こんにちは、リョウジです!
やる気満々でテニススクールに入会したのに、結局は続かずにテニスをやめてしまう…
わたし自身もテニスを始めてから9つのテニススクールに通ったことがあり、さまざまな理由でやめています。
テニススクールのスタッフをしていたときも、多くの退会者をみてきました。
そんな経験を持つわたしが、「テニススクール生がテニススクールをやめてしまう理由」を7つピックアップしました。
テニススクール生がテニススクールをやめる7つの理由
テニススクールでは、やめてしまう生徒さんにアンケートなどで退会理由を聞いています。
テニススクールが集計している退会理由には下記の項目があります。
- 多忙
- 引越・転勤
- ケガ・病気
- 進学・受験
- 他の習い事の関係
- 時間が合わない
- レッスンに不満
- スクールのシステムに不満
- 他スクールに移籍
「引越・転勤」や「ケガ・病気」など、やむを得ない事情で退会する生徒さんも多くいらっしゃいます。
ですが、テニススクールの集計したアンケートだけでは本当の退会理由がわからない場合も多いです。
わたしが実際に通ってみてわかったテニススクールが続かない理由は下記のとおりです。
- 通うのが大変
- 振替できない
- 雨で毎週のレッスンが中止になってしまう
- レッスン内容やコーチのアドバイスがマンネリ化
- 進級できない
- クラスのレベルが合わない
- 担当コーチの変更
通うのが大変
テニススクールに限ったことではないのですが、自宅や職場からテニススクールに通う距離が遠かったり、通うまでの時間が長いと休みがちになってしまいます。
通えないとわかった時点ですぐテニススクールをやめないと、受講料だけを払う幽霊会員になりかねません。
テニススクールを通い始める前に、通う距離や時間、交通の便を十分にシュミレーションしておく必要があります。
私は1時間以上かけてテニススクールに通っていたことがあります。
週1回程度通う分には気にならない距離でした。
しかし、ある時ケガをしてしまい、振替がたまってしまいました。
連日通わなくてはならない状態になったとき、通う距離にストレスを感じてしまいました。
結局、そのテニススクールをやめてしまいました。
振替できない
レギュラーレッスンをお休みしたときに振替できないと、テニススクールへ定期的に通えなくなります。
そうなると、テニスから遠のいていき、やめる原因になります。
振替したくても振替できないのには、下記の場合があります。
- 振替したい時間に自分のレベルのクラスがない
- 自分のレベルのクラスはあるけれど満席で入れない
「振替できない」問題は、テニススクールに通ってから気づく場合が多いです。
そこまで事前に想像できないかと思います…
テニススクールに入会する前に、下記を確認しておくといいでしょう。
- 振替したい時間に自分のレベルのクラスがあるのか
- そのクラスは何人ぐらい振替が入れるクラスなのか
雨で毎週のレッスンが中止になってしまう
テニススクールに通ってみて気づくことですが、毎週のごとく雨でレッスンがつぶれてしまうことがあります。
なぜか同じ曜日にいつも雨が降っている。
レギュラーレッスン以外で振替可能な曜日や時間がない方には、明らかにアウトドアのテニススクールはミスマッチです。
アウトドアへのこだわりがある人やレギュラーレッスン以外の日時に振替できる人以外はインドアのテニススクールをオススメします。
レッスン内容やコーチのアドバイスがマンネリ化
レッスン内容をコーチ任せにしているテニススクールで多いのですが、レッスンに変化が少なく、生徒が飽きてしまう場合があります。
テニスの上達には反復練習が必要なので、同じ練習を繰り返すことは大切です。
ただ、いつもと違うシチュエーションにするなど工夫をしないと、生徒さんに飽きられてしまいます。
レッスンの年間スケジュールがあり、事前にその日のレッスンテーマがわかるテニススクールもあります。
このような取り組みで、生徒さんがレッスン内容に飽きてしまうのを防ぐことができます。
それでも、長年通うとレッスン内容は繰り返されて飽きてしまいます。
また、コーチのアドバイスがいつも同じだと、生徒さんはストレスに感じます。
進級できない
いつまで経っても進級できない…
これもテニススクールをやめる原因になります。
テニススクールで進級できないのには、いろいろな理由が考えられます。
- 単純に上のレベルに達していない
- テニススクール側の事情
- そもそも上のクラスが存在しない
テニススクール側の事情というのは、クラスの定員や各クラスの人数の問題だったりします。
もちろん、コーチとしては純粋に生徒さんのテニスを見て進級を決めるのですが、どうにもならないときもあります。
下記の生徒さんなら、進級できないことがやめる理由にはなりづらいです。
- 他の生徒さんと比較せず、自分のペースでテニスが楽しめる
- クラスのみんなとワイワイするのが楽しい
しかし、クラスのみんなが進級して自分だけ取り残された気分になったり、進級することがテニスをするモチベーションだったりすると、進級できないことが退会理由になってしまいます。
他のテニススクールを体験してみたら、在籍しているテニススクールより上のレベル判定だったので、移籍してしまう場合もあります。
クラスのレベルが合わない
進級できても退会してしまうケースもあります。
進級した新しいクラスについていけず、やめてしまう場合です。
ラリー練習やレッスン後半のゲーム中にいつも先に自分がミスしてしまうと、レッスンを受けるのが苦痛になります。
進級させたコーチの判断ミス(まだ早かった)や進級先のクラスが合っていなかったことが原因だったりします。
逆に、1人だけ周りの生徒さんよりレベルが高い場合も危険です。
ボールを打ったら相手からボールが返ってこない…
そんなことが頻繁に起こると、やる気がなくなります。
何かしら理由があり進級できないと、いずれやめてしまうかもしれません。
同じレベルのクラスでも、曜日や時間によってかなり差があったりします。
レベルの合わない生徒さんが他の曜日や時間にクラス変更できるようだったら、まだ救いはあります。
その時間しか通えない生徒さんの場合はレッスンを受けるのが苦痛になり、最悪テニスをすることすらやめてしまうでしょう。
担当コーチの変更
ずっと同じクラスにいても、コーチは変更する場合があります。
テニススクールやコーチの事情で、急に変わる場合も少なくありません。
新しい担当コーチが合わない場合もテニススクールをやめる原因になります。
今までのコーチがいる曜日や時間に変更できるならいいですが、その時間しか通えない生徒さんもいます。
そうなると、最終的にテニススクールをやめてしまいます。
最後に…
いかがでしたか。
テニススクール生がテニススクールをやめる7つの理由。
テニススクールをやめてもテニスができる環境があればいいのですが、忙しい人はテニスをする場すら失ってしまいます。
やむを得ない事情でテニススクールをやめるならしょうがないですが、事前に回避できるものもあります。
テニススクールをやめる前に、テニスを続ける場所を見つけてほしい…
そう思います。