こんにちは、リョウジです!
下記の記事で、打点の上から落としたボールをグランドストロークで打つ練習について書きました。
次は、シンプルな球出しのボールを打つ練習です。
右利きのフォアハンドストローク、もしくは左利きのバックハンドストロークの場合で説明します。(右利きのバックハンドストロークと左利きのフォアハンドストロークの場合は、左右逆になります。)
サービスラインから打つ
ネットを越えやすいサービスラインからグランドストロークを練習します。
サービスラインの中央からスタートします。
打つ人は横向きに立ち、ラケットをテイクバックしておきます。
ボールを出す人は、センターサービスラインの中央くらいから球出しします。(手出しでもラケット出しでもOKです。)
打つ人がスイングしやすいように、バウンドする地点と弾む高さに気をつけて球出しをします。
練習する人が2人以下の場合は、少し右に動いたところで何球か打ったら休憩できるようにします。
練習する人が3人以上いる場合は、右に動きながら打つ形をとって2球交代にします。
ストレートを狙って、ボールを打ちます。
スイング軌道・後ろ膝の曲げ具合・打点の前後を調整して、サービスラインとベースラインの間にボールがバウンドするようにコントロールします。
ベースラインから打つ
次のステップでは、ベースラインからグランドストロークを打ちます。
ベースラインの左(アドバンテージサイド)のアレーからスタートします。
打つ人は横向きに立ち、ラケットをテイクバックしておきます。
ボールを出す人は、ネット越しの左のアレー(打つ人がスタートするほうのアレー)から球出しします。
ネットの側で、ラケットを使ってボールを出します。
打つ人がスイングしやすいように、バウンドする地点と弾む高さに気をつけて球出しをします。
打つ人は、球出しされる距離が長くなり、バウンド後の弾みやスピードも違うので、スイングを開始するタイミングに気をつけます。
練習する人が2人以下の場合は、少し右に動いたところで何球か打ったら休憩できるようにします。
練習する人が3人以上いる場合は、右に動きながら打つ形をとって2球交代にします。
ストレートを狙って、ボールを打ちます。
スイング軌道・後ろ膝の曲げ具合・打点の前後を調整して、ボールがネットを越えるように山なりの弾道を描くようにします。
サービスラインとベースラインの間にボールがバウンドするようにコントロールします。
練習に慣れてきたら、身体とラケットを正面に向けてスタートする
サービスラインからの練習もベースラインからの練習も慣れてきたら、身体とラケットを正面に向けてスタートしてみます。
身体を正面に向けたときのラケットの構えについて説明します。
右利きの人は、左手でラケットのスロートを添えます。(左利きの人は右手。)
バックハンドストロークが両手打ちなら、左手をバックハンドストロークのグリップの握りにしておいてもかまいません。(右利きの場合。)
身体が正面向きから右に向いて動くことで、自然と軸になる右足のつま先を90度右に向けることを覚えられます。
ラケットは、最初の右足の一歩と同時にテイクバックを済ませておきます。(最初のうちはテイクバックを早く終わらせて、スイングを開始するタイミングを覚えます。)
これだけできればコーチとストレートラリーができる?
今回の練習では、正面近くから来たボールをストレートに打つ練習をしただけです。
でも、これだけできれば、打ちやすいところに返球してくれるコーチとなら、お互いベースライン同士でストレートラリーをしてもある程度つながります。
ストレートラリーでも使う下記の練習はしていない状態です。
- スプリットステップ
- 軸足を引く
- ターン
- 詳しいテイクバックの仕方
- ボールと身体との距離を合わす前後左右のフットワーク(横方向に近づくフットワークのみやりました。)
- 打った後の戻るフットワーク
いろいろなことを知らなくても、テニスのラリーの楽しさまで知ることができます。
以上、「テニスのグランドストロークでスイングを覚えたら、球出しのボールを打ってみよう!」でした。