テニスの片手バックハンド系のショットは左手をどのタイミングで離すべきか?

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こんにちは、リョウジです!

片手バックハンド系のショットを成功させるには、左手の使い方が鍵を握っています。

この記事では、左手をラケットから離すタイミングについて見ていきます。

テニスの片手バックハンド系のショットは左手をどのタイミングで離すべきか?

テニスの片手バックハンド系のショットは左手をどのタイミングで離すべきでしょうか?(左利きの場合は右手です。)

下記の3ショットについて考えたいと思います。

【片手バックハンド系の3ショット】

  • 片手バックハンドストローク
  • 片手バックハンドスライス
  • 片手バックハンドボレー

片手バックハンドストローク

テニスの片手バックハンド系のショットは左手をどのタイミングで離すべきか?

片手バックハンドストロークを打つとき、左手をラケットのスロートから離すタイミングはラケットダウンした後、前に振り始めるときです。

理由は、左手に下記2つの仕事をさせるためです。

【片手バックハンド系のショットを打つときの左手の仕事】

  • 振り出すためのラケット面を作る
  • フォワードスイングのバランスをとる

片手打ちバックハンドストロークは、両手でラケットをテイクバックします。

その後、ボールを打つ高さが決まったら、打点に合わせてラケットダウンで調整します。

ラケットダウンするところまで両手でラケットを支えることで、正確なラケット面を作ることができます。

ラケットヘッドをどこにセットするか、ラケット面をどれくらいふせるかを左手がサポートします。

前にラケットを振るときは、左手を離してラケットとは反対方向に動かすことでスイングのバランスをとります。

片手バックハンドストロークの左手の使い方については、こちらをご覧ください。

テニスの片手バックハンドストロークでは空いている手をどう使うか?

2019年2月7日

片手バックハンドスライス

片手バックハンドスライスを打つとき、左手をラケットのスロートから離すタイミングは、フォワードスイングを開始するときです。

先ほどの「片手バックハンド系のショットを打つときの左手の仕事」で考えてみればわかります。

【片手バックハンド系のショットを打つときの左手の仕事】

  • 振り出すためのラケット面を作る
  • フォワードスイングのバランスをとる

片手バックハンドスライスは、打点の高さに合わせて両手でテイクバックします。

左手の「振り出すためのラケット面を作る 」作業は、テイクバックの完成とともに終了します。

フォワードスイングを開始するとき、「フォワードスイングのバランスをとる」ために、左手をラケットのスロートから離します。

テニスのバックハンドボレーとスライスの空いている手の高さは?

2019年2月11日

片手バックハンドボレー

片手バックハンドボレーは、片手バックハンドスライスの縮小版みたいなものです。

片手バックハンドボレーを打つとき、左手をラケットのスロートから離すタイミングは、片手バックハンドスライスと同じく、フォワードスイングを開始するときです。

ラケットを打点の高さにセットするまでは両手で行います。

ラケットセットからラケットを前に振るタイミングで左手を離します。

ただし、ボレーはスイングをせず当てるだけの場合もありますので、フットワークと一緒に考えてみます。(フットワークを使えないときもありますが…)

バックボレーのフットワークで考えると、軸足となる左足を決めるところまではラケットを両手で持ちます。

軸足を決めてから右足を踏み込む間に左手がラケットのスロートから離れます。

スイングが大きければ、右足が地面につくかなり前に左手がラケットから離れます。

逆に、スイングをせず当てるだけなら、右足が地面につくギリギリに左手がラケットから離れても間に合います。

片手バックハンド系ショットの左手を離すタイミングは早すぎても遅すぎてもダメ

片手バックハンド系ショットの左手をラケットから離すタイミングは早すぎても遅すぎてもダメです。

「片手バックハンド系のショットを打つときの左手の仕事」がどうなるかで考えてみます。

【片手バックハンド系のショットを打つときの左手の仕事】

  • 振り出すためのラケット面を作る
  • フォワードスイングのバランスをとる

左手をラケットから離すタイミングが早い場合

左手をラケットから離すタイミングが早すぎると、「振り出すためのラケット面を作る」動作が途中から右手だけになってしまいます。

そうなると、正確な位置にラケットを用意しづらく、ボールをとらえるのが難しくなります。

また、振り始める前に左手のサポートがないため、右手に力が入ってしまいます。

左手をラケットから離すタイミングが遅い場合

逆に、左手をラケットから離すタイミングが遅すぎると、「フォワードスイングのバランスをとる」ことができなくなります。

片手バックハンド系のショットでは両手を広げるように使います。

左手の離すタイミングが遅いと、両手でフォワードスイングをしている途中に、左手だけ反対方向に引き返すことになります。

そうなると、左手の引きが弱くなり、右手のスイングとのバランスがとれなくなります。

その結果、身体が不必要に回転してしまいます。

身体が不必要に回転すると、フォロースルーの方向がずれてしまい、狙ったところにボールがいかなくなります。

片手バックハンド系のショットを打つときは、左手を離すタイミングに気をつけてみてください。

以上、「テニスの片手バックハンド系のショットは左手をどのタイミングで離すべきか?」でした。