こんにちは、リョウジです!
球出しのタイミングは変則ですが、「足踏み・スプリットステップ・軸足を決める」動きを入れたボレーの練習を紹介しました。
いよいよ、球出しのタイミングでスプリットステップをする通常のボレー練習に入ります。
球出しのタイミングでスプリットステップをする、通常のボレー練習の流れ
通常のボレー練習の全体の流れは、下記のとおりです。
【通常のボレー練習】
- アイドリング
- スプリットステップ ←球出しに合わせる
- 軸足を決める+身体をターン+ラケットセット
- 踏み込みながらインパクト
- (元のポジションに戻りながら)構え直す ←①〜④の動きが慣れてきたら入れていく
練習をするときのポジションとターゲット
ボレーヤーは、サービスボックスの中央くらいからスタートします。
スプリットステップと軸足と踏み込みで、ネット前でボールをインパクトできるようにします。
球出しは、ネット越しのサービスラインくらいから出します。
ターゲットは、ボレーヤーのストレート方向に設置します。
サービスライン上、もしくはサービスラインより手前にターゲットを設置します。
スプリットステップのタイミング
アイドリング(足踏み)をしながら待ち、球出しする人のラケットにボールが当たる前にはスプリットステップを開始します。
ボールが球出しする人のラケットに当たるときに、スプリットステップが終了します。
すなわち、両足を広げて地面に着地します。
「軸足を決める+身体をターン+ラケットセット」のタイミング
「軸足を決める+身体をターン+ラケットセット」のタイミングですが、できるかぎり早く済ませます。
フットワークの動きで説明します。
「スプリットステップ」「軸足を決める」「踏み込みながらインパクト」の3つのモーションは、「1…2…3」のような等間隔のリズムではありません。
「12…3」のリズムになります。
スプリットステップをしながら、どのショットを使うか判断したら、すぐに軸足を決めます。
軸足を決めた後に間があり、それからタイミングよく足を踏み込みます。
ボレーの球出し練習では、ランダムのボールではないかぎり、最初から打つショットは決まっています。
速いボールにも遅いボールにも対応できるように、スプリットステップ後はすぐに「軸足を決める+身体をターン+ラケットセット」をして、この状態でボールを待てるようにします。
ボレーを打ったら構え直す
スプリットステップや軸足を決めるタイミングを習得できるように練習しますが、慣れてきたらボレーを打った後の練習も行います。
ボレーを打ったら終わりではなく、ボールが返ってくることを前提に、ラケットを構え直す練習をします。
ボールを打った方向に身体を向けて、次のボールに備えてラケットを正面に構え直します。
ボレーを打ったら、ラケットを構え直すところまで身体に覚えさせます。
バリエーションとして、打った後に元のポジションに戻りながらラケットを構え直す練習もあります。
以上です。
球出しでボレーを練習したら、次はボレー対ストロークのラリーにチャレンジしてみましょう!