こんにちは、リョウジです!
テニスがすぐにうまくなりたい!
テニスの本を読んだだけでは、テニスはうまくなりません。
でも、読んだとおり実践すれば、そんな願いをかなえてくれるかもしれない本は存在します。
それは、「新しいテニス入門 最短でうまくなるレッスンDVD」です。
わたしが購入したのは2015年の10月なのでかなり前ですが、わたしはこの本とレッスンDVDからどうしたらテニスがうまくなるかとテニスがよくなる動きを教わりました。
そんな貴重な書籍を紹介したいと思います。
「新しいテニス入門」はどんな本?
監修されている中本コーチはテニスコーチを育成する専門学校で指導されています。
専門学校に通う2年間だけでテニスを教えられるレベルまで育てるノウハウをつめこんだ1冊になっています。
書籍は大きく分けて3つの内容に分かれています。
- テニスが上達する考え方
- テニスに必要な動きを身につけられるウォーミングアップ
- ストローク・サーブ・ボレーをそれぞれ段階的に解説
170分のレッスンDVDは、書籍の内容をデモンストレーション付きで解説しているので、読んでわからないところがあっても理解できるようになっています。
「新しいテニス入門」の特徴は、下記のとおりで非常に丁寧に作られた書籍です。
- スタンダードなテニス実用書とはまったく違うアプローチでショットを解説。
- DVDでは中本圭コーチのわかりやすいレッスンが170分も受けられる。
- ショットのまとめに日本代表コーチ増田健太郎プロの連続写真とお手本映像あり。
- テニスの基本的な知識も、簡単にまとめて、随所にちりばめられている。
わたしの「新しいテニス入門」の使い方
まずは書籍とDVDで内容を理解しました。
わたしはトレーニングをしてもいつも3日坊主で続きませんが、この書籍のウォーミングアップは珍しく1年以上続けることができました。
せまい自宅で繰り返し実践して覚えた後、草トーナメントで最初の試合がはじまる前に、時間と元気があれば実践するようにしました。
グランドストロークではサイドステップを使って1度下がり、打点を前にして打つテクニックを意識して実践してみました。
「新しいテニス入門」を読んだ感想
いつもテニスの書籍は気になるところしか読まないのに、めずらしく最初から最後まで読めました。
1章の「新しいテニスの上達法」は、自分のテニスをどうやって上達させていくかの指針となりました。
(わたしの中で簡単にまとめると、ショットは打点が大事・うまくなるにはボールを打って量をこなす・コントロール練習はやっぱり必要の3点です。)
ショットの解説はこういう順番で指導する方法もありなのかと非常に勉強になりました。
テニスの動きを重視したウォーミングアップは、DVDで見てそれぞれのドリルをする目的に納得しました。
トレーニングはいつも3日坊主の私でも信じて続けてみようという気になりました。
わたしが「新しいテニス入門」を使用した効果
主にウォーミングアップの効果になってしまいますが、まとめてみました。
- 試合でスロースターターだったわたしが最初から調子を上げることに成功した。
- ジグザグサイドステップと言う新しい動きを手に入れた。
- 股関節の動的稼働域が広がった。
- 低い姿勢を維持してボールを打てるようになった。
- できていない動きを発見することができた。
試合でスロースターターだったわたしが最初から調子を上げることに成功した。
1試合目の3ゲームくらいまで、普段のパフォーマンスが出せないわたしが、試合前にこの本のウォーミングアップを入れることで、体の動きだけは最初から調子を上げることに成功しました。(体の動きだけですよ…)
自分と同じくらいのレベルの相手には、スタートで優位にゲームを運べるようになったのは非常に大きい変化です。
ジグザグサイドステップと言う新しい動きを手に入れた。
正直サイドステップのことをなめていました。
この動きを練習するようになって1番変わったのは、打った後下がりながらリカバリー(次にくるボールに備えてポジションに戻る)が必要なときです。
ポジションに戻るとき自然とジグザグサイドステップで戻るようになった自分の変化に驚きました。
シングルスをするとき、わたしは守り中心のストローカーですが、ジグザグサイドステップで守りやすいポジションにスムーズに戻れるようになっていたのです。
正直、今までどうやって戻っていたのだろうと思います。(バックステップ?もしくは戻っていなかった?)
どうして今まで誰もこのフットワークを教えてくれなかったのだろうと思ったくらいです。
股関節の動的可動域が広がった。
股関節の動的可動域が広がり、下記の恩恵を受けることができました。
- 広いスタンスで待てるようになった。
- 広いスタンスで打てるようになった。
- 動くときの歩幅が大きくなった。
ちょっとの変化ですが、長い試合をするときは大きな差になると思います。
低い姿勢を維持してボールを打てるようになった。
これはパワーポジション系のドリルの成果ですね。
腰を落とした状態を保てるようになったので、疲れが出てくる試合の後半で棒立ちで打つことが減りました。
できていない動きを発見することができた。
できていないというより、やろうとしていなかった、「少しサイドステップで下がって、サイドステップで前につめながら打つ。」動きです。(ジュニアのとき、下がってからボールの後ろに入って踏み込んで打つ練習、やっていたけど今まで生かされていなかった!)
わたしは時間があるとき、止まって待っていることが多かったです。
例えば、フォアハンドストローク。
時間があっても、セミオープンスタンスをとって、右足で待ってしまいます。
ここを、丁寧に、前後のフットワークを使ってボールに踏み込んで打つようにしました。
もちろん、バックハンドストークでも。
ヒッティングゾーンの高低がせまいので、フォアハンド以上にまずサイドステップで下がることを意識しました。
まだまだ楽してしまいますが…
「新しいテニス入門」の料金は高いか安いか
「新しいテニス入門」の料金は税込みで1,620円。
1,620円でこのレッスンDVDを見れるなら間違いなく安いです。
高額なプライベートレッスンを1回受けるより、この本を購入してレッスンDVDを見たほうが長い目でみると上達します。
「新しいテニス入門」をオススメしたい人
テニス経験者の方で、下記に該当していれば検討してみてください。
- どうしたらテニスが早くうまくなるか考え方を知りたい人
- テニスがうまくなる効果的な練習やウォーミングアップを知りたい人
- 普通とは違う方法でテニスを学び直したい人
「新しいテニス入門」をオススメできない人
まったくの初心者にはオススメできません。
基本的なことが詳しく書いてある本を選ぶほうが賢明かと思います。
例えば、下記の書籍です。
元日本チャンピオン石井弘樹プロの書籍で、こちらもDVD付きです。
最後に…
「新しいテニス入門」は、テニスをしていてうまくなりたい方でしたらすぐにでも知っておきたい内容です。
今後のテニスへの取り組みで、間違いなく上達速度は上がります。
書店で立ち読みする機会があったら、ぜひご自分に合うか手にとってみてください。
「この本の内容はもう全部知っているよ!」という強者以外は、すぐにでも購入されることをオススメします!