テニスでハンマーグリップの握りはよくないと言うけれど本当?

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こんにちは、リョウジです!

ハンマーグリップとは、トンカチを使うときの握り方です。

ハンマーグリップは、「力みやすい」「グランドストロークでラケットヘッドが落ちない」などデメリットが取り上げられることが多く、よくない握り方としてテニスの専門書や雑誌に登場します。

ハンマーグリップで握るのは本当によくないのでしょうか?

ハンマーグリップは手のひらで短くグリップを握る

テニスの基本的な握り方では手のひらで長く斜めにグリップを持ちますが、ハンマーグリップでは手のひらの4本指(人差し指・中指・薬指・小指)の付け根近くで短くグリップを持ちます。

ハンマーグリップは人差し指と中指に隙間ができない

テニスの基本的な握り方では、手のひらで斜めにグリップを持つため、人差し指と中指の間が空きますが、ハンマーグリップの場合は手のひらの4本指の付け根近くで指を中心に握るので、人差し指と中指に隙間がほとんどできません。

ハンマーグリップは力みやすい?

一般的にハンマーグリップは力みやすいのでよくないと聞きますが、逆に言えば力を入れやすいグリップということになります。

それは長所にも短所にもなります。

テニスの基本的な握り方とハンマーグリップの1番の違い

わたし自身が考えるテニスの基本的な握り方とハンマーグリップの1番の違いは、ラケットと前腕が作る角度が違うことです。

手のひらで、斜めに長くグリップを握るか、指の付け根近くで短くグリップを握るかでラケットと前腕が作る角度が変わります。

ハンマーグリップのほうが、良くも悪くもラケットが立った状態になります。(ラケットと前腕の作る角度が90度に近くなります。)

最後に…

ハンマーグリップで握ること自体は悪くありません。

ハンマーグリップでうまく打っていれば、握り方を変える必要はありません。

まだうまく打てなくても、ハンマーグリップのほうが握りやすいと感じれば、ハンマーグリップの特性(基本的な握り方とはラケットと前腕の角度が違う)を正しく理解して、活かしながら練習すればいいだけです。

ハンマーグリップで握ることは、1つの個性だと考えてください。