テニスのボレーを使って、ボレー対ストロークのラリーにチャレンジしよう!

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こんにちは、リョウジです!

下記の記事で、球出しのボールをスプリットステップからボレーで打ってみる練習を書きました。

テニスのボレーで、簡単な球出しをスプリットステップから打ってみよう!

2018年11月2日

次に、球出し練習を生かして、2人で交互に打ち合うボレー対ストロークのラリー練習にチャレンジします。

コート半面を使って、ストレートで打ち合うボレー対グランドストロークのラリーです。

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上級者がグランドストロークでつなげてくれる場合

上級者(コーチも含む) がグランドストロークでつなげてくれる場合、ボレーヤーは下記の3つを半面のボレー対ストロークで練習できます。

  • ボールとラケットの距離を合わせる。
  • 足を踏み込むタイミングをつかむ。
  • ネットの向こう側の半面コートにボールを返す。

ボレーヤーのポジションは、サービスボックスの中央より前にとります。

ネット前でもかまいませんが、足を前に踏み込むスペースは空けておきます。

最初は、フォアハンドボレーの打点にラケットをセットした状態からスタートします。

身体が横向きになるスクエアスタンスをとり、アイドリング(足踏み)しながらボールを待ちます。

まずはフォアハンドボレーでラリーのコツをつかみます。

ボールとラケットの距離を合わせる

時間があれば、自分がボールを打ちやすいところに移動してからボレーできます。

しかし、グランドストローク同士のラリーに比べて、2人の距離が短く、移動する時間も少ないです。

ボールとラケットの距離を合わせるために、最初は大きく1歩を出しながらボレーしてみます。

慣れてきたら、遠くに来たボールにも対応できるように、2歩出しながらボレーしてみます。

最初に、大きく1歩を出しながらボレーする場合です。

前後・左右・斜め、いろいろな方向に踏み込みながらボレーする可能性があります。

どの方向に踏み込むときも、前足を1歩出しながら打ってみます。

慣れてきたら、足を2歩出しながらボレーしてみます。

まず、後ろ足を1歩出してから、前足を1歩踏み込みながらボレーします。

後ろ足の1歩は小さく出して、前足が大きく出せるようにします。

足を踏み込むタイミングをつかむ

足を踏み込みながらボールをとらえられるように、タイミングに気をつけます。

足を踏み込むとき、両ひざをやわらかく使い、身体が少し沈むようにします。

特に、後ろ足のひざが伸びていると、身体が前傾してバランスが崩れるだけではなく、ラケット面をかぶせてしまい、ネットミスなどにつながります。

ネットの向こう側の半面コートにボールを返す

つなげてくれる上級者とラリーする場合は、とりあえずネットの向こう側の半面コートにボールが返れば、ラリーが続きやすいです。(ドロップボレーのようにネット前に落ちるボールだと、さすがにつながりにくいです。)

相手が同じレベルだった場合

相手が同じテニスを始めたばかりだった場合、半面のボレー対ストロークは非常に難易度の高い練習になります。

来るボールがお互いに散らばるため、ラリーがつながらなくなります。

特に、グランドストローク側は切り替えが必要です。

お互いグランドストロークでのラリーとは、リズムが違います。

打った後の待ち時間が非常に短いです。

打ったらすぐに次のボールに備える必要があります。

また、ボールのスピードを落とすため、本来加速していくスイングが、減速していくスイングになりやすいです。

減速していくスイングでボールがすぐに返ってくると、ろくにフォロースルーもとれずに次のボールに対応しなくてはなりません。

そうすると、ボールを当てるだけのグランドストロークになってしまい、振りきれない悪いクセがつきます。

お互い相手が打ちやすいボールを送る意識が必要

相手が同じレベルだった場合、ネットの向こう側にある半面コートに返すだけでは、ラリーはつながりません。

お互いに打ちやすいボールを送る必要があります。

ボレー側は、グランドストローク側が打ちやすいように、サービスラインより後ろを狙います。

ラケットをスイングする方法もありますが、ここでは足の踏み込む勢いを使って、ボールに深さを出すようにします。

ラケットをスイングしたり、ラケットを速く動かして飛ばす方法はとらないようにします。

前足を大きく、勢いをつけて踏み込んで、ボールをサービスラインより後ろに飛ばします。

グランドストローク側は、ボレー側が打点にセットしているラケットを狙って打ちます。

ボールスピードを落とすにしても、徐々に加速するスイングは崩さないようにして、打ったらすぐ次のボールに備えるようにします。

お互い相手が打ちやすいボールを送る意識がないと、なかなかラリーはつながりません。

待っているポジションを工夫する

もし、お互い相手が打ちやすいボールを送る意識 があってもつながらない場合は、待っているポジションを工夫するとラリーがつながる可能性があります。

ボレー側は、ネットにポジションを近づけることで、ネットミスのリスクを減らすことができます。

グランドストローク側との距離も縮むので、ボールをバウンドさせる距離も短くすることができます。

グランドストローク側も、ポジションをネットに近づけることで、浅くなったボールに対応しやすくなります。

サービスラインとベースラインの間(デッドゾーン)にポジションをとると、サービスラインくらいにバウンドするボールも返球できます。

お互いの距離が縮むため、ボールのスピードはさらに落とす必要があります。

慣れてきたら正面にラケットを構えたところからスタートしてみる

フォアハンドボレーでラリーするのに慣れてきたら、正面向きに構えたところからスタートします。

ラリーの中で下記を練習します。

  • スプリットステップのタイミング
  • どのショットで打つか判断する
  • 軸足を出す+身体のターン+ラケットのセット

そして、バックハンドボレーで打つ回数も増やしていきます。

最後に…

ボレー対ストロークがつながるようになるまでは長い道のりです。

球出し練習でボレーの動きを反復練習することも大切です。

しかし、ラリーをしながらいろいろなボールをボレーして、経験値を積みながらラリーのコツをつかむ必要があります。

もし、ラリーがなかなかつながらなくても、簡単なゲームなら楽しめます。

簡単なゲームもラリーをつなげる練習になります!

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