こんにちは、リョウジです!
テニスを始めた人が、どれくらいのレベルになったら試合(草トーナメント)にチャレンジできるのかを考えたいと思います。
テニスの試合(草トーナメント)に出るための最低条件
テニスの草トーナメントに出るための最低条件は、ゲームを楽しめるレベルになっていることです。
ゲームを楽しめるレベルをもう少し細かく見てみると、下記を満たしている状態です。
【ゲームを楽しめるレベル】
- サーブを入れようと思えばサービスボックスに入る
- グランドストロークやレシーブで力加減を調節すれば相手コートに入る
- ネットプレーでボールに当てるだけなら相手コートに入る
- スコアのカウントができる
- 技術よりポイントを優先する思考
上記を満たしていれば、テニススクールの初級クラスの方でも、試合にチャレンジする価値はあります。
サーブを入れようと思えばサービスボックスに入る
テニスの試合に出るに当たって、ゆっくりでもいいのでサービスボックスにボールを入れる技術が必要です。
サーブが入らずダブルフォルトを連発してしまうと、試合で得るものが少なくなってしまいます。
そればかりか、対戦相手もボールに触れることができず、得るものが減ってしまいます。
どんなきれいなフォームで打っていても、サービスボックスに入らなければ意味はありません。
グランドストロークやレシーブで力加減を調節すれば相手コートに入る
試合に出たばかりのころは、しっかり振り抜けることより、なにがなんでも相手コートに入れるグランドストロークのほうが必要になります。
グランドストロークでしっかりラケットを振り抜けても、コートに入らなければ失点です。
ボールの球威に合わせて、力加減をしながら相手コートにコントロールできれば、試合は可能です。
リターンは、グランドストローク以上に力加減をしながら相手コートに返球することが求められます。
ネットプレーでボールに当てるだけなら相手コートに入る
ネットプレーでは、ボレーやスマッシュが高いレベルで打てなくても、ラケットで壁を作って相手コートに返球できれば、なんとか試合はできます。(もちろんネットプレーでポイントをとるなら、返球するだけではなく決定力が必要ですが…)
高く上がったロブも、スマッシュが打てなければ、とりあえず上向きのラケット面を作って返すことができます。
もしくは、ワンバウンドさせてグランドストロークで返球することもできます。
スコアのカウントができる
テニスの草トーナメントでは、自分たちでスコアをカウントします。(セルフジャッジといいます。)
テニスの試合に出るためには、テニスのルールとサービスゲームのときのカウントコールを覚える必要があります。
大まかなテニスのルールなら、下記の本を読めばわかります。
持ち運びしやすい文庫サイズです。
細かいルールの疑問を解決するなら、下記の本がオススメです。
技術よりポイントを優先する思考
最後は、メンタル面の条件です。
技術よりポイントを優先する思考を持つことです。
最初からこの思考がなくても試合に出ながら育てていく方法もありますが、スキル面がギリギリの場合だと多分心が折れると思います。
試合中に技術よりポイントを優先する思考があると、試合での経験が最大限生きてきます。
テニススクールや普段の練習のときのように、技術を気にしてしまうと視野が狭くなり、勝てる試合も勝てなくなってしまいます。
そうなると、「自分は技術がないから試合に勝てない」と思うようになり、「まだ試合に出るのは早かった」と勘違いしてしまいます。
テニスの試合(草トーナメント)ですぐに整えられること
テニスのスキルは身につけるのに時間がかかりますが、下記を知っていると試合でのストレスが多少減るのではないでしょうか?
参考になれば幸いです。
最後に…
もちろん、相手コートに返せるだけでは試合に勝てません。
ですが、そのスキルがあれば試合にチャレンジできます。
試合にチャレンジしながら、足りないと感じたものを一つずつ補っていきましょう。