こんにちは、リョウジです!
スマッシュをフットワークと一緒にもう1度確認してみませんか?
球出し練習など、その場に来たボールをスマッシュで打つ場合のフットワークを説明します。
足を動かしてアイドリング
いつでも動き出せるように、細かく足を動かして待ちます。
車でいうと、アイドリングです。(信号待ちでも、エンジンがかかっている車をイメージしてみてください。)
スプリットステップ
相手がボールを打つときに、両足が着地するようにスプリットステップをします。
ジャンプすると言うよりは、両足を広げて着地するイメージです。
ラケット1本分くらいは、両足が広がるようにします。
この時点では、どのショットで打つか決まっていないので、ラケットは正面で構えます。
軸足を引く+ターン
ロブが上がり、スマッシュで打つことを決めたとします。
軸足を後ろに大きく1歩引きます。
もし、ボールが自分の真上に上がっている場合は、打点を右にとれるように、真後ろより少し左方向に軸足を引くようにします。(右利きの場合で、説明します。)
軸足のつま先は、打つ方向に対して横より少し後ろを向くようにします。
スクエアスタンスより少しだけクローズドにスタンスが取れていればOKです。
軸足を1歩引くと同時に、骨盤より上をターンします。
軸足に重心が移るので、自然ともう片方の足のかかとは浮きます。
スマッシュは、この時点で両手でラケットを寝かせたまま、持ち上げます。
両手でラケットを寝かせたまま持ち上げるときに、コンチネンタルグリップに握り変えます。
目線の高さで、ラケットのスロートを左手で支えます。
右手でグリップを正面から握ります。
両手でラケットを持っているのは一瞬です。
すぐにボールは落ちてくるので、間に合うようにテイクバックを開始します。
サイドステップで下がる
もう片方の足を、軸足の少し前に近づけます。
もう片方の足のつま先は横より少し後ろを向きます。(軸足のつま先と同じ方向を向きます。)
これでサイドステップで下がる準備が整いました。
その場で打つ場合も、助走をつけるために、サイドステップで少し下がります。
軸足を後ろに引いて、サイドステップで下がります。
サイドステップは、スタンスを広くとったまま行うようにします。(両足がぶつからないように、距離をとってサイドステップします。)
ボールを右上でとらえたいので、ボールの真後ろに下がらずに、少し左後方に下がるようにします。
サイドステップで下がっている最中に、テイクバックを終了します。
テイクバックでは、両肘と右肘を一直線にして、ラケットを立てます。(右肘は90度まで曲げます。)
左腕は、打つ方向に対して右上に伸ばします。
背中越しでボールを見るようにします。
サイドステップで前に移動しながら打つ
元にいた位置に、サイドステップで戻ります。
サイドステップで前に移動する勢いを利用して、ボールを打ちます。
両足でスタンスを決めてから、スイングします。
スイング中、顔はインパクトに残すようにします。(ボールの行き先をすぐに見ない!)
スイングが終了しても、身体のバランスを崩さないようにします。
以上です。
スマッシュの後は、浮いたボールが返ってくることが多いので、すぐに構え直して、ボレーで仕留められるようにしましょう!