こんにちは、リョウジです!
下記の記事で身体の回転を使ってスマッシュする練習を紹介しました。
次は、球出しのタイミングに合わせてスプリットステップから始める通常のスマッシュ練習をしてみます。
スプリットステップから始める通常のスマッシュ練習の動き
通常のスマッシュ練習の動きは下記のとおりです。
【通常のスマッシュ練習の動き】
- アイドリング
- スプリットステップ ←球出しに合わせる
- 軸足を後ろに引く+身体をターン
- サイドステップで下がりながらテイクバック
- サイドステップで前進
- スタンスを決めてスイング
- (次のポジションに移動しながら)構え直す ←①〜⑥の動きが慣れてきたら入れていく
練習をするときのポジションとターゲット
スマッシュを打つ人は、サービスボックスの中央くらいからスタートします。
球出しは、ベースラインより少し前くらいから出します。
低めの球出しはボールをとらえるタイミングが合わせやすいですが、滞空時間の長い高めの球出しがオススメです。
滞空時間が長くて高いボールを上げるとスマッシュを打つタイミングが難しくなりますが、動きを1つ1つ確認する余裕が生まれます。
ボールがラケットにまったく当たらない場合は、低めの球出しで慣らしてから徐々に軌道を上げていきます。
ターゲットは、ストレート方向を狙えるように設置します。
サービスラインとベースラインの間にターゲットを設置します。
スプリットステップのタイミング
最初は、身体を球出しする人に向けてラケットを正面に構えます。
アイドリング(足踏み)をしながら待ち、球出しする人のラケットにボールが当たる前にはスプリットステップを開始します。
ボールが球出しする人のラケットに当たるときに、スプリットステップが終了します。
スプリットステップは、両足を広げて地面に着地すればOKです。
「軸足を後ろに引く+身体をターン」はできるかぎり早く済ませる
「軸足を後ろに引く+身体をターン」のタイミングですが、できるかぎり早く済ませます。
まず、スプリットステップをしながら、どのショットを使うか判断します。
スマッシュを打つと決めたら、すぐに軸足を引いて身体のターンをします。
スマッシュの軸足は、右利きだったら右足、左利きだったら左足になります。
「軸足を後ろに引く+身体をターン」をすばやく行えると、ラケットのテイクバック・ボールとの距離合わせ・スイングに余裕が出てきます。
その際に、両手でラケットをふせたまま後方に移動します。
両手は頭くらいの高さまで上がります。
サイドステップで下がりながらテイクバック
軸足を後ろに引いて身体をターンしたら、もう片方の足を軸足に寄せて、そこからサイドステップで下がります。
その間に、両手で支えていたラケットをテイクバックします。
テイクバックは、余裕を持ってスイングできるように早めに済ませます。
実際に打つ場所より下がることで、サイドステップで前進する勢いを利用して、力強くスマッシュできます。
サイドステップで前進してスタンスを決めてスイング
サイドステップで前進しながらボールとの距離を合わせます。
そして、両足のスタンスを決めてスイングします。
スイングは、球出しのボールが頂点から落ち始めたら開始します。
そうなると、ボールが頂点を通過するまでには、両足のスタンスを決めておきたいところです。
もしスプリットステップからのスマッシュがうまく打てなかったら…
もしスプリットステップからのスマッシュがうまく打てなかったら、①〜③を省いてまず④〜⑥を練習します。
【通常のスマッシュ練習の動き】
アイドリングスプリットステップ ←球出しに合わせる軸足を後ろに引く+身体をターン- サイドステップで下がりながらテイクバック
- サイドステップで前進
- スタンスを決めてスイング
(次のポジションに移動しながら)構え直す ←①〜⑥の動きが慣れてきたら入れていく
横向きでテイクバックしたところから、まず下記を習得します。
- サイドステップを使ってボールとの距離を合わせる
- スイングを開始するタイミング
また、①〜⑥を通して打つ前に、スマッシュ動作全体の素振りを行うと負荷を下げられます。
スマッシュを打ったら構え直す
スプリットステップからのスマッシュに慣れてきたら、チャレンジしたいのがスマッシュを打った後の動作です。
スマッシュを打ったら終わりではなく、ボールが返ってくることを前提にラケットを正面に構え直します。
ラケットを構え直して、次のポジションをイメージしながら移動できると実戦で慌てることはなくなります。
ボールを打った方向に身体を向けて、次のボールに備えてラケットを正面に構えます。
いいスマッシュが打てれば浮いたボールが返ってきやすいので、ボレーで仕留められるように少し前につめます。
ゆくゆくは、ここまでのスマッシュ動作を身体に覚えこませる必要があります。
以上です。
球出しでスプリットステップからのスマッシュを練習したら、スマッシュを使ったゲームにチャレンジしてみましょう!