種類が多くてわからない!テニスのストリングの基本を知って、自分に合ったストリングを見つけよう!




こんにちは、リョウジです!

テニスショップに行くと、ズラリと並ぶストリングの種類に何を選んだらいいかわからないと思ったことはありませんか?

ストリングメーカーの種類、1メーカーだけでも豊富なラインアップ、同じ名前のストリングでも太さがいろいろあったりして、ここから自分に合ったストリングを見つけるのは至難の業です。

ラケットと同じくらい大事なストリングの基本について書きたいと思います。

ストリングの種類

ストリングの種類は、素材と構造の違いで分かれますが、下の4種類で大きく分けておけば大丈夫です。

ナイロン・モノフィラメント

ストリングの種類

素材が化学合成繊維のナイロンで、構造が単一の繊維(モノフィラメント)のストリングです。

太い1本の芯でできているため、反発力が高く、耐久性も高いです。

リーズナブルな価格なので、初心者やジュニアによく勧められます。

ナイロン・マルチフィラメント

ストリングの種類

素材がナイロンで、構造が複数の繊維(マルチフィラメント)ストリングです。

ナチュラルストリングのやわらかい打感を目指して作られたストリングです。

ボールがストリングに乗るホールド感とソフトな打感が特徴です。

細かい繊維が集まった構造上、モノフィラメントに比べて反発力や耐久性が落ちます。

ナチュラル

牛の腸繊維でできているのがナチュラルストリングです。(昔は羊の腸繊維が使われていました。)

反発力が非常に高く、やわらかい打感と心地よい打球音が特徴です。

高価で手を出しにくいストリングかもしれませんが、反発性能が長く続くので、他の素材と比べると長い期間使えます。

ナイロンストリングで定期的に張り替える方(3ヶ月に1回)にとっては、逆に安く済む場合もあります。

ナチュラルストリングのフィーリングが手に入るなら、十分検討する価値があります。

天然素材のため雨や湿気に弱く、取り扱いには注意が必要です。

ポリエステル

素材がポリエステルのストリングで、構造は単一(モノ)の場合が多いです。

ボールがストリングに食いつくもっちりとした打感で、打ち応えがあるストリングです。

高い耐久性を誇りますが、1週間経っただけで反発性能が落ちてしまい、長期間張り替えない方にはオススメできません。

ボールが食いつくもっちりとした打感が好きな方やすぐにストリングが切れてしまうハードヒッターに好まれます。

ストリングの太さ

標準の太さ(ゲージ)

1.30mmくらいが、ストリングの太さの標準になります。

ポリエステルストリングは飛ばないので、1.25mmを標準として考えてもいいでしょう。

細いとどうなる?

ボールをもっと楽に飛ばしたい方、軽い打感が好みの方は、細いゲージがオススメです。

反発力が上がり、球離れが早くなります。

ボールが楽に飛んでいき、あっさりとした打感になります。

細ければ細いほど、ボールのコントロールがしづらくなり、ストリングの耐久性も落ちます。

太いとどうなる?

もっとストリングに耐久性がほしい方、ボールをもっとコントロールしたい方、もっと打感が欲しい方は、太いゲージをオススメします。

球離れが遅くなり、ボールがストリングに乗っている感じが強くなります。

太ければ太いほど、ボールは飛ばなくなっていき、打ちごたえが出てきます。

ボールのコントロールはしやすくなり、ストリングの耐久性も上がります。

ストリングの張る硬さ(テンション)は?

標準の硬さは?

人によってちょうどいいストリングの硬さは変わってきます。

ナイロンストリングで張る場合、一般的な男性で50ポンドくらい、女性で47ポンドくらいが標準です。(ポンド数が高いほど張りは硬くなります。)

補足
テニススクールで使う耐久性の高いノンプレッシャーボールなど、普段使っているボールが硬い場合は、肘や手首の故障を防ぐために標準テンションより落とすことをオススメします。

ナチュラルストリングを張る場合、ナイロンストリングより反発力が上がり、ポールが飛ぶようになるので、飛びを若干おさえるために1ポンドか2ポンド上げます。

ポリエステルストリングを張る場合、ナイロンストリングより明らかにボールが飛ばなくなりますので、5ポンドくらい落とすことをオススメします。

やわらかく張る(テンションを下げる)とどうなる?

やわらかく張ると、ストリングのたわみが大きくなり、ボールの飛距離が上がります。

打ったボールが飛ばなくて、浅くなってしまう方は、テンションを今より下げる(2ポンドくらい下げるだけで大分変わります)と飛距離が伸びます。

やわらかいタッチを好む方は、テンションを低めにして張っています。

硬く張る(テンションを上げる)とどうなる?

硬く張ると、ストリングのたわみが小さくなり、ボールの飛距離が落ちます。

力があって飛距離が伸びてしまう方は、テンションを今より上げると、アウトが減ってコートに収まります。

ハードヒッターは、テンションを高めにしてボールをつぶして打てるようにしています。

ラケットで張る硬さは変わる

ストリングの張る硬さは、ラケットによっても違ってきます。

ラケットを買い替えて、フェイス面積・ストリングパターン(ストリングの縦横の本数)などが変わると、ボールの飛距離や回転量などが変わり、張る硬さの変更が必要になったりします。

ストリングはどれくらいで張り替えるの?

最長でナイロンは3ヶ月に1回、ナチュラルは半年に1回、ポリエステルは1ヶ月に1回くらいです。

張り替えをしないと、時間とともにストリングは伸びていき、反発力を失います。

使っていないし、ストリングが切れていないから大丈夫だと思って使い続けると、ボールが飛ばないだけではなく、肘や手首を痛める危険が増しますので、気をつけてください。

試しの1張はこれ!オススメのストリング

ストリング4種類を試すならこれがオススメ!という商品をそれぞれ1つずつ紹介します。

【ナイロン・モノフィラメント】迷ったらゴーセンのミクロスーパー!

何を張っていいかわからない場合は、ナイロン・モノフィラメントのミクロスーパーをオススメします。

ミクロスーパーは、すべてのストリングの標準とも言われています。

ミクロスーパーは標準の太さ1.30mm16GAと表記されています)の他に、細いゲージの1.25mm16LGA)と太いゲージの1.35mm15LGA)もラインナップされています。

値段も安価なので、お財布にもやさしいストリングです!

このストリングからいろいろなストリングとの打ち比べをスタートさせましょう!

【ナイロン・マルチフィラメント】驚異のコストパフォーマンス!ヨネックスのエアロンスーパー850

ナイロン・モノフィラメントよりソフトな打球感を試したいけれど、ナイロン・マルチフィラメントのストリングは値段が高いと思っている方にオススメのストリングです。

エアロンスーパー850は、マルチフィラメントストリングの中でも価格が安く、性能も申し分がない人気ストリングです。

ソフトでありながら、反発力もあるストリングです。

太さ(ゲージ)は、マルチフィラメントの低い耐久性を考慮して標準の1.30mmのみです。

ストリングカラーも最多の4色(ホワイト・ブラック・イエロー・ピンク)あり、ラケットやグリップテープと合わせて、コーディネートを楽しめます。

イエローとピンクのストリングは、透き通った色になっています。

【ナチュラル】ナチュラルを手軽にお試しできる入門モデル!バボラのトニックプラスボールフィール

テニスをしていたら、1度は試したい高級ナチュラルストリング。

とは言え、ナチュラルストリングは1張りで1万円近くしますので、なかなか手が出せません。(価格が1張りで1万円を超えるナチュラルストリングもあります。)

そんな中でストリングメーカーの老舗バボラが販売するトニックプラスボールフィールは、ストリングの定価が5,000円代という驚きの価格です。(割引しているともっと安くなります。)

太さ(ゲージ)も、すぐに切れる心配のない太めの1.35mmです。

入門用ナチュラルストリングでも、その反発力、気持ちのいい打球感、心地よい打球音は、他の素材のストリングとは別次元です。

【ポリエステル】ポリエステルの種類は山ほどあるけど、1度は試してほしい大人気ストリング!バボラのRPMブラスト

ポリエステルストリングは種類と太さ(ゲージ)が豊富で、好みも人それぞれです。

そんな中で定評のあるストリングの1つとして、オススメしたいのがバボラのRPMブラストです。

ポリエステルを試したい方に1度は使ってほしいストリングです。

やわらかい打感で、オクタゴナル形状(多角形の形状)でボールにスピンもかかります。

ストリングカラーはブラックで、ゲージ(太さ)は1.20mm、1.25mm、1.30mm、1.35mmの4種類があります。

ボールの飛びを重視するか、耐久性を重視するかで太さを選ぶといいでしょう。

ラファエル・ナダル選手を筆頭にトッププレーヤーも愛用する大人気ポリエステルストリングです!

最後に…

高額なラケットは購入するとしばらく変えられませんので、慎重に選んで購入するかと思います。

ストリングは、ラケットに比べれば何度も張り替えますので、まずは普段と違うストリングや太さで打ち比べて、自分の打感の好みやストリングに何を求めたいかを追及してみてください。

ストリングを変えるだけでも、テニスは変わります!