テニスのグランドストロークを、ダブルグリップのメディシンボールでトレーニングするのは非常に危険?

こんにちは、リョウジです!

グランドストロークを強化したいときにメディシンボールを投げるトレーニングが有効です。

メディシンボールを使って、テニスのグランドストロークを強化しよう!

2018年11月9日

メディシンボールを投げる環境がない場合は、ダブルクリップのメディシンボールを使えば自宅で黙々とトレーニングができます。

両手でグリップをつかめるので、安心してメディシンボールを振り回せます。

しかし、ダブルグリップのメディスンボールで間違った方向に繰り返しスイングしていると、グランドストロークの繊細なスイングを破壊する危険があります。

トレーニングをしたら、実際にボールを打ってみて、間違えた動きをしていないか確認することが大切です。

なぜダブルグリップのメディスンボールがグランドストロークのスイングを破壊するのか?

ダブルグリップのメディシンボールをスイングすると、下半身から大きな力を発生させるので、全身を使ったグランドストロークが打てるようになります。

しかし、メディシンボールを投げる動作とは違って、腕を振る方向があいまいになりやすいです。

間違えたスイング軌道のまま繰り返し練習してしまうと、本来のスイングに悪影響を及ぼします。

メディスンボールを投げるリリースポイント以降も、ダブルグリップの場合メディシンボールをつかんでいるため、スイング方向がズレやすいです。

インサイドアウトに腕を振りたいのに、メディシンボールのダブルグリップを握り続けるため、次第にインサイドに向かってスイングをしてしまいます。

重すぎるダブルグリップのメディシンボールを使うと、さらに被害は大きくなります。

重すぎるダブルグリップのメディシンボールでスイングすると、肘が伸びていく動きにもズレが生じます。

スイングが始まって、すぐに肘がピンと伸びてしまう重さのダブルグリップメディシンボールは非常に危険です。

実際に破壊されたわたしのフォアハンドストローク

わたし自身の失敗体験をお話したいと思います。

ダブルグリップのメディシンボールを振り回すトレーニングは、実際にコートで打ったときに効果がはっきりとわかり、非常に楽しいトレーニングでした。

特に、片手打ちバックハンドストロークが、このトレーニングのおかげで力強くスイングできるようになり、前よりボールを打ち抜けるようになりました。

テニスができない期間があり、その間もダブルグリップのメディシンボールを振り続けました。

最初は3kgのダブルグリップメディシンボールでトレーニングしていました。

3kgの重さに慣れてしまい、トレーニングに物足りなさを感じてきたので、6kgのものを使うようになりました。

振り回しがいのある重さで、このトレーニングを続けたら、どんなボールが打てるようになるんだろうとワクワクしていたのを覚えています。

久しぶりにテニスをしたときに、フォアハンドストロークに違和感を感じました。

いつもより早く肘が伸びてしまい、スイートスポットの根元よりでボールが当たってしまうことが増えていたのです。

テニスをした後に、肘が伸びてしまう動きを制御すべく、3kgに落としてダブルグリップメディシンボールのトレーニングで確認しました。

わたしは、元々肘を伸ばしたまま(ストレートアーム)スイングするタイプではないため、トレーニング中すぐに肘が伸びきらないように気をつけました。

その意識が悲劇を生みます。

翌日ボールを打ったら、フォアハンドストロークのスイングは壊れていました。

インパクト付近から腕が震えて(イップス?)、ラケット面が保てなくなっていました。

ショートラリーでゆっくりスイングするときすらもラケット面が保つことができず、まともにボールをコントロールできない状態になってしまったのです。

球出しやラリーのときもラケット面が保てないので、ボールはとんでもないところに飛んでいき、自分に何が起きたのかわからず、混乱しました。

今までできていたことができなくなるという絶望をその時感じました。

それ以来、ダブルグリップのメディシンボールを振り回すのは控え、ボールを打つ練習で修正しようと努めましたが、元のスイングには戻りませんでした。

しょうがなくグリップの握りを変えて打ってみると、インパクト付近で起こる腕の震えがなくなり、ラケット面が保てるようになりました。

不本意ではありますが、グリップの握りを変えたまま、フォアハンドストロークを打つことにしました。

しばらくして、どのみち元のスイングが戻らないならと、ダブルグリップメディシンボールのトレーニングをまた再開しました。

今度はスイングが壊れないようにクローズドスタンスをとり、インサイドアウトにダブルグリップメディシンボールを振ってみました。

ボールを正面に投げるつもりで、スイング方向を間違えないように気をつけました。

その結果、ラケットをしっかり振り抜けば、インパクト付近の腕の震えはなくなり、スムーズなスイングでボールが打てるようになりました。(ゆっくり振ると腕の震えが再発していましたが…)

実際にボールを打つときは、毎回クローズドスタンスで入るわけにもいかないので、スクエアスタンスやセミオープンスタンスを使いながら、スイング方向を調整しています。

ダブルグリップのメディシンボールスイングは、オープンスタンスに向いていない

ダブルグリップのメディシンボールは、ボールを投げられないため、オープンスタンスでのスイングにも向いていません。

トレーニングした後に実際にボールを打ってみれば、スイング動作がおかしくなっていることに気づくはずです。

最後に…

ダブルグリップのメディシンボールでトレーニングするのは非常に危険ですが、運動連鎖を鍛えることができるお気に入りのトレーニングです。

興味がある方は、下記に注意してトレーニングしてみてください。

【ダブルグリップメディシンボールのトレーニングで気をつけること】

  • ダブルグリップのメディシンボールでトレーニングした後は、実際にボールを打ってみて、スイングがおかしくなっていないかを確認する。

  • ダブルグリップのメディシンボールでトレーニングするときは、ボールが投げられない分スイング方向に気をつける。

  • スイング方向がよくわからない場合は、クローズドスタンスでトレーニングする方法もある。

  • 重すぎるダブルグリップのメディシンボールは、本来のスイングを破壊するので、軽めのボール(3kgくらい)を使用する。

  • ダブルグリップのメディシンボールでは、オープンスタンスのスイング練習も危険。