- テニススクールのシステムはどんな感じなの?
- インドアとアウトドア、どちらのテニススクールがいいの?
- テニススクールに通うには何を揃えればいいの?
こんにちは、リョウジです!
テニスを始めたいと思ったとき、テニススクールが1つの選択肢になりますが、最初は上記のようにわからないことだらけだと思います。
わたしは、テニスを始めてから9校のテニススクールに通ったことがあり、テニススクールの運営スタッフとしても10年携わってきました。
この記事では、わたしの生徒側と運営側の経験を生かして、入会する前に知っておきたいテニススクールのことを解説します。
テニススクールに通う不安を少しでも解消してもらえたらと思います。
この記事を読めば、初心者でもスムーズにテニスを始められます!
テニススクールのシステム
下記の順に、テニススクールのシステムについて解説していきますね!
- 決まったクラスを1つ選ぶ
- グループレッスン
- 欠席と振替
- 1タームの期間
テニススクールでは決まったクラスを1つ選ぶ
通常のテニススクールは、決まったタイムテーブルがあります。
そのタイムテーブルから自分のレベルに合ったクラスを1つ選び、毎週同じ時間に通うことになります。(レギュラークラスといいます。)
ジュニアクラスだと、レベルだけでなく、年齢でも分けています。
テニススクールはグループレッスン
テニススクールは、通常コーチ1人のグループレッスンです。
1クラスの定員はテニススクールによって違います。
1クラスが6人以下だと、打数や運動量も十分にとれ、コートを広く使えます。
1クラスに9人以上いると、待ち時間も多くなり、コートが狭く感じます。
室内(インドア)の場合はカーテンでコートを分割してレッスンができるので、定員を多くしやすいです。
また、コーチを2人か3人に増やしたり、コートを2面使用することで、1クラスの定員を増やす場合もあります。
ちなみに、インドアの初心者向けクラスはハーフコート(縦半分のコート)で行い、定員は6名くらいが限度です。
テニススクールの欠席と振替
テニススクールに入会するときにスタッフから説明があると思いますが、テニススクールの欠席と振替の仕方は超重要です。
スクールによって欠席と振替のシステムは違うので、不明な点があればスタッフに確認をしておきましょう。
特に注意してほしいのは下記の3点です。
- 欠席連絡はいつまでできるか
- 振替は月何回までできるか
- 振替できる範囲
「欠席連絡はレッスン当日でもできるのか?」
もし、欠席連絡がレッスン前日までだった場合、急な用事ができたり残業になるとレッスンを捨てることになります。
また、レッスン当日に欠席連絡ができる場合、レッスンが始まる何時間前まで可能かも確認しておきましょう。
「欠席したレッスンは、毎月何回まで振替できるのか?」
テニススクールによっては、振替できる回数が決まっている場合があります。
仮に、月のレッスンすべて振替できるとしても、何回目からか振替料金が発生する場合があります。
計画的に、欠席と振替をしながらレッスンを消化する場合、これは重要です。
「タイムテーブルのどこからどこまでのクラスに振替できるか?」
基本的には、同じレベルのクラスに振替することになります。
ですが、すべての時間に同じレベルのクラスがあるとは限りません。
スクールによっては、1つ下のレベルに振替できる場合もあります。
また、「平日昼間・ナイター・土日」で料金が違うと、同じレベルでも振替できなかったり、振替できてもレッスン料の差額を支払うシステムのところもあります。
振替できる範囲も、入会時に確認しておきましょう。
テニススクールによっては、webで欠席や振替ができるところもあります。営業時間外も利用できるので、有効に活用しましょう!
テニススクールの1タームの期間
テニススクールには、1ターム(1期)という期間があります。
学校でいうと1つの学期です。
通常1タームで、大きなテーマを1つ決めて練習します。(レベルによってテーマは違います。)
ただ、テニススクールによって1タームの期間は違います。
1ターム3ヵ月のところもあれば、タームがなく1ヶ月(4週)単位のところもあります。
タームの長さは、カリキュラムだけではなく、「レギュラークラスの変更・進級・退会」するタイミングにも関係してくるので、入会時に把握しておきましょう。
【インドアとアウトドア】どちらのテニススクールがいいの?
インドアとアウトドア、どちらのテニススクールがいいの?
テニススクールには、主にインドアとアウトドアの2種類があります。
どちらにも長所と短所がありますが、初心者がテニスを継続しやすいのはインドアのテニススクールです。
レッスンが天気に左右されないので、毎週決まった時間にテニスをする習慣が作りやすいです。
インドアテニススクールとアウトドアテニススクールの長所と短所は下記の記事にまとめましたので、参考にしてみてください。
インドアテニススクールとアウトドアテニススクール、それぞれどんな生徒さんが通っているか知りたい方は下記の記事をご覧ください。
テニススクールに通うなら何を揃えればいいの?
テニススクールに通うには、何を揃えればいいの?
テニススクールに通う場合、下記が必要になります。
- テニスラケット
- テニスのシューズ
- テニスソックス
- ウェア
ラケットやシューズがテニススクールでレンタルできれば、最初はそれを活用してもいいでしょう。
もちろん、会社帰りで通うため荷物を減らしたいなどの理由があれば、無料有料にかかわらず継続してレンタルを活用するのも1つの手です。
テニスラケット
ラケットを購入する際は、コーチに相談してみましょう。
コーチは、下記を考慮してあなたに合ったラケットを選んでくれるはずです。
- ラケットの重さ
- ラケットフェイスの大きさ
- ラケットの厚み
- グリップサイズ
ラケット以外に、下記も一緒に購入する必要があります。
- ストリング
- グリップテープ
- 【任意】振動止め
ストリングをラケットに張るには、ストリング代以外に別途張り代がかかります。
ラケットには元グリップ(リプレースメントグリップ)というものが最初から巻いてありますが、さらにグリップテープを1枚巻いて使います。
グリップが滑るようになったら、グリップテープを巻き替えるようにします。
振動止めは打ったときのストリングの振動を止めてくれるものですが、必ずしも必要なものではありません。
どちらの打感が好みかで、振動止めを付けるか付けないかを決めればOKです。
振動止めを購入する前に、誰かに借りて打感の違いを比べるのがいいですね。
テニスシューズ
テニスシューズを購入するとき、気をつけたいのは下記の3点です。
- コートサーフェスが合っているか
- メーカーによってサイズが違う
- 両足とも試し履きをする
コートサーフェスが合っているか
まず、テニススクールのコートサーフェスに合ったシューズを選ぶ必要があります。
テニスシューズは、コートサーフェスで大きく3つに分けられます。
- オールコート用
- オムニ・クレー用
- カーペット用
オールコート用は、ハードコートに適しています。
オムニ・クレー用は、オムニコートやクレーコートに適しています。
カーペット用は、インドアに多いカーペットコートに適しています。
ただ、カーペットコート用は種類が少ないです。
インドアのカーペットコートでは、オールコート用のシューズを使用している方が多いです。
メーカーによってサイズが違う
普段27cmの靴を履いているから、テニスシューズも27cmで大丈夫かな?
テニスソックスは、通常の靴下より厚みがあります。
なので、普段使っている靴のサイズが決まっていても、テニスソックスを履いたうえでテニスシューズの試し履きをしてください。
また、同じサイズでもメーカーによって合う合わないがあります。
試し履きをしたとき、歩いたり止まったりしてみて、足指に痛みが出るときはサイズを上げるだけではなく、メーカーを変えてみることも検討してみてください。
両足とも試し履きをする
片足だけシューズを合わせれば十分だよね!
片足が合っても、両足とも合うとは限りません。
足の長さが、両足で若干違う場合があるからです。
わたし自身も右足のほうが0.3mm長いです。
必ず両足とも試し履きして、歩いたり止まったりしてみて痛みが出ないか確認してみてください。
テニスソックス
靴下は、普段使っているものじゃダメなの?
テニス用のソックスではなくてもいいですが、薄い靴下は避けましょう。
テニスは、走ってボールを追いかけたり、止まって方向転換したりするので、その衝撃に耐えられるように、スポーツ用の厚めのソックスを選びましょう。
ウェア
テニスウェアってちょっと高いよね…テニスウェアじゃないとダメ?
そんなことはありません。
運動しやすい服装であれば、大丈夫です。
ただ、下記の3点に気をつけてください。
- 速乾性や通気性に優れたもの
- ポケットにボールが入るもの
- 温度調節できるようにしておく
テニスをするときのウェアは、デザインだけではなく、汗がベタつかないように速乾性や通気性に優れたものを選びましょう。
ウェアを選ぶとき、ポケットにボールが入るものを選ぶことも大切です。
テニスでは、1,2球ボールを携帯しながらラリーすることが多いです。
サーブはファーストサーブとセカンドサーブの2回チャンスがあるので、ポケットに1球は携帯しておきたいです。
ラリー練習では、2球交代もしくは3球交代になる場合が多いのでポケットに1,2球携帯しておきたいです。
ハーフパンツにはだいたいポケットがあると思いますが、女性がスカートを購入する際は、ポケットがあるか確認しておきましょう。
テニスをするときは、ウェアで温度調節できるようにしておくことも重要です。
テニスは最初寒くても、動いていくうちに暑くなっていくことが多いです。
最初はウォーミングアップウェアやパンツなどを羽織り身体を暖かくしておいて、暑くなってきたら脱いで温度調節をしましょう。
その他レッスン当日に用意するもの
上記以外で、レッスン当日に用意するものはスポーツドリンクです。
汗をかくと、水分やミネラルの補給が必要になるので、飲みものは必須です。
また、タオルも用意しておくと、身体から出てくる汗を拭きとれます。
アウトドアでレッスンを受ける場合は、日差し対策にキャップや日焼け止め、暑さ対策や防寒グッズも検討しましょう。
テニススクールのグループレッスン以外にテニスを始める方法はないの?
ところで、テニスを始める方法はテニススクールに通う以外にないの?
テニスを始めたいと思ったとき、テニススクールのグループレッスンに通うのが1番手っ取り早いです。
しかし、それがベストな方法とは限りません。
テニスを始めるには、下記の方法が考えられます。
- テニススクールのグループレッスン
- プライベートレッスン
- 部活やサークル
テニススクールのグループレッスンでも、1からテニスを教わることができます。
ですが、個人的なアドバイスや打つ打数は、人数がいる分どうしても減ってしまいます。
マンツーマンで教えてもらえるプライベートレッスンなら、自分のペースでコーチから細かく教えてもらえます。(ただし、その分コストがかかります。)
グループレッスンが合わないと感じたら、プライベートレッスンを選択肢の1つとして検討してみましょう。
もし、部活やサークルでテニスを始める機会があれば、そこからテニスを始めるのも1つの手です。
テニスの指導や練習が必要と感じたら、テニススクールで補うのがいいでしょう。
最後に…
テニスを始めたい方が知っておきたい、テニススクールのことをまとめてみました。
上記を理解したうえで、ご自分に合ったテニススクールを探してみてください。
テニススクールの体験レッスンに関する記事もありますので、こちらも参考にしてみてください。
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ところで、テニススクールはどんな仕組みなの?