そんなことオレに聞くな…自分でググって考えろ!
こんにちは、リョウジです!
テニスを独学で覚えるのは正直オススメしません。
なぜかというと、知らないことで遠回りすることが多いからです。
今、何を学んだらいいかわからない…
テニスをする環境を作るのも大変…
独学以外でテニスを始めたほうが、これらの問題は解決しやすくスムーズに上達します。
テニスを始める方法については、下記の記事でまとめています。
それでもテニスを独学でしたい、もしくは独学でやらざるを得ない場合、どうしたらいいでしょうか?
わたしは、10年テニススクールの運営に携わっており、まったくの初心者だった生徒さんがうまくなっていくのを何人も見てきました。
テニスコーチだったわたしが、独学するのに必要なことを解説します。
この記事を読むメリットは下記のとおりです。
- 独学に必要な「道具・環境・技術」がわかる
- 独学するのにオススメな本がわかる
- 独学する際の心構えがわかる
独学によるデメリットを最小限にし、迷わず自走できる方法をこの記事で提案したいと思います。
テニスを独学するのに必要なこと
テニスを独学するのに必要なことを、下記の順番に解説していきます。
- テニスをするための道具
- テニスをするための環境
- テニスに必要な動き
- 各ショットのグリップの握り方
- 各ショットの打点
- スイングの身につけ方
ありがとう!助かるよ。
今回は特別だからな…
テニスをするための道具
テニスを始めるには、まず道具が必要です。
まずは、下記の3つを揃えましょう。
- 硬式テニスラケット
- テニスシューズ
- テニスボール
もちろん、テニスするためのウェアやソックスも必要です。
最初は運動できる格好であれば大丈夫ですが…
ラケットの中には、初心者の上達速度を落としてしまう上級者しか使えないモデルや初心者のときしか使えない入門者向けラケットも存在します。
選ぶなら初心者から上級者まで幅広く使えるラケットを選びましょう。
どのメーカーにも誰にでも扱えるスタンダードラケットを用意しています。
男性なら300gくらい、女性なら270〜280gくらいのものを選ぶのが無難です。
シューズはコートサーフェスに合ったテニスシューズを購入しましょう。
何を購入したらいいかわからない場合は、下記の記事をご覧ください。
ジュニアの方はこちら⬇︎
スクールに通う方向けに書いたものですが、揃えるものは一緒です。
あとはテニスボールです。
ノンプレッシャーボール(ゴムの力のみで弾む)という練習用ボールが長く使えてオススメです。
ボールをまとめ買いしておけば、サーブ練習や1人で練習するときに効率が上がります。
ゲームで使用するプレッシャーボール(ボールの内圧とゴムの力で弾む)は打感も柔らかくいいのですが、すぐに弾まなくなるので長い期間使えません。
⬆︎長く使えるノンプレッシャーボール
テニスをするための環境
独学でテニスを始めるなら、テニスコートと相手が必要です。
友達や家族など、定期的にテニスをしてくれる人を見つけましょう。
相手がいなくても練習できるように、壁打ちできる場所を確保できるとさらにいいです。
1人でも使えるテニスコートがあれば、サーブ練習や自分でトス打ちするなどいろいろな練習ができます。
テニスに必要な動き
独学をするうえで、テニスに必要な動きを理解しておく必要があります。
この動きがないと、テニスがいつまでたっても素人くさくなります。
テニススクールに通っていると自然と身につきますが、独学ならテニスをしながら取り入れる必要があります。
テニスをする前のウォーミングアップなどに活用しましょう。
各ショットのグリップの握り方
テニスを始めるに当たって、最初が肝心です。
各ショットのグリップの握り方を正しく覚えましょう。
サーブ・スマッシュ・ボレーで使うコンチネンタルグリップは、必ずマスターしたい握り方です。
グランドストロークも、最初はオーソドックスなグリップで握ることをおすすめします。
ただ、打ちながら自分に合うグリップに変わってもかまいません。
ボールを打ちやすい高さは人それぞれ違うので…
詳しい握り方は、こちらの記事をご覧ください。
各ショットの打点
グリップの握りを覚えたら、まずは打点の形や位置を確認します。
打点は、ボールとラケットがコンタクトする最重要ポイントです。
打点を基準に、ボールにどう入ればそこで打てるかを考えることになります。
この位置を間違えていると、いつまでたってもうまくなりません。
打点付近の練習は、至近距離での壁打ちが反復できておすすめです。
各ショットの打点は、下記の記事をご覧ください。
スイングの身につけ方
スイングは、打点を基準にして徐々に大きくしていきましょう。
その際に、ボールを相手コート(壁打ちなら壁)のどこへコントロールするのかを常に意識します。
1打1打の行き先を観察して、フィードバックしていきます。(※フィードバック→結果を見てより適切なものにしていく。)
また、スイングが大きくなれば大きくなるほど、ボールを飛ばしやすいです。
ある程度大きなスイングができるようになったら、打点以外に各ショットの折り返し地点にも目を向けてみましょう。
各ショットの打点と折り返し地点のタイミングがとれるようになると、テニスはだいぶ上達しているはずです。
ちなみに、ボレーは最初スイングはいらないです。
グランドストロークと違うスイングになるため、まずは打点だけにとどめてフットワークを磨きましょう。
テニスを独学するのにオススメな本
テニスを独学するのにオススメな本ってある?
もう絶版で古本でしか手に入らないが、この本がオススメだ。
かなり前に出版された本ですが、内容はかなり細かいです。
この本をオススメする理由は、各ショットの練習方法がテニスを独学している人に向いているからです。
簡単そうに見えますが、どれもショットの本質的な部分を磨けます。
練習するときの細かい注意点も書いてあるので、正しくできているか自分で確認しやすいです。
たくさんの本をいきなり購入すると、いろいろな情報で混乱する可能性が出てきますので、まずはこの本1冊を使い込んでみてください。
テニスを独学するのに必要なマインド
テニスを独学する際の心構えとかあったりする?
何でも試してみる積極性は必要だな…
テニスを独学するのに必要なマインド、それは積極的に技術を吸収して、実際に自分の身体を通して試してみることです。
テニススクールに通っていれば受け身でも必要な技術が入ってきますが、独学ではそうはいきません。
テニスの技術を積極的に学び、自分の身体で試して合うものをどんどん取り入れていきましょう。
テニスを独学するのに必要なマインドはもう1つあります。
それは、できるかぎり早くゲームにチャレンジすることです。
そのためには、ゲームが最低限できるレベルまで持っていくことと、ゲームをする環境を整えることが必要です。
ゲームができるレベルまで持っていければ、あとはゲームが何を学べばいいかを教えてくれます。
ここまでたどり着けば、独学によるマイナス面はもうありません。
最後に…
「テニスは独学できるのか?」
できなくはありませんが、ある程度道筋が見えていないとかなり難しいです。
最初は何が正しいかわからないので、その分遠回りします。
けれども、自分で考えるクセは身につくので、テニススクール生が伸び悩んでいる時期も淡々と成長できる可能性を秘めています。
ねえ、テニスを独学するには何をそろえたらいい?何から始めたらいい?