テニスでフォアサイド・バックサイドと呼んでいませんか?正しくはデュースサイド・アドバンテージサイドです

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こんにちは、リョウジです!

テニスを始めたころは、ネットを正面にして、自分が守るコートの右側を「フォアサイド」、左側を「バックサイド」と呼んでいました。

あるとき呼び方が間違えていることを教えてもらい、それ以来は正しく言うように気をつけています。

正しくはデュースサイド・アドバンテージサイド

正しい呼び方は、ネットを正面にして、自分が守るコートの右側を「デュースサイド」、左側を「アドバンテージサイド(アドサイド)」です。

テニスでは、デュース(40 – 40)になったとき、サーバー・レシーバー共にネットを正面にして自分が守るコートの右側に立ってスタートします。

ネットを正面にして自分が守るコートの右側をデュースサイドと呼ぶのはそのためです。

同じ要領で考えると、アドバンテージ・サーバーアドバンテージ・レシーバーになったときは、サーバー・レシーバー共にネットを正面にして自分が守るコートの左側に立ってスタートします。

そこから、ネットを正面にして自分が守るコートの左側をアドバンテージサイド(アドサイド)と呼びます。

なぜフォアサイド・バックサイドの呼び方だといけないのか?

そんなこと言われてもフォアサイド・バックサイドと呼んだ方がわかりやすいじゃないかと思うかもしれません。

確かに右利きの方には、デュースサイドやアドバンテージサイドより、わかりやすい呼び方です。

でも、この呼び方だと左利きの方はどうなるでしょうか?

左利きの方にとっては、フォア側(フォアサイド)はネットを正面にして自分が守るコートの左側で、バック側(バックサイド)は右側になり、右利きの方とはサイドの呼び方が逆になってしまいます。

右利きの方と左利きの方、両方が混乱しないように、デュースサイドアドバンテージサイド(アドサイド)で呼び方を統一しましょう。

どんなときデュースサイド・アドバンテージサイド(アドサイド)と呼ぶか?

基本的には、サイドを選択するときに、デュースサイド・アドバンテージサイド(アドサイド)を使用します。

ダブルスのゲームで、パートナーとどちらのサイドを守るか決めるときに使います。

(パートナーが右利きなら、フォアサイド・バックサイドと呼んだほうが通じるかもしれませんが…)

デュース(40 – 40)になったら、1本勝負(ノーアドバンテージ)のルールでゲームをする場合も使います。

40 – 40(フォーティー・オール)になったとき、レシーバーがリターンしたいサイドを選べます。

レシーバーは、デュースサイドかアドバンテージサイド(アドサイド)かサーバーにはっきりと伝えます。

最後に…

普段ゲームをしている方には、デュースサイド・アドバンテージサイド(アドサイド)は当たり前の呼び方かもしれませんが、テニスを始めたばかりの方は、すぐには覚えられないかもしれません。

まずは、デュース以降のカウントの仕方を覚えて、それにひもづけて各サイドの名称を記憶してみてください。