こんにちは、リョウジです!
テニスを始めた人向けに、サーブの導入方法について書きました。
打つ方向に対して身体を正面に向け、打点付近のプロネーション練習をしました。
こちらの記事では、打ちたい方向にスタンスを決めて、サーブを打つ練習を紹介します。
右利きの場合で説明します。(左利きの場合は、左右逆になります。)
スクエアスタンスからまっすぐ打つ
サーブの導入練習で腕のスイングを覚えたら、打ちたい方向に対してスクエアスタンスをとって練習してみます。
アレーのベースラインより後ろに立ち、アレーの間に打つ練習です。
ここで打つと、ボールがまっすぐ飛んでいるかどうかがわかりやすいです。
後ろにある右足は、つま先が打ちたい方向の90度右側に向けます。
前にある左足は、つま先が打ちたい方向の45度右側に向けます。
両足のつま先を結んだラインが打ちたい方向に向くようにスタンスを決めます。
ラケットはコンチネンタルグリップで握り、テイクバックしておきます。
両肩と右肘を一直線にして、右肘を90度になるまで曲げます。
ラケットヘッドは前方より少し上を向き、頭の上にくるように少し寝かせます。
左手を左ももに触るくらい下ろしてから、右斜め前方向にトスアップします。
トスアップしたボールを、フォアハンドストロークのように身体を回して打ちます。
右足裏を打つ方向の反対側に向けて、骨盤を打つ方向まで回します。
後ろにあった右肩が前に出てきて、身体が正面を向きます。
右肘が伸びて、右肩の少し前でボールをとらえます。
その後、プロネーション(内旋+回内)でラケットヘッドが打つ方向に向いて終わります。
最後に余韻で、ゆっくりラケットを右下まで振り抜きます。
コンチネンタルグリップだと、インパクトでラケット面が打つ方向より左に向きやすいです。
ボールがアレーよりも左方向に飛んでいくようなら、プロネーションを使って打った後にグリップエンドが自分から見えるくらいラケットを返しましょう。
ボールの真後ろより少し下をラケットでとらえられればOKです。
まっすぐボールを打てるようになってきたら、サービスラインより手前を狙って深さのコントロールを意識してみます。
サイドでスタンスを変えながらクロスのサービスボックスを狙う
スクエアスタンスでまっすぐアレーに打てるようになったら、斜めのサービスボックスを狙ってサーブをしてみます。
どちらのサイドも、斜めのサービスボックスの中央に対してスクエアスタンスをとります。
つまり、両足のつま先を結んだラインが斜めのサービスボックスの中央を向くようにします。
サイドを変えて打つときは、まずスタンスを確認してから打つようにしましょう。
まっすぐアレーを狙ったときと同じ打ち方にするためです。
ただし、クロス方向にサーブを打つ場合は、まっすぐアレーに打つときより飛距離を伸ばす必要があります。
まっすぐアレーに打ったときより、高い軌道で打つようにしましょう。
ベースラインを基準に打点の位置を比べると、デュースサイド(右側のサイド)から打つ場合は、まっすぐ打つときより打点が前になります。
逆に、アドバンテージサイド(左側のサイド)から打つ場合は、まっすぐ打つときより打点が後ろになります。
また、左足を前に動かさないと打てない場合は、トスアップをやり直しましょう。
左足がベースラインを踏んでしまうと、フットフォルトになります。
ボールが斜めのサービスボックスに入っても、打つ前にベースラインを踏んでいたらフォルト扱いです。
最後に…
斜めのサービスボックスを狙って打てるようになったら、サーブからのゲームにチャレンジできます。
ここまでをクリアしたら、ラケットをテイクバックしながらサーブを打つ練習に進みましょう!