員さんがいれば、自分に合ったシューズを提案してくれるでしょう。
テニスシューズの種類とサイズがそろっているテニスの専門店に行けば、そういう店員さんがいるので安心です。
とは言っても、テニスをするならテニスシューズの選び方は知っておいたほうがいいです。
いつもテニス専門店で購入できるとは限りませんので…
いざ、自分でテニスシューズを買うとなると何に気をつけたらいいかわからない方に、これだけはおさえておきたい3つのポイントを紹介します。
- どんなコートでテニスをするか
- 同じサイズでもメーカーで形が違う
- 両足とも試し履きする
どんなコートでテニスをするか
テニスシューズは、コートサーフェスで種類が分かれています。
なので、テニスシューズを購入するときは、普段テニスをしているコートのサーフェスを確認する必要があります。
コートサーフェス別に、テニスシューズを大きく分けると3種類あります。
- オールコート用
- カーペットコート用
- オムニ(砂入り人工芝)・クレーコート用

オールコート用
オールコート用は、どのコートでも使える汎用性の高いシューズです。
ソールには溝を入れていますが、基本的には地面との接触面積が広くなるように設計しています。
オールコート用はハードコートで一番力を発揮できるシューズなので、本来はハードコート用として購入するシューズです。

カーペットコート用
インドアのテニススクールに通うと、たいていはカーペットコートでレッスンを行います。
最初にカーペットコート用のレンタルシューズを利用した場合、生徒さんはオールコート用シューズを使用するとソールが地面に引っかかる感じがするかもしれません。
わたしはそれほど気になりませんでしたが、ソールの違いを感じとり、カーペット用テニスシューズを購入する生徒さんは多かったです。
カーペットコート用のソールは、ほとんど溝がなく、ツルツルになっています。
カーペットコートでは、ツルツルなソールがコートとの接地面積を広げて、抜群のグリップ力(地面をとらえる力)を発揮します。

オムニ(砂入り人工芝)・クレーコート用
アウトドアのテニススクールは、オムニ(砂入り人工芝)コートが多いです。
砂を定期的に巻く手間はありますが、雨が降ったあとも水がたまりづらくすぐに使えるメリットがあります。(屋上のオムニコートだと水がたまってしまいますが…)
オムニコート専用やクレーコート専用のシューズもありますが、たいていはオムニ・クレーコート用として販売しています。
オムニ・クレーコート用テニスシューズのソールは、砂が入り込む空間をたくさん用意して、コートをつかめるように工夫されています。
明らかに、オールコート用とは違うソールになっているはずです。
オムニ(砂入り人工芝)コートやクレー(土の)コートでテニスをするなら、オムニ・クレーコート用テニスシューズを選びましょう。

同じサイズでもメーカーで形が違う
シューズのサイズを決めるときは、テニスで使用するソックスで試し履きすれば間違いないです。
履いたときに小指が1本入るくらい余裕があるサイズを選びます。
試し履きではサイズを決めるだけではなく、いくつかのメーカーから自分の足にフィットするものを探してみましょう。
メーカーによって、自分に合う形と合わない形があるからです。
自分に合うメーカーを探すには、試し履きしたときに動いたり止まったりして、足に痛みがないかチェックすることでわかります。
シューズを履いただけでは、足に痛みはなく、ちょうどよく感じる場合があるからです。
もし、試し履きの時点で動いたり止まったりのチェックを怠ると後々大変なことになります。
合わないメーカーのシューズだった場合、テニスをして動いたとき足の指に痛みを感じます。
おそらくその痛みは、耐えられるレベルではないと思います。

過去のわたしは、メーカーを変えるという発想はなく、同じシューズで指に痛みが出ないサイズを探しました。
足の指に痛みが出ないサイズを探した結論、当初の1.5cm大きいシューズになってしまいました。
その明らかに大きすぎるサイズで3年以上もテニスをしてしまいました。
やがて、かかとに痛みを感じ、シューズを見直したときにメーカーを変えることでサイズは戻りましたが…

両足とも試し履きする

候補がいっぱいあれば、それでもいいかもしれません。
ただ、購入するシューズをある程度絞れたら、必ず両足とも試し履きしましょう。
足の長さは左右若干違いますので、片足が合ってももう片方の足がシューズに合わないことがあるからです。

【テニスシューズの選び方】3つを基準とした商品をそれぞれ紹介



同じメーカーでも、エントリーモデルからフラッグシップモデルまでいろいろあり、値段もだいぶ違います。
シューズのデザインも購入を決める大事なファクターの1つですが、機能やコストにも目を向ける必要があります。
この章では、下記の3つを基準としたテニスシューズをそれぞれ紹介します。
- 機能
- 費用
- 多様

機能重視でテニスシューズを選ぶなら

もし機能で選ぶなら、自分がシューズに何を求めているかを考えましょう。
ここでは、アシックスのTOPモデル(オールコート用)で紹介します。
グランドストロークを安定させたい
⬇︎【男性】

⬇︎【女性】

コート全面をカバーするスピードがほしい
⬇︎【男性】

⬇︎【女性】

安定性と敏捷性を両立させた万能モデル
⬇︎【男性】

⬇︎【女性】


コストを考えてテニスシューズを選ぶなら

機能を重視して快適にテニスができるシューズを求めると、同然ながらシューズの値段は上がります。
下記のどちらか(もしくは両方)に該当する場合は、高機能ではなく安価に手に入るシューズをオススメします。
- テニスシューズにお金をかけたくない
- ほぼ毎日テニスの練習をしている
部活のように、ほぼ毎日テニスを練習していると、シューズの消耗も当然激しいです。
そのような環境でテニスをしている場合は、買い替えることを前提に購入するのがいいと思います。
【男性】エントリーモデル【オールコート用】
⬇︎ハードコートとカーペットコートで使えます

【男性】エントリーモデル【オムニ・クレーコート用】
⬇︎オムニコートとクレーコートで使えます

【女性】エントリーモデル【オールコート用】
⬇︎ハードコート・カーペットコートで使えます

【女性】エントリーモデル【オムニ・クレーコート用】
⬇︎オムニコートとクレーコートで使えます


多様なコートに対応できるようテニスシューズをそろえるなら

いろいろなコートでテニスをする場合、下記の2種類のシューズをそろえれば対応できます。
- 【オールコート用】
→ハードコートとカーペットコートに対応 - 【オムニ・クレーコート用】
→オムニコートとクレーコートに対応

【男性】多様なコートに対応できるようテニスシューズをそろえる

⬇︎【オムニ・クレーコート用】

⬇︎【オムニ・クレーコート用】


⬇︎【オムニ・クレーコート用】

⬇︎【オムニ・クレーコート用】


⬇︎【オムニ・クレーコート用】
【女性】多様なコートに対応できるようテニスシューズをそろえる

⬇︎【オムニ・クレーコート用】

⬇︎【オムニ・クレーコート用】

⬇︎【オムニ・クレーコート用】


⬇︎【オムニ・クレーコート用】

※レディースの万能モデルCOURT FF 3はオールコート用のみ。
【テニスシューズの選び方】知っておくと得する3つのこと

とは言っても、今後テニスシューズを購入する機会は何度もやってきます。
そのときに知っておくと得する3つのことを紹介します。
- 同じシューズや後継モデルならネットで購入できる
- シューズだけではなくインソールも検討しよう
- シューズを買いに行く時間がないときの対処法
同じシューズや後継モデルならネットで購入できる
テニスシューズを購入するとき、毎回テニスショップに買いに行くのだと、その時間も馬鹿にならないです。
もし、納得のいくテニスシューズに出会えたなら、そのシューズをリピートすればシューズを選ぶ時間を短縮できます。
足のサイズが変わらない大人の方に限りますが、同じシューズやその後継モデルを選べば時間をとられずにネットで購入できます。

シューズだけではなくインソールも検討しよう



テニスをするならぜひ検討してほしいのが「スーパーフィート」です。
⬇︎アーチが高いグリーン

⬇︎アーチが緩やかなブルー

スーパーフィートを入れるだけで、足のケガ防止・疲労軽減・パフォーマンスアップを期待できます。
決して安くはありませんが、同じシューズもしくは後継モデルを購入すれば、スーパーフィートだけ差し替えて長く使い続けることができます。
そう考えると高い買い物ではないはずです。

スーパーフィートは、選手・コーチ・生徒さんなど幅広く愛用されています。
ただし、アーチの高さが合わず、土踏まずが痛くて使えなかった方もいました。
そういったことがないように、スーパーフィートの選び方や注意点をまとめた記事を用意しています。
こちらも参考にしてみてください。
シューズを買いに行く時間がないときの対処法

もし、Amazonプライム会員の方なら試着して購入できる「prime try before you buy」を使う手があります。
Amazon「prime try before you buy」の詳細
「prime try before you buy」対象のテニスシューズであれば、違うサイズやモデルを取り寄せて、自宅でじっくり履き比べることができます。
メーカーの形が自分の足に合うかも確認できるので安心です。
最後に…
テニスシューズを選ぶときに知ってほしいことをまとめてみました。
この記事を読んでどんなシューズを購入するか考えておけば、たくさんテニスシューズが並んでいる専門店に行っても、迷わず決められるかと思います。
「prime try before you buy」などインターネットでのサービスもよくなり、テニスシューズを購入するハードルはかなり下がりました。
あなたにフィットする、最高のテニスシューズに出会えることを祈ります!