こんにちは、リョウジです!
グランドストロークで、スタンスを決めてボールを打つとき、ボールとの距離が合わない時はないですか?
そんな時有効なのが、動きながら打つという方法です。
下記に4つの対処法を書きましたので、参考になれば幸いです。
浅いボールをサイドステップで追いかけて、想定していた打点よりも前だったとき
浅いボールをサイドステップで追いかけて、スクエアスタンスもしくはクローズドスタンスで足を決めたけれど、自分が想定していた打点よりも前だったときの対処法です。
軸足(後ろ足)から踏み込み足(前足)に重心移動した後、前足で前に飛んで打点の調整を行います。
そのとき、後ろ足は後ろ側に蹴って、体の回転をブロックします。
地面への着地は前足1本だけです。
この打ち方には名前が付いていて、「フロントホップ」と呼ばれています。
深いボールをサイドステップで下がって、想定していた打点よりも後ろだったとき
深いボールをサイドステップで下がって、スタンス(どのスタンスでもOK)を決めたけれど、自分が想定していた打点より後ろだったときの対処法です。
軸足1本で立ち、上体を後ろに傾けることで打点を前にとれるようにします。
もう片方の足は、傾けた身体のバランスをとるために、前に伸ばして浮かせます。
前に伸ばした足は、身体の回転をブロックする役目もあります。
オープンスタンスやセミオープンスタンスで構えて、想定していた打点よりも近かったとき
ボールに回り込んで打つときに多いのですが、オープンスタンスやセミオープンスタンスで構えて、想定していた打点よりも身体の近くにボールが来たときの対処法です。
ボールから離れる方向に軸足でジャンプします。
軸足はジャンプしたあと、後ろに蹴りながら、身体の回転をブロックします。
もう片方の足1本で、ボールから離れる方向に着地します。
オープンスタンスやセミオープンスタンスで構えて、思ったよりも打点が遠かったとき
サイドに走らされて打つときに多いのですが、オープンスタンスやセミオープンスタンスで構えて、想定していた打点よりも遠くにボールが来たときの対処法です。
軸足ではないほうの足を、横もしくは斜め横に踏み込みながらスイングします。
リターンのように、足を踏み込みながら打つ方法をとります。
足を踏み込むことによって、最終的なスタンスはクローズドスタンスになります。
身体の回転は、踏み込む足によってブロックされます。
以上です。
どの対処法も動きながら打つ分、ボールをコンタクトさせるのは難しくなります。
顔は打点に残して打つように気をつける必要があります。
どの対処法も、身体が流れないように、身体の回転をブロックしていることも忘れずに!