こんにちは、リョウジです!
ラケットを購入するときに、絶対にはずせない要素の1つがラケットの重さです。
身体の大きさ、身体能力、スイングスピード、普段どんな相手とテニスをしているかなどによって、適切なラケットの重さは変わります。
今は、ラケットの重さを選べる時代です。
ラケットの重さを変えるとどうなるか、わたしは気になり、実際に試すことにしました。
わたしが検証したときに感じたことを書いておきます。(テニス日記で付けていたラケットの感想から引っ張ってきました。)
超軽量ラケット【260g前後】
試したラケットは、ジュニアや女性向けと言われるものです。
300gの黄金スペックのラケットを、軽くしてバランスポイント(重心)をヘッドよりにした仕様です。
これからはラケットの軽さが武器になると感じました。
ここからはデメリットについてです。
超軽量ラケットは、常に一定のスイングスピードを要求されます。
また、この軽さだとポリエステルのストリングは衝撃が大きく、ボールが飛ばなくなるので使えないです。
素材がナイロンでマルチフィラメント構造のストリングで反発力が高いものが合うように感じました。
超軽量ラケットは、手加減してボールを打つ必要がない、攻撃的なショットを打ち続けるテニスに合う重さでした。
軽量ラケット【280g前後】
特に大きな欠点も見当たらず、快適にテニスができていたので、実はこの重さが自分に合っているのではないかと思ったくらいです。
1年間くらいこの重さでテニスをしていました。
使い続けるうちに1点だけ気になることが出てきました。
特にダブルスでリターンをするとき、それは顕著に現れ、相手のポーチの餌食になりました。
280g前後のラケットだと、細いゲージ(1.20くらい)のポリエステルがギリギリ使える感じでした。
テクニファイバーのX-ONEのような柔らかいナイロンマルチフィラメントが、この重さのラケットの性能を最大限引き出せるかと思います。
標準ラケット【300g前後】
普段わたしは、300g前後のラケットに縦横ともに細いポリエステルのストリングを張っています。
1年間くらい軽量ラケットを中心に試した後、再び300g前後のラケットに戻ったときの感想です。
ラケットの重みを利用しつつ、ボールをコントロールすることを優先すると、300g前後に落ち着きます。
わたしは、ポリエステルストリングのもっちりとした打感が好きです。
ポリエステルストリングは反発力が低いですが、ラケットに300g前後の重さがあると、重みでボールが飛んでくれます。
重量ラケット【315g前後】
280g前後の軽量ラケットは1年間使い続けました。
同時並行して265g前後の超軽量ラケットも半年くらい試しました。
しかし、315g前後のラケットは、2日くらい試したら、もう耐えられなくなり、それ以上使い続けることができませんでした。
メリットをしいて挙げれば、下記のようになります。
若い頃は、ずっと315gのラケットを使っていましたが、軽いラケットに慣れてしまったためか、この重さに大きなメリットを感じなければ戻れそうもありません。
わずかな重さの差ですが、実際にテニスをして比べると、驚くほど違いが出てきます。
以上、「テニスのラケットの重さを変えるとどうなるの?わたしの実験結果でわかったこと」でした。