こんなにテニスが好きなのに、テニスができない!

「こんなにテニスが好きなのに、テニスができない!」

それは、わたしの人生そのものを表している言葉だ。(正確には人生の7割くらいか…)

今日は、わたしの今までのテニス人生を振り返ってみた。

高校生でテニス部に入る

テニスは、以前からちょくちょくする機会があり、まったくの初心者ではなかった。

「テニスをすればモテるかも…」

そんな軽い気持ちでテニス部に入ったのを覚えている。

弱小テニス部だったが、楽しくテニスがやれたので、逆にそれがよかった気がする。

人数が多くて、あまりボールを打たせてもらえなかったけれど…

テニス部に入ってからテニスにのめり込んだのは、当時現役だったマイケル・チャン選手(今は錦織選手のコーチ)のプレーをテレビで見たことがきっかけだった。

部活を引退した後も、高3にもかかわらず、ジュニア育成のテニススクールにほぼ毎日通っていた。

母親には数えきれないほどわがままを言って迷惑をかけた。

本当にごめんなさい。

地道な努力ができない自分

わたしはうまくなる魔法を探すのが好きな人間だった。

受験勉強でいうと、いろいろな参考書を買って、結局何もやり遂げずに終わってしまうタイプだ。

地道な努力が向かない人間だった。

そして、頑固だった。

そんな自分だったので、わたしは「こんなにテニスが好きなのに」いつまでたっても「テニスができない」ままだった。

やがて、簡単にうまくなる魔法なんてないことに気づく。

そして、テニスから離れていった。

自分のテニスが大嫌い

人は簡単に手に入るものはすぐに飽きてしまうが、手に入らないものほどなかなかあきらめきれないものだ。

かなりのブランクを経て、再びテニスにチャレンジしたくなった。

どうしてもテニスがうまくなりたかった。

テニスを1度リセットするために、フォアハンドストロークをイースタングリップからやり直すことにした。

「こんなの自分のテニスじゃない…」

自分のテニスが好きになれないけれど、なかなかうまくなれないわたしには仕方がない決断だった。

テニスに打ち込むも周りに馴染めずにいた

運動能力も高くなく、努力の仕方も下手くそなわたしは、どの環境に行っても、なかなか馴染めずにいた。

周りはテニスをやり込んだ連中ばかりで、わたしは申し訳なさそうにテニスをしていた。

かなり居心地が悪く感じ、次第にフェードアウトしていった…

自分の居場所を見つける

やがて、わたしは自分にとって居心地がいい場所でテニスがしたいと思うようになった。

そして、その場所は草トーナメントの試合会場であることに気づいた。

わたしにとって、そこはまさにホーリーランド(自分の居場所)だった 。

すべては自己責任であり、誰にも迷惑をかけないからだ。(実際にはかかっているかもしれないけれど。)

そして、わたしは試合に出ることに躍起になった。

自分のテニスを好きになる

試合に出ることをベースに、練習環境も整ってきた。

練習相手にも恵まれるようになり、やがて自分のテニスが好きになった。

練習をしてくれた皆様、本当にありがとうございました。

こんなにテニスが好きなのに、テニスができない!

少しずついい方向に向かっていたわたしのテニス人生だった。

仕事で消耗しながらも、空いている時間に試合へ出続けた。

けれども、テニスをお休みすることになったとき、精神のバランスが崩れ始めた。

心が少しずつ病んでいった。

好きなことに打ち込める人に憧れながらも、好きなテニスに打ち込んでいる人に嫉妬していった。

そして、また新たな「こんなにテニスが好きなのに、テニスができない」日々が始まった…