テニスのグランドストロークのグリップで、ボールの軌道を高くする方法

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こんにちは、リョウジです!

ダブルスのグランドストロークでボールの軌道が高いショットというと、前衛の頭上を通すストレートロブや、クロスにトップスピンをかけて安全につなぐムーンボールがあります。

もちろん、シングルスでもネットプレーヤーの上を通すロブやつなぎのムーンボールを使います。

高い軌道のショットを使いこなすことは、テニスにおいて必須のスキルの1つです。

この記事では、グランドストロークのグリップで、軌道を高くする方法について考えたいと思います。

コンチネンタルグリップでのロブについてはこちらをご覧ください。

テニスの必須スキル!コンチネンタルグリップでロブを上げること

2018年11月14日

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グランドストロークのグリップでボールの軌道を高くする方法

グランドストロークのグリップでボールの軌道を高くする方法は、下記の3つがあります。


【グランドストロークのグリップでボールの軌道を高くする方法】

  • 「打点」を変える
  • 「スイング」を変える
  • 「姿勢」を変える

どれか1つではなく複数の方法をミックスさせると、より高い軌道で打つのが容易になります。

「打点」を変える

まずは、「打点」を変える方法からです。

打点を普段より前にとり、ラケット面が上向きのときにボールを打ちます。

普段のスイング軌道を大きく変えなくてもすむ方法です。

フラットドライブでボールを打っていれば、打点を普段より前にとることでラケット面は若干上を向き、ボールの軌道を高くすることができます。

打点をいつもより前にとる分、テイクバックの大きさも普段より小さくとります。

ラケットを前に出していくと、肩を支点に手は前方に高く上がっていきます。

フォアハンドストロークなら、インパクト時垂直だったラケット面とともに、自然と手のひらが上を向いていきます。

片手打ちバックハンドストロークなら、手の甲が徐々に上を向いていきます。

両手打ちバックハンドストロークだと、両方の手が徐々に上を向いていきます。(右利きなら左手の手のひらと右手の甲が上を向いていきます。左利きなら左右逆になります。)

この方法は、普段打っている打点よりも少し高いところが打ちやすいです。

「スイング」を変える

次は、「スイング」を変える方法です。

描くボールの軌道と同じように、下から上に向かってスイングします。

スイング前後の幅を狭めて下から上のスイング軌道に変えると、ボールの軌道が高くなりやすいです。

後ろに大きくテイクバックせず、ラケットを下に落とすイメージです。

フォロースルーも前に大きくとらず、上方向にとるようにします。

打ちたいボールの軌道を合わせて、スイング軌道を描くといいでしょう。

下から上にスイングすると、ワイパースイングになりやすく、自然とトップスピンもかかります。

この方法は、ラケットを下にテイクバックしているので、低めの打点が打ちやすいです。

「姿勢」を変える

最後は、「姿勢」を変える方法です。

後ろ足(軸足)の膝を曲げて、身体を後ろに傾ける方法です。

身体を傾けることで、インパクトでのラケット面は上向きになり、より下から上のスイングになります。

後ろ足(軸足)に体重を乗せたままスイングすると、傾いた軸を保ったまま打てます。

この方法は、身体を後ろに傾けて打つため、普段より打点が高いときに打ちやすいです。

ボールの軌道を高くするときの注意点

ボールの軌道を高くするときの注意点は下記のとおりです。


【ボールの軌道を高くするときの注意点】

  • 打つ前にボールの軌道をイメージしておく。
  • 打点に顔を残す。
  • きわどいコースを狙わない。

打つ前にボールの軌道をイメージしておく

打つ前にどれぐらいの高さで打つのかイメージしておきます。

いい目安となるのはネットです。

ネットのどれぐらい上を通すか、決めておくといいでしょう。

打点に顔を残す

高い弾道で打つと、ついボールを目で追ってしまいます。

スイング中に顔が動くと狙いがズレるので、打ち終わるまで顔を打点に残しておきます。

きわどいコースを狙わない

普段高い弾道で打ち慣れていないと、落下地点がズレやすいです。

特に外で高い弾道を使うときは、風の影響で落下地点がさらに大きく変化します。

クロスに打つときは、コートを斜めに使うので距離を長くとれます。

ただし、サイドアウトのリスクは考えないといけません。

最初のうちは、センターを狙うと誤差が出てもサイドアウトしにくくなります。

以上、「テニスのグランドストロークのグリップで、ボールの軌道を高くする方法」でした。

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