【テニスのボレーボレー】コントロールを磨く8つのドリル

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こんにちは、リョウジです!

テニスコートではなくても、相手がいれば練習できるボレーボレー。

ボレーで打ち合うだけでも反応やラケット面を作る練習になりますが、縛りを入れると緻密なコントロール練習に変わります。

どのドリルもネットをはさんでもはさまなくてもできる練習です。

ぜひボレーのコントロール力アップに活用してみてください!

【テニスのボレーボレー】コントロールを磨く8つのドリル

ボレーのコントロールを磨くボレーボレーのドリルは下記の8つです。

  1. ダブルヒットボレーボレー(ワンクッションボレーボレー)
  2. フォアボレー対フォアボレー
  3. フォアボレー対バックボレー
  4. バックボレー対バックボレー
  5. フォアボレー対[フォアボレー⇄バックボレー]
  6. バックボレー対[フォアボレー⇄バックボレー]
  7. バタフライ
  8. サービスライン上でロングボレーボレー

難易度順に並べてありますので、上から順番に取り組むのがオススメです。

全部のドリルでやっておきたいことは、アイドリング(足踏み)です。

アイドリング(足踏み)をしていると、ボレーを打つときに足が出しやすくなります。

ラケットを正面に構えてスプリットステップは、最後のドリル「サービスライン上でロングボレーボレー」以外は必要ありません。

理由は2つあります。

  • 2人の距離を短くして行うのでスプリットステップをする時間がない
  • 打点の位置を覚えるためラケットはその位置にセットしておく

ダブルヒットボレーボレー(ワンクッションボレーボレー)

【テニスのボレーボレー】コントロールを磨く8つのドリル

【テニスのボレーボレー】コントロールを磨く8つのドリル

ダブルヒットボレーボレー

1打目でラケットの真上にボールを弾ませて、ボールを地面に落とさず2打目で相手に返球します。

ボレーボレーのつなげるコツがつかめたり、やわらかいタッチを覚えられます。

【テニスのボレー練習】ダブルヒットボレーボレー(ワンクッションボレーボレー)

2018年6月6日

フォアボレー対フォアボレー

【テニスのボレーボレー】コントロールを磨く8つのドリル

ダブルヒットボレーボレーでやわらかいタッチを覚えたら、フォアボレーだけでボレーボレーしてみます。

最初からフォアボレーのラケット面を出しておきます。

リョウジ
フォアボレーの打点の形を覚えられます。

足踏みしながら待っていて、右利きの方なら左足を踏み込みながら打つようにします。(左利きの方なら右足を踏み込みます。)

相手もフォアボレーのラケット面を出しているので、そこにボールをコントロールできるように練習します。

リョウジ
お互いフォアボレーなので、比較的やさしい練習です!

フォアボレー対バックボレー

【テニスのボレーボレー】コントロールを磨く8つのドリル

お互いフォアボレーのコントロールが安定したら、バックボレーでもコントロールする練習をしてみましょう。

フォアボレー対バックボレーで、ボレーボレーします。

フォアボレーの方が台になります。

フォアボレーのラケット面を用意しておき、相手のターゲットになるようにします。

バックボレーの方は、バックボレーのラケット面を打点に用意して、足踏みしながら待ちます。

右利きの方なら右足を踏み込みながらボールを打ちます。(左利きの方は左足を踏み込みながら打ちます。)

リョウジ
バックボレーが入る分、フォアボレー対フォアボレーより難しくなります!

バックボレー対バックボレー

【テニスのボレーボレー】コントロールを磨く8つのドリル

フォアボレー対バックボレーがある程度つながるようになったら、お互いバックボレーでボレーボレーしてみます。

普段フォアボレーばかり使用していると、最初はボールのコントロールが難しいかもしれません。

ただ練習を重ねていくうちに、体の正面に来たボールはバックボレーの方が返しやすいことに気づくはずです。

リョウジ
身体の正面に来たボールは、フォアボレーよりバックボレーのほうが動かないで打てます!

フォアボレー対[フォアボレー⇄バックボレー]

【テニスのボレーボレー】コントロールを磨く8つのドリル

【テニスのボレーボレー】コントロールを磨く8つのドリル

左右に振り回しすぎないように注意

フォアボレーとバックボレーのコントロールが安定したところで、打ち分けの練習に移ります。

片方はフォアボレーで左右に打ち分ける練習、もう片方はフォアボレーとバックボレーを交互に打ち分ける練習をします。

「フォアボレー」側は、フォアボレーのラケット面を出したまま、相手がフォアボレーとバックボレーを交互に打てるようにボールをコントロールします。

相手が返球しやすいように、相手の中心より少しだけ右と左にラケット面の向きを変えてコントロールします。

[フォアボレー⇄バックボレー]側は、フォア・バック交互に打ちながら相手のフォアボレーにボールを集めます。

フォアボレーとバックボレーのラケット面を交互に用意する練習ができます。

バックボレー対[フォアボレー⇄バックボレー]

【テニスのボレーボレー】コントロールを磨く8つのドリル

【テニスのボレーボレー】コントロールを磨く8つのドリル

左右に振り回しすぎないように注意

片方はバックボレーで左右に打ち分ける練習、もう片方はフォアボレーとバックボレーを交互に打ち分ける練習をします。

リョウジ
1つ前のドリルのバックボレーバージョンです。バックボレーになることで、さらに難易度は上がります。

バックボレーの方は、バックボレーのラケット面を出したまま、相手がフォアボレーとバックボレーを交互に打てるようにコントロールします。

[フォアボレー⇄バックボレー]側は、フォア・バック交互に打ちながら相手のバックボレーにボールを集めます。

バタフライ

【テニスのボレーボレー】コントロールを磨く8つのドリル

フォアボレーをストレートに

【テニスのボレーボレー】コントロールを磨く8つのドリル

バックボレーをクロスに

【テニスのボレーボレー】コントロールを磨く8つのドリル

バックボレーをストレートに

【テニスのボレーボレー】コントロールを磨く8つのドリル

フォアボレーをクロスに(最初に戻る)

⑤と⑥の応用練習です。

片方は、フォアボレーもバックボレーもストレート方向にボレーをコントロールします。

もう片方は、フォアボレーもバックボレーもクロス方向にボレーをコントロールします。

お互いにフォアボレーとバックボレーを交互に打つことになります。

リョウジ
ボールの描く軌跡がまるで蝶々のようなので、バタフライと呼びます。

フォアボレーとバックボレーを均等に打て、ストレートとクロスの打ち分けも練習できるオールマイティーなボレーボレーです。

サービスライン上でロングボレーボレー

【テニスのボレーボレー】コントロールを磨く8つのドリル

短い距離のボレーボレーで打点の形とコントロールが安定したら、2人の距離を伸ばしてボレーボレーしてみます。

2人の距離が離れた分、お互いに時間的余裕が生まれます。

ボレーを打ったら、正面にラケットを構え直してスプリットステップを行うようにします。

今までの練習のように、打点にラケットを用意して当てるだけでは、相手までボールは飛んでいきません。

足を大きく踏み込みながら打つことと、ラケットで後ろから前にボールを押し出すことで、相手までボールを飛ばします。

【テニスのボレーボレー】コントロールを磨く8つのドリル

【テニスのボレーボレー】コントロールを磨く8つのドリル

ボールを飛ばすには足の踏み込みとラケットのスイングが必要

リョウジ
元のポジションに戻ることや相手の足元を狙うことを意識すると、実戦に近い練習が可能です。

最後に…

昔のわたしはボレーボレーをしていると飽きてしまい、「早く終わらないかなー」とよく思っていました。

今回紹介したドリルを知って上達を感じられるようになったとき、昔より集中してボレーボレーができるようになりました。

リョウジ
ボレーボレーは漠然とやるより、何を磨くのかはっきりしているほうがやる気が出る!

ボレーボレーのバリエーションを増やすことで、ボレーの練習量を増やすきっかけになればうれしいです。

【レッスンのドリル集】テニスコーチが教える練習方法 | こんなにテニス