こんにちは、リョウジです!
テニスを始めて、ボレーとグランドストロークを球出しとラリーで練習したら、ボレーとグランドストロークを使ってゲームをしてみます。
テニスでボレーの打点を覚えたら、軸足を決めたところから踏み込んで打ってみよう!
テニスのボレーで、「足踏み・スプリットステップ・軸足を決める」動きを入れて打ってみよう!
ボレーとグランドストロークを使ったゲームは、ボレー対グランドストロークのラリーより難易度が低く、楽しくポイント争いをしながら練習できます。
3(もしくは4)対2の変則ボレー対ストローク
ゲームの方式は、3(もしくは4)対2の変則ボレー対ストロークです。
チャンピオン側はベースラインのデュースサイドとアドバンテージサイドに1人ずつ立ち、グランドストロークで戦います。
チャレンジャー側はデュースサイドとアドバンテージサイドのサービスボックス中央より少し前に1人ずつ立ち、ボレーで戦います。
さらに、チャレンジャー側には待ち人数に応じて、1人か2人ベースラインに立ち、ボレーヤーの2人をサポートします。
ボレーヤーの2人が届かないロブや抜けてしまったボールをロブで返球します。
最初の球出しは、チャンピオンのグランドストローク側のサイドラインからコートに少し入ってボレー側に出します。(デッドゾーンくらいから。)
ボレーを習い始めたころは、グランドストローク側よりボレー側のほうが不利になる場合が多いです。
ボレーヤーが返球できるエリアがまだ小さいからです。
ボレーヤーが返せないボールは、後ろのベースラインに立っているプレーヤーが返球します。
これで、チャレンジャー側が有利になり、チャンピオンが交代しやすくなります。
ボレーヤーへの球出しは、レベルや目的に応じて下記の方法があります。
- ボレーヤー2人とも、フォアハンドボレーに出す。
- ボレーヤー2人とも、バックハンドボレーに出す。
- ボレーヤー2人とも、プレーヤーの外側に出す。
- ボレーヤー2人とも、プレーヤーの内側に出す。
- フォアボレーとバックボレー、ランダムに出す。
- プレーヤーの正面に出し、フォアボレーかバックボレーを選んで打たす。
1番やさしいのは、「ボレーヤー2人とも、フォアハンドボレーに出す。」です。
その他ゲームの細かいルール設定については、こちらの記事もご覧ください。
変則ボレー対ストロークの注意点
変則ボレー対ストロークのゲームをする上で、注意してほしいことがあります。
球出しのボールはボレーでつなげる
球出しのボールをボレーするとき、サービスラインより手前にバウンドしたら球出しからやり直しします。
サービスラインより手前にボールがバウンドしてしまうと、グランドストローク側はボールを拾えず、ラリーがすぐに途切れてしまいます。
球出しのボールをサービスラインより後ろにボレーをして、グランドストローク側につなげてからポイントをスタートします。
それ以降は、どこに打ってもいいルールにしますが、打ちながらどんどん下がってグランドストロークで打たないように気をつけます。
また、ボレーヤーはボールを打ったらラケットを正面に構えて、フォア・バックどちらにボールが来てもいいようにします。
グランドストローク側はいろいろなところを狙ってみる
チャンピオンのグランドストローク側は、ボレーヤー2人がお見合いになりやすいセンター、隙があればストレート、後は相手の正面にアタックしてみるなどいろいろなところを狙ってみます。
チャレンジャー側のベースラインプレーヤーはロブで返球
チャレンジャー側のベースラインプレーヤーはロブで返球します。
直線的なボールで打ってしまうと、前に立っているボレーヤーに当たってしまいます。
ボレーヤーの上を確実に越える大きさのロブを打つように心がけます。
変則ボレー対ストロークの効果
チャレンジャー側のボレーヤーは、確実に1球目でボレーを打つ練習ができますので、すぐに途切れてもかまいません。
途切れたら、ポイントのコールをしながら次のボールをすぐ出すことで、ラリー練習の効果も出てきます。
ボレー対ストロークのラリー練習がつながらなくても、変則ボレー対ストロークのゲームで、ラリーする能力も磨くことができます。
ジュニアでもゲームを楽しみながらできる練習です。
チャンピオンをボレーヤー2人とロブを打つグランドストローカー1人にするとどうなる?
逆に、チャンピオンをボレーヤー2人とロブを打つグランドストローカー1人にするとどうなるでしょうか?
球出しはチャレンジャーのグランドストローク側に出しますので、どちらかというとグランドストローク側メインの練習になります。
チャンピオンのボレーヤー2人は、初球から実戦的なボールを受けることになります。
ゲームでボレーをする頻度は減り、ボレーする難易度も上がります。
以上、「テニスのボレーとグランドストロークを使って、ゲームをしてみよう!」でした。