こんにちは、リョウジです!
テニススクールでレッスンを受けるとき、気をつけたいのがケガです。
これを知ってたら、ケガは起きなかったのではと思うことをまとめておきます。
- 素振りをするなら、回りに人がいないか確認しよう。
- 十分にウォーミングアップを行う。
- コートに入ったら、常に足を細かく動かしておく。
- スタンスは広くとる。
- ネットプレーでは、ラケットと顔を離しておく。
- 誰かが「ケア!」や「危ない!」と叫んでたら、身構える。誰かが危ないときも、「ケア!」や「危ない!」と知らせる。
- 周囲に人や物(ラケット・ボール・レッスン用具)がないか気にしておく。
- 無理しない。
それでは、1つずつ見ていきましょう。
素振りをするなら、回りに人がいないか確認しよう
素振りをするなら、回りに人がいないか確認しましょう。
レッスンが始まる前、もしくはレッスン中にも素振りをする生徒さんをよく見かけます。
中には、無意識で素振りをしてしまう方もいるのではないでしょうか?(わたしもよく自分の世界に入ってしまい、素振りをしてしまいます…)
素振りは、自分の視野に入っているところであれば気をつけられます。
ただ、テイクバックなどの見えないところにラケットがあるときは要注意です。
近くにいる方がこちらを向いていれば、向こうから距離をとります。
近くにいる方がこちらの存在に気づいていないときは非常に危ないです。
突然、周りも見ないで、素振りを始めるのもNGです。
素振りをしたいときは、必ず周りに人がいないかを確認しましょう。
レッスン前に十分ウォーミングアップのストレッチを行う。
レッスン前には、十分ウォーミングアップのストレッチを行いましょう。
テニススクールのウォーミングアップは、今まで行ってきた静的ストレッチに加え、テニスで使う部位を中心に動的ストレッチを導入しているところが多いです。
ケガの予防やテニスのパフォーマンスアップにつながるように工夫しています。
レッスンに遅れたときは、すぐにレッスンに入らず、テニススクールで行うウォーミングアップと同等のストレッチを行いましょう。
コーチからも言われると思います。
また、身体の裏側など自分の筋肉で硬くなっているところを把握できていると、プラスアルファでストレッチをしてケガのリスクを減らすことができます。(自分の筋肉で硬いところを知るのは、ケガをしてから整骨院で知らされることが多いですが…)
テニスコートに入ったら、常に足を細かく動かしておく。
レッスンが始まったら、最初のショートラリーから足を動かしていきましょう。
コーチによく言われているから、聞きたくないと思うかもしれません。
足が動いている状態を作ることで、足のケガを起こす確率を減らすことができます。
どういうことかと言うと、動いているところから動き出すのはそんなに大変ではないけれど、止まっている状態から急に動き出すと筋肉にかなり負担がかかります。
ふくらはぎの肉離れなどを予防する意味で、テニスコートに入ったら意識しておきたいです。
「静→動」ではなく、「動→動」を目指しましょう。
スタンスは広くとる。
スタンスは広くとります。
スプリットステップやボールを打つときに、スタンスを決めると思います。
そのときの両足の間ですが、ラケットが1本は入るくらい広げたいです。
スタンスが狭いと、身体のバランスを崩して、足首の捻挫をすることが多いからです。
ケガを防止するためにも、股関節の柔軟性は上げて、広いスタンスが自然にとれるようにしたいです。
ネットプレーでは、ラケットと顔を離しておく。
ネットプレーでは、ラケットを顔から離しておきましょう。
ネットプレーのケガで多いのが、自打球です。
来たボールをボレーしようとしたら、フレームに当たって、眼の付近に飛んできます。
至近距離で突然それは起こるので、避けられません。
被害を最小限にするためにも、構えの時点からラケットと顔を離しておきましょう。
もちろん、ボレーするときもそのままラケットを顔から離して打ちます。
顔とラケットを離すためには、両肘を伸ばし気味にして、ラケットを持ち上げる必要があります。
最初は、両肩が疲れるかもしれませんが、ラケットと顔を離すことを習慣にしましょう。
誰かが「ケア!」や「危ない!」と叫んでたら、身構える。誰かが危ないときも、「ケア!」や「危ない!」と知らせる。
「ケア(気をつけろ)!」や「危ない!」と言うことは、コーチが口を酸っぱくして言っているはずです。
「ケア!」や「危ない!」と言われたら、身体を小さく身構えて、ボールが飛んでくるのに備えます。
逆に、自分が打ったボールが思わぬところにいってしまった場合も、「ケア!」や「危ない!」と叫んで、ボールが飛んでくるのを知らせます。
とにかく、無防備でボールが当たると結構痛いです…
周囲に人や物(ラケット・ボール・レッスン用具)がないか気にしておく。
周囲に人や物(ラケット・ボール・レッスン用具)がないか気にしておきます。
ここからは、非常に難しいです。
テニスという夢中になって楽しめるスポーツは、周囲に気を配る余裕をなくします。
ボールに集中してしまうと、視野は恐ろしく狭くなります。
それでも、事故が起こることを想定しておいてください。
ボールを2人で追いかけて衝突するかもしれません。
誰かが下がって打とうとしたとき、テイクバックしたラケットが後ろで待っている生徒さんに当たるかもしれません。
ボールが落ちていたら、踏んでしまうかもしれません。
走ってボールを追いかけたら、レッスン用具に衝突するかもしれません。
車を運転するときと同じで、「〜するかもしれない」と想像力を働かす必要があります。
無理しない。
最後は「無理しない」です。
テニスを頑張っている方の中には、自分の限界を越えてやってしまう人もいます。
本人は、限界を越えてやっていることに気づいていないかもしれませんが…
レッスンで無理をしてしまうと、やはりどこかしら身体は故障します。
すでに痛い目に合っている方は、自分をセーブするのが上手です。
自分の状態を客観視するようになるからです。
たまに、テニスのレッスン中、練習から抜けて休憩してしまう生徒さんがいますが、やる気がないわけではありません。
テニスが好きでテニススクールに通っていることは確かです。
でも、人それぞれ体力も筋力も年齢も違いますので、同じレッスンを受けていても身体にかかる負担が違います。
無理をしない生徒さんは、やる気がないのではなくて、「自分の状態を理解している」と思ってみてください。
以上です。