こんにちは、リョウジです!
テニスを始めたばかりだと、基本的な知識もなく、どんな練習をしたらいいかもわかりません。
この記事を書いているわたしは、20年以上テニスに関わり、テニス業界に10年くらい携わっていました。
コーチとして初心者の生徒さんにもテニスの基本を教えてきました。
その経験を元に、この記事で「テニスの基本」を解説します。
この記事を読むメリットは、下記のとおりです。
- ラケットとボールに慣れる練習がわかる
- グリップの握り方がわかる
- 基本ストロークの覚え方がわかる
基本を効率よく身につけ、テニスのゲームに早くチャレンジできるお手伝いをします!
【テニスの基本】初心者が何から始めるべきか教えます
テニスをこれから始めようと思っている方が、最初に覚えたい「テニスの基本」は下記の3つです。
- ラケットとボールに慣れる
- グリップの握り方を覚える
- 基本ストロークを覚える
テニススクールのレッスンでも、初心者の生徒さんに上記の3つを最初に教えます!
ラケットとボールに慣れる
まず最初に、テニスで使用する道具に慣れます。
ラケットの「重み・長さ・打球面の方向」とボールの「弾み方」を知るためです。
ラケットとボールに慣れるには、「ラケッティング」と呼ばれるボールつきを行います。
ここでは、代表的なラケッティングを3つ紹介します。
- ボールを地面に向かってつく
- ワンバウンドしたボールを下からつく
- ノーバウンドでボールを下からつく
「ボールを地面に向かってつく」ラケッティングは、ラケットでボールの上部をとらえる練習ができ、リストをやわらかく使う練習にもなります。
「ワンバウンドしたボールを下からつく」ラケッティングは、ラケットで余裕を持ってボールの下部をとらえる練習ができます。
グランドストロークのラリーの基礎となる練習です。
「ノーバウンドでボールを下からつく」ラケッティングは、ワンバウンドのときより難易度を上げて、ボールの下部をとらえる練習ができます。
ボレーボレーの基礎となる練習です。
最初はラケットの片面で各ドリルに慣れ、最終的に両面を交互に使いながらラケッティングをしてみましょう。
他のラケッティングドリルに興味があれば、下記の記事でまとめています。
まずは、ラケッティングでラケットとボールに慣れましょう!
グリップの握り方を覚える
ラケッティングでラケットとボールに慣れたら、次にグリップの握り方を覚えます。
グリップの握り方を知らずにテニスを始めると、上達速度が落ちたり、変なクセがつく可能性があるからです。
人により覚えるグリップは多少違いますが、基本的には下記3つのグリップをおさえましょう。
- コンチネンタルグリップ
- フォアハンドストロークのグリップ
- バックハンドストロークのグリップ
テニスで必ず必要になる握り方がコンチネンタルグリップです。
ラケットを上からつまむように握ります。
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コンチネンタルグリップの握り方
フォアハンドボレー・バックハンドボレー・フォアハンドスライス・バックハンドスライス・スマッシュ・サーブを打つときのグリップです。
利き腕側で打つ「フォアハンドストローク」のグリップは、手のひら感覚で打てるイースタングリップから始めます。
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フォアハンドストロークのグリップ
ソフトテニス経験者なら、イースタングリップに変えずにそのままのグリップで始めましょう。
非利き腕側で打つ「バックハンドストローク」のグリップは、両手打ちか片手打ちかで変わってきます。
オススメは応用が利く両手打ちです。
ただ、片手打ちのほうが合う場合もあります。(片手打ちバックハンドストロークは打点の範囲が狭い分、スイングが安定しやすいです。)
両手打ちが合わないと感じた場合は、片手打ちも検討しましょう。
両手打ちバックハンドストロークの持ち方は、右手はコンチネンタルグリップで握り、左手は手のひら感覚で打てるイースタングリップで握ります。
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両手打ちバックハンドストロークのグリップ
片手打ちバックハンドストロークの場合は、バックハンド・イースタングリップから始めます。
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片手打ちバックハンドストロークのグリップ
ソフトテニス経験者は、片手打ちバックハンドストロークをそのままのグリップで始めるか、両手打ちバックハンドストロークに移行します。(両手打ちに変える方が多いです。)
基本的には、上記3つのグリップの握りを覚えておけばOKです。
各ショットの練習をするときは、まずはグリップの握りが合っているか確認してください。
テニスを始めたばかりのころは、打っているうちにグリップの握りが変わってしまうことがよくあるからです。
そして、本人はグリップの握りが変わっていることに気づきません。
レッスンではコーチがグリップの握りが変わっていることを教えてくれますので戻せます。
見てくれる人がいないときは、1球1球打つたびに、グリップを正しく握っているか確認が必要です。
グリップの握りが手に馴染むまでの辛抱です。
グリップの基本的なことを知りたい方は、下記の記事をご覧ください。
グリップの細かいところまで知りたい方は、下記の記事をご覧ください。
基本ストロークを覚える
グリップの握り方を確認したら、テニスの基本ストロークを覚えましょう。
テニスの基本ストロークを覚えれば、様々な場面で必要となる応用ショットの基礎を固められます。
テニスの基本ストロークは下記の6つです。
- フォアハンドストローク
- バックハンドストローク
- フォアハンドボレー
- バックハンドボレー
- スマッシュ
- サーブ
「フォアハンドストローク」は、コートにワンバウンドしたボールを利き手側で返球するショットです。
最初に教わることが多いショットで、使う頻度も高いです。
「バックハンドストローク」は、コートにワンバウンドしたボールを非利き手側で返球するショットです。
フォアハンドストロークに比べて力が入りづらいですが、打点の範囲が狭い分スイングが安定しやすいです。
「フォアハンドボレー」は、利き手側でボールをノーバウンドで返球するショットです。
最初のうちは、ラケットを振らずにボールをコンタクトさせることを覚えます。
「バックハンドボレー」は、非利き手側でボールをノーバウンドで返球するショットです。
手の甲側でボールをとらえるイメージなので、慣れるまではボールのコントロールが難しいです。
「スマッシュ」は、頭上に上がったボールを相手のコートに叩きつけるショットです。
最初は、上から落ちてくるボールにタイミングを合わせるのが難しいです。
「サーブ」は、左手でボールを上げて頭上でボールを打つショットです。(右利きの場合です。左利きは右手でボールを上げます。)
各ポイントの最初に打つショットで、相手コートの斜め方向のサービスボックスを狙います。
上記6つの基本ストロークを覚えれば、「テニスの基本」は完成します。
サーブを返球するリターンや緩急をつけるスライスは基本ショットじゃないの?
確かに、テニスをするうえでリターンやスライスは外すことのできないショットです。
ただ、どちらも基本ストロークをある程度取り組んでからのほうがスムーズです。
リターンは、グランドストロークとボレーを組み合わせるイメージ。
スライスは、ボレーのスイングを大きくしたもの。
6つの基本ストロークをしっかり固めてからでも遅くはありません。
テニスの基本ストロークを覚える方法【打点→スイング→フットワーク】
テニスの基本を覚えるうえで、最大の難関は基本ストロークの習得です。
テニス経験を積んでも、基本ストロークの習得に悩み苦しむ人が大勢います。
そうならないように、テニスの基本ストロークを覚える手順を紹介します。
テニスの基本ストロークは、下記の3つを上から順番に習得していくと無理なくスムーズに覚えられます。
- 打点
- スイング
- フットワーク
テニスの基本ストロークを無理なくスムーズに覚えるためには、まず打点を覚えることから始めます。
理由は、打点を基準にスイングとフットワークを使うからです。
打点を決めると、毎回打点を通過するスイングを反復します。
その結果、再現性の高いスイングが身につきます。
打点があやふやだと、いつまでたってもスイングが安定しません。
また、打点を決めるとその場所で打てるようにフットワークを使います。
その結果、ボールとの距離がいつも同じになるように動けます。
打点があやふやだと、ボールとの距離が毎回変わってしまいます。
要するに、正しい打点を覚えないとすべてがうまくいかないということです。
打点を覚える
打点を覚えるうえで気をつけたいポイントは、下記の3つです。
- 打点の景色
- おへその向きと肩の位置
- ラケット面の向き
打点の景色
打点を覚えるうえで気をつけたいポイントの1つ目は、打点の景色です。
打点の景色を目に焼き付けておけば、その景色で打てるようにボールに入ればいいからです。
打点の位置はよく前足を基準にして説明することが多いです。
例えば、「前足の10cm前」とか具体的な数字を教えてもらえると打点の位置を覚えやすいです。
しかし、実際にはそんなことを気にしながらボールを打つことはできません。
ボールを打つときに打点の景色を再現できるように、まずは「打点にラケットをセットしたところ」を目に焼き付けておきましょう。
打点の景色を覚えるとき、壁を打点のガイドとして使うのがオススメです。
壁を打点を含む平面に見立てると視覚をサポートしてくれますので、打点の景色が覚えやすくなります。
壁を使ってグランドストロークの打点を覚える方法は、下記の記事をご覧ください。
おへその向きと肩の位置
打点を覚えるうえで気をつけたいポイントの2つ目は、おへその向きとラケットを振るほうの肩の位置です。
打点の景色とセットで知っておきたい大事なポイントです。
ラケットを引いたところから打点までに、どれだけ骨盤と肩が回るかを知っておく必要があるからです。(骨盤より意識がしやすいおへその向いている方向でOKです。)
打点で身体がどれだけ回るかを把握していないと、なかなかラケットが打点の位置を通過しません。
それに伴い、スイング軌道も変わってしまいます。
おへその向きと肩の位置は各ショットでそれぞれ違うので、ショット別に覚える必要があります。
例えばフォアハンドボレーなら、おへそは右斜め前を向き、右肩は右斜め後ろ側に残ります。(右利きの場合です。左利きの場合は左右逆になります。)
最初に教わるイースタングリップのフォアハンドストロークなら、おへそは右斜め前(打点の方向)を向き、右肩は右側に出てきます。
また、同じショットでもグリップの握りが違うとおへその向きと肩の位置が変わります。
ソフトテニスでも使うウエスタングリップのフォアハンドストロークなら、おへそは正面を向き、右肩は左肩を追い越して右斜め前側に出てきます。
各ストロークの打点の位置とともに、おへその向きと肩の位置も覚えておきましょう。
ラケット面の向き
打点を覚えるうえで気をつけたいポイントの3つ目は、ラケット面の向きです。
打点でのラケット面の向きによって、ボールとの接点が変わり、飛んでいく方向も変わってきます。
ボールをどこに打つかによって変わってきますが、各ストロークのだいたいのラケット面の向きを知っておく必要があります。
各ストロークの打点でのラケット面は下記のようになります。
- グランドストローク → 地面に垂直
- ボレー → 少し上向き
- スマッシュ → 垂直〜少し下向き
- サーブ → 垂直〜少し上向き
各ストロークの打点の練習方法については、下記の記事をご覧ください。
スイングを覚える
打点を覚えたら、次に習得したいのがスイングです。
スイングを覚えるうえで気をつけたいポイントは、下記の3つです。
- テイクバックの形
- フィニッシュの形
- 振り出すタイミング
ただし、ボレーに関してはスイングを飛ばしてフットワークに進んでください。
グランドストロークのスイングとごちゃまぜになるのを防ぐためです。
グランドストロークのスイングがある程度固まってから、ボレーのスイングを習得します。(ボレーの拡大版のスライスを習得します。)
ボレーの場合は、打点にラケットを準備してフットワークから覚えます。
スイングの習得は最後に持っていきます。
テイクバックの形
スイングを覚えるうえで気をつけたいポイントの1つ目は、テイクバックの形です。
テイクバックの形とは、フォワードスイングのスタート地点です。
テイクバックの形次第で、スイング中に正しい打点を迎えられるかが決まります。
いきなり大きなテイクバックからスタートすると難しいので、小さいテイクバックからスタートして、徐々に大きくしていくことをおすすめします。
そうすると、正しい打点を通過するスイングが無理なく身につけられます。
正しいテイクバックを身につけるコツは、打点からスイングを巻き戻してテイクバックを決める方法です。
逆方向のスイングを反復することで、スイングを効率よく習得できます。
テイクバックの仕方はどうするの?
テイクバック(ボレーならラケットセット)の仕方については、ボレーやスマッシュのようにシンプルに引くだけのショットもあれば、グランドストロークやサーブのようにいくつか選択肢があるショットもあります。
最初からグランドストロークやサーブのテイクバックの仕方にこだわるのは、あまりオススメできません。
最初からラケットを引いておいて、フォワードスイングに集中したほうが得策です。
わたし自身テイクバックの仕方に多くの時間を費やし、ムダに遠回りしてしまいました。
テイクバックの仕方は、あくまでも枝葉の部分。
テニスの基本を身につけてから取り組んでも遅くはありません。
フィニッシュの形
スイングを覚える上で気をつけたいポイントの2つ目はフィニッシュの形です。
各ショットはテイクバックの形から打点に向けてラケットを振り出します。
打点はスイングの終わりではなく通過点なので、スイングのゴール地点であるフィニッシュの形に着目します。
1球1球フィニッシュの形をそろえて、再現性の高いスイングを目指します。
例えばフォアハンドストローク(イースタングリップ)なら、フィニッシュで下記の形を作ります。
- 身体が回っておへそが正面を向く
- 後ろ足裏が打つ方向の真後ろを向く
- 空いている手でラケットを支える
- グリップエンドを正面に向ける
- 打球面を左方向に向ける(右利き)
スタートのテイクバックの形とフィニッシュの形をつなげ合わせて、打点を通過するスイングを完成させましょう。
振り出すタイミング
スイングを覚える上で気をつけたいポイントの3つ目は、ラケットを振り出すタイミングです。
正しくスイングができるようになっても、ラケットがボールに当たらなければ意味がありません。
とはいえ、テイクバックの形からどのタイミングでラケットを振り出すかは、言葉で表現するのが難しいです。
スマッシュなら上がったボールの頂点から落ち始めるときに振り始めますが、基本的にはどのショットも打点から逆算して振り始めるタイミングをつかむ必要があります。
振り始めるタイミングをつかむのにオススメしたいのが、声を出しながら打つ方法です。
声を出しながら打つメリットは、ボールをとらえるまでの間を計れることです。
例えばグランドストロークなら、ボールをバウンドするときとボールをとらえるときに声に出してタイミングをとります。
かけ声は言いやすければ何でもいいです。
「トン・トン」でもいいし、「1・2」でもいいし、「バウンド・ヒット」でもかまいません。
サーブなら、トスを上げるときとボールをとらえるときに声に出してタイミングをとります。
トスを上げてからボールをとらえるまでの間をそろえる効果が期待できます。
声に出しながら打つと、ボールが打点を通過するタイミングを予測する訓練になります。
特に、まったくラケットがボールに当たらないジュニアには、コーチがよく声で誘導します。
振り始めるタイミングが大事なのはわかったけど、ラケットを引き始めるタイミングやラケットを引き終わるタイミングはどう考えたらいいの?
どちらのタイミングも、シンプルに「できるかぎり早く」済ませましょう。
ラケットを引き始めるタイミングやラケットを引き終わるタイミングを気にしすぎて、ラケットを振り始めるタイミングが遅れたら本末転倒です。
最優先するべきは「ラケットを振り始めるタイミング」です。
フットワークを覚える
その場でボールを打てるようになったら、動きながらでも打てるように訓練します。
そのときに必要になるのがフットワークです。
フットワークを覚えるうえで気をつけたいポイントは、下記の3つです。
- スプリットステップ
- 軸足を出す
- ボールとの距離を合わせる
サーブに関してはその場で打てるので、上記3つのポイントを気にしなくてOKです。(フットアップスタンスといった後ろ足を前足に寄せるフットワークは存在しますが、テニスの基本からは外れるので割愛します。)
スプリットステップ
フットワークを使ううえで必ず最初に行う動作が、スプリットステップです。
スプリットステップは、相手の打ったボールに素早く反応するために行います。
スプリットステップを説明すると、下記のようになります。
- 足踏み(アイドリング)して待つ
- 相手が打つ前に両足を広げる
- 相手が打つときに両足が地面に着地する
相手が打つときに両足を広げると、動き出しも遅れてしまいます。
スプリットステップのタイミングには、十分気をつけましょう。
正しいスプリットステップには、ケガを防止する効果もあります。
必ず行いましょう。
軸足を出す
スプリットステップをした後、次に行いたいのが軸足を出す動作です。
軸足を出すことで、各ストロークを使うための準備とボールに近づく(もしくはボールから離れる)動作を開始します。
軸足を出すスピードが、ショットの成功に大きくかかわってきます。
軸足を出すところを細かく見てみましょう。
スプリットステップと同時にボールを見てどのショットを使うか判断します。
身体の右側で打つショットなら、軸足は右足になります。
身体の左側で打つショットなら、軸足は左足になります。
動き出す方向に軸足を出すようにします。
軸足を出すときは、ショルダーターンをセットで行います。
斜め前に動き出すなら、軸足を斜め前に踏み出します。
ボレーでよく使う方向です。
横に動き出すなら、軸足を横に踏み出します。
グランドストロークで横に走らされたときによく使います。
後ろに動き出すなら、軸足を後ろに引きます。
スマッシュで必須のフットワークです。
ボールとの距離を合わせる
最後に、ボールとの距離を合わせます。
覚えた打点の位置で打てるように、ボールに入ります。
当然ながらボールとの距離が合わないと、今まで身につけたテニスの基本的技術がムダになってしまいます。
ボールとの距離の合わせ方は、ボレーのように1歩踏み込むだけのものもあります。
グランドストロークでは、横向きになってボールに近づくだけのときもあります。
上記2つのフットワークも練習が必要ですが、ボールとの距離を合わせるうえで必ず習得したいのが「サイドステップ」と「シャッフルステップ」です。
「サイドステップ」は戻るときのフットワークとしてよく使いますが、ショットの準備をしながら横を向いて前後に動くときに重宝します。
「シャッフルステップ」はサイドステップを細かくしたもので、ボールとの距離を微調整するときに使います。
クロスステップのように、大きく後ろに下がるときや長い距離を戻るときのフットワークもありますが、まずはサイドステップとシャッフルステップの習得に力を注ぎましょう。
この記事では打つまでのフットワークに絞りましたが、実際は次のポジションに戻るフットワークも必要です。
次のステップを考えるとしたら、戻るフットワークをプラスしましょう。
最後に…
この記事で書いた内容は、あくまでもテニスの基本です。
この他にたくさんのスキルやショットを身につける必要があります。
ただ、テニスの基本を身につけておけば、応用できるスキルやショットもたくさんあります。
テニスをこれから始める場合は、まず基本の習得に時間を注ぎましょう。
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