こんにちは、リョウジです!
軸足を決めたところから踏み込んでボレーする練習を紹介しました。
次に、アイドリング(足踏み)からボレーするところまでを練習します。
ただし、球出しをするタイミングは軸足を決めてからにします。
「足踏み・スプリットステップ・軸足を決める」動きを入れてボレー練習する流れ
ボレー練習を最初から打つところまでやってみます。
通常のボレー練習と今回のボレー練習の全体の流れは、下記のとおりです。
【通常のボレー練習】
- アイドリング
- スプリットステップ ←球出しに合わせる
- 軸足を決める+身体をターン+ラケットセット
- 踏み込みながらインパクト
- (元のポジションに戻りながら)構え直す
【今回のボレー練習】
- アイドリング
- スプリットステップ
- 軸足を決める+身体をターン+ラケットセット ←できているのを確認してから球出し
- 踏み込みながらインパクト
(元のポジションに戻りながら)構え直す←省く
アイドリング
ラケットを身体の正面に構えます。
身体を正面に向けます。
アイドリング(足踏み)して待っています。
静止している状態からいきなり動き出すとケガの原因になります。
打つ前から足を動かして待つようにします。
スプリットステップ
相手の打つボールに反応するため、スプリットステップします。
高くジャンプするのではなく、両足を離す(スプリットさせる)ようにステップします。
両足の間に、ラケット1本が入るイメージです。
軸足を決める+身体をターン+ラケットセット
- 「軸足を決める」
- 「身体をターン」
- 「ラケットセット」
上記の3つを同時に行います。
詳しくはテニスでボレーの打点を覚えたら、軸足を決めたところから踏み込んで打ってみよう! をご覧ください。
踏み込みながらインパクト
足を踏み込みながら、打点に用意したラケットでボールをとらえます。
踏み込む足が地面につくタイミングは、ボールがラケットに当たるときかボールがラケットに当たってからです。
(元のポジションに戻りながら)構え直す
⑤の「構え直す」もしくは、「元のポジションに戻りながら構え直す」は①アイドリング②スプリットステップ③ 軸足を決める+身体をターン+ラケットセットを習得するまでは省きます。
今回のボレー練習の球出しの仕方
通常のボレー練習では、ボレーヤーが球出しに合わせて、スプリットステップをします。
ボールが球出しする人のラケットに当たるときに、スプリットステップの着地が合うようにします。
今回のボレー練習では、ボレーヤーが③「軸足を決める+身体をターン+ラケットセット 」を瞬時に作れるようになるまでは、①〜③までの動作を1つ1つ確認してから球出しします。
このボレー練習では、球出しする人が声で誘導する必要があります。
①「足踏み!」
②「ステップ!」
③「軸足!」もしくは「セット!」
上記のように声で誘導してから、球出しをします。
ボール出しされてからボレーヤーがやるべきことは、「踏み込みながらインパクト」だけです。
練習をするときのポジションとターゲット
ボレーヤーは、サービスボックスの中央くらいからスタートします。
スプリットステップと軸足と踏み込みで、ネット前でボールをインパクトできるようにします。
球出しは、ネット越しのサービスラインくらいから出します。
ターゲットは、ボレーヤーのストレート方向に設置します。
サービスライン上、もしくはサービスラインより手前にターゲットを設置します。
以上です。
今回のボレー練習がスムーズにできるようになったら、球出しのタイミングでスプリットステップをする通常のボレー練習に移行します。