こんにちは、リョウジです!
テニスのゲームを楽しみたい方にとって、テニスクラブは選択肢の1つになるかと思います。
とはいえ、テニスクラブのホームページを見てもテニススクールとは料金体系があまりに違うので敬遠してしまう方も多いはず。
テニスクラブの会員だった期間はそれほど長くないですが、わたし自身タイプの違うテニスクラブを2つほど利用していました。
また、テニスクラブの運営側のスタッフとしても携わった経験があります。
この記事では、わたしが知っているテニスクラブのことを下記の3つに分けて紹介します。
- テニスクラブはどんなところ?
- テニスクラブの良いところと悪いところ
- 衰退していくテニスクラブの対応策
この記事を読むことで、テニスクラブの概要がわかり、自分に合っているかどうかも確認できるかと思います。
テニスクラブのイメージがつかめたら、実際に体験してみるといいかもしれません。
テニスクラブはどんなところ?
クラブ会員になれば、家族でレンタルコートのように使えるの?
テニスクラブのお問い合わせや見学で、よく聞くのがこの質問です。
テニスクラブは、会員同士で順番に空いたコートに入ってゲームをしますので、レンタルコートのようには使えません。
ボールは各自フォート缶を持ってきて、ウォーミングアップをしてからダブルスのゲームをセルフで楽しみます。
6ゲーム先取ノーアド(40ー40は1本勝負)のルールでゲームが終わったら、待っている会員さんにコートを譲ります。
テニスクラブに入会するには?
実際にクラブの体験をして、クラブの支配人かコーディネーターと面接します。
テニスクラブに入るためには、下記の条件を満たす必要があります。
- 他のクラブ会員とゲームができるレベル
- 他のクラブ会員と仲良くやっていける
テニススクールのように、誰でも大歓迎というわけではありません…
どれくらいのレベルなら入会できる?
テニススクールなら中級以上のレベルは必要です。
また、下記を満たしていないと厳しいです。
- サーブが入る
- カウントのコールができる
- 1セットを通してゲームをしたことがある
- ウォーミングアップができる
上記を満たしていないと、他の会員さんとゲームを楽しむことができません…
テニスクラブについてもう少し詳しく知りたい方は、下記の記事をご覧ください。
テニスクラブの良いところと悪いところ
テニスクラブを実際に利用してみて、良かったところと悪かったところを簡単に書いておきます。
良かったところ
テニスクラブに入ると、テニススクールでは考えられないくらいゲームをたくさん楽しめます。
また、クラブ会員さんは、生活の一部として日々テニスを取り入れています。
テニスだけではなく、ゲームの待ち時間やテニスを楽しんだ後も、会員同士で会話をして、楽しく過ごしていました。
テニスを生活の一部にしたい人にとって、テニスをする場所、テニスをする相手、仲間と団らんできる空間があるクラブは、最高の環境かもしれません。
悪かったところ
クラブによると思いますが、新規入会者がいないためか、若い会員があまりいません。
そして、いつも同じ時間にクラブを利用していると、ゲームをする相手はだいたい決まってしまいます。
いつも同じ相手だと慣れてくるので、ゲームをする新鮮味が薄れていきます。
試合のような緊張感はなくなり、ワンパターンな展開になることが多かったです。
衰退していくテニスクラブの対応策
テニスクラブは長い時間を拘束されるため、忙しい日々を送っている現代人にはミスマッチです。
今では、テニスクラブのように高い料金を払わなくても、限られた時間でテニスのゲームを楽しめるサービスが他に存在します。
そのせいか、テニスクラブの会員は毎年減っていき、閉鎖に追い込まれています。(わたしが利用していたテニスクラブも1つ閉鎖しています。)
そんな中、伝統にこだわらず、新しい形のサービスを展開するテニスクラブもあります。
- ナイター営業
- スクール並みの入会金もしくは入会金なし
- 短い時間限定の会員種別
- 単発でも利用できる
- ヒッティングのサービスがある
上記のどれかがあれば、「テニスクラブを利用してみようかな」という気持ちになるかもしれません。
今のニーズに合わせて柔軟に対応しているクラブであれば、テニスのゲームをする選択肢として検討するのもありかと思います。
最後に…
若い方には、閉鎖的に見えるテニスクラブに縁はないと思うかもしれません。
ですが、外部の方も受け入れ、活気のあるテニスクラブもあります。
基本ストロークをスクールで練習するのが飽きた方、ゲームを楽しむもしくは練習する場を求めている方は、テニスクラブも視野に入れて探してみましょう。
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