【テニスのルール】わかりやすく解説【これでゲームができる】

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生徒さん

テニススクール1年通っているけど、テニスのルールがいまだにわからない…
生徒さん

今度、クラスの生徒さんたちとコートを借りてゲームをすることになったけど、1セット通してやったことがないな…ルールを間違えずにできるかな?
生徒さん

あれっ、こういうときはどうなるんだっけ?今まで試合にたくさん出たけど、このケースは初めて…

こんにちは、リョウジです!

テニスのルールは、ポイントの数え方も特殊で、知らないとゲームをするのが難しいです。

また、普段からゲームをしている人でも、テニスのルールで迷うときはあるかと思います。

いろいろなケースが考えられるので…

わたしは10年ほどテニススクールの運営に携わっていました。

レッスンでは、テニスの技術を教えるだけではなく、同時にルールも教えます。

ルールを教えるのに長い時間はかけられないので、段階的に少しずつ教えていました。

この記事では、ゲームをするために必要なテニスのルールをわかりやすく解説します。

内容は下記のとおりです。

  1. テニスはどんなスポーツか?
  2. ラケットトスのやり方
  3. 1ゲームの流れとカウント方法
  4. 1セットの流れとカウント方法
  5. タイブレークの流れとカウント方法

この記事を読んで理解すれば、大まかなテニスのルールがわかり、ゲームを楽しめるはずです。

ゲームをたくさん経験して、テニスというスポーツの楽しさを存分に味わってみてください!

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テニスはどんなスポーツか?

テニスは、ラケットを使ってボールを打ち合うスポーツです。

決まった大きさのテニスコートをネットで挟み、自分のコートに来たボールを追いかけながら、ネットの向こうにある相手コートを狙って打ちます。

リョウジ

相手が打ち返せないように配球したり、相手が自分側のコートに返球できなければポイントがとれます!

テニスは、斜めのサービスボックスを狙うサーブから始まります。

サーブは、最初に打つファーストサーブと失敗したときに打つセカンドサーブがあります。

2打とも失敗すると、相手のポイントになります。

サーブを返球することをレシーブ(リターン)と呼びます。

必ずサーブがワンバウンドしてから返球します。

その後は、ボレーやスマッシュといったノーバウンドで打つショットか、ワンバウンドさせてグランドストロークで返球します。

また、テニスには2種類のゲームがあります。

  • シングルス
  • ダブルス

1対1で戦うシングルスと2対2で戦うダブルスです。

それぞれの特徴も含めて、下記の記事でまとめています。

テニスはどんなスポーツか簡単に紹介します

2019年3月13日

ラケットトスのやり方

ゲームをする際は、最初にラケットトスをしてサーブ権やコートを決めます。

ラケットトスとは、ラケットを回してグリップエンドに付いているメーカーのマークの向きを言い当てる方法です。

リョウジ

プロテニス選手が試合前にやっているコイントスの代わりに、わたしたちはラケットトスでサーブ権やコートを決めます。

片方がラケットヘッドを地面につけて、ラケットを回します。

もう片方が、「アップ」か「ダウン」のどちらかを選びます。


【アップ】
→グリップエンドのメーカーのマークが普通に読める状態

【ダウン】
→グリップエンドのメーカーのマークが裏返しになっている状態

「アップ」か「ダウン」を選んだプレーヤーが当たっていれば、選択権を獲得できます。

はずれた場合は、相手が選択権を獲得できます。

トスに勝った場合、選択できるのは下記のどれか1つです。

  • サーブかレシーブ
  • コートのエンド
  • 相手にゆだねる

詳しくは、下記の記事で解説しています。

テニスでサーブ権やコートを決めるラケットトスのやり方

2019年3月18日

1ゲームの流れとカウント方法

テニスは、主に3つのカウント方法を覚える必要があります。

  • 1ゲーム
  • 1セット
  • タイブレーク

ここでは、1ゲームの流れとカウント方法を解説します。

1ゲームが終わるまで、サーブとレシーブは変わりません。

ただし、サーブとレシーブを打つサイドは1ポイント終わるごとに左右変わります。(1ポイント目は必ず右サイドからスタートします。)

先に4ポイントとると、1ゲームを取得できます。

ただし、お互いが3ポイントずつとると、2ポイント相手を突き離さないと1ゲームがとれないルールになっています。

テニスの各ポイントの数え方は特殊で、これは覚えるしかありません。

  • 0ポイント → 0 (ラブ)
  • 1ポイント → 15 (フィフティーン)
  • 2ポイント → 30 (サーティー)
  • 3ポイント → 40 (フォーティー)
  • 4ポイント → game (ゲーム)

自分たちでスコアをカウントする場合、サーブする人が「サーブ側のポイント → レシーブ側のポイント」の順番にコールします。

  • 15 – 0 (フィフティーン・ラブ)
  • 30 – 15 (サーティー・フィフティーン)
  • 30 – 40 (サーティー・フォーティー)

サーブ側とレシーブ側のポイントが同じときは、重複して言わず「オール」を使います。

  • 0 – 0 (ラブ・オール)
  • 15 – 15 (フィフティーン・オール)
  • 30 – 30 (サーティー・オール)

「40 – 40」はDeuce(デュース)といい、ここから2ポイント連取しないとゲームがとれません。

デュースから、サーブ側がポイントをとった場合とレシーブ側がポイントをとった場合は下記のように呼びます。


【デュースからサーブ側がポイントをとった場合】
→ A – 40 (アドバンテージ・サーバー)

【デュースからレシーブ側がポイントをとった場合】
→ 40 – A (アドバンテージ・レシーバー)

時間短縮したいときは、「40 – 40」になったら次の1ポイントをとったほうがゲームをとれるノーアドバンテージ方式を採用する場合が多いです。

「1ゲームの流れとカウント方法」の詳しい解説は、下記の記事をご覧ください。

テニスの1ゲームの流れとカウント方法

2019年3月14日

1セットの流れとカウント方法

1ゲーム終わるまでのスコアを自分で言えるようになったら、次に覚えたいのが1セット終わるまでの流れとカウント方法です。

先に6ゲームをとったほうがセットをとれます。(ただし、相手から2ゲーム差をつける必要があります。)

サーブ権は、1ゲーム終わるごとに交代します。

コートチェンジは、最初の1ゲームが終わったら行います。

それ以降は、2ゲーム終わるたびにコートチェンジを行います。

コートチェンジするたびに休憩がとれます(ただし90秒以内に始めなければならない)が、1ゲーム目が終わったときのコートチェンジだけは休憩がとれません。

セルフジャッジの場合、サーバーが各ゲームを始める前に、ゲームカウントをコールします。

スコアを言うときは、「自分のスコア → 相手のスコア」の順番にコールします。


5 – 3
→ゲームカウント・ファイブ・スリー

「1セットの流れとカウント方法」の詳しい解説は、下記の記事をご覧ください。

テニスの1セットの流れとカウントの仕方

2019年3月15日

タイブレークの流れとカウント方法

ゲームカウントが「6 – 6」になったとき、本来2ゲーム差をつけなければセットはとれませんが、短期決戦で勝負をつけられるタイブレークが採用される場合があります。

通常のタイブレークでは、先に7ポイントをとったほうが勝ちです。(ただし、2ポイント差をつけるまで勝負はつきません。)

サーブ・リターンのサイドは、1ゲームの流れと同じです。

1ポイント目はデュースサイド(自分のコートの右サイド)、2ポイント目はアドバンテージサイド(自分のコートの左サイド)、その後はまたデュースサイドに戻ります。

ただし、タイブレークではサーブ権を交代していきます。

1ポイント目でデュースサイドからサーブを打ったら、サーブ権は交代になります。

その後は2ポイントずつサーブを打って交代します。(アドバンテージサイド→デュースサイドの順番にサーブします。)

さらに、タイブレークにはコートチェンジがあります。

コートチェンジは、両者の合計ポイントが6の倍数になったとき行います。

セルフジャッジの場合、サーバーが「自分のスコア → 相手のスコア」の順番にコールします。


0 – 1 (ゼロ・ワン)
2 – 1 (ツー・ワン)
2 – 2 (ツー・オール)

「タイブレークの流れとカウント方法」の詳しい解説は、下記の記事をご覧ください。

テニスのタイブレークの流れとカウントの仕方

2019年3月16日

最後に…

以上、テニスのルールについてでした。

ルールの大まかな部分はおさえてありますので、これだけ知っていればテニスのゲームができるはずです。

あとは、ゲームをやりながらルールを使いこなしてみてください。

イレギュラーなケースに出会ったときは、その都度覚えていけばいいかと思います。

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