こんにちは、リョウジです!
1ゲーム終わるまでのスコアを自分で言えるようになったら、次に覚えたいのが、1セット終わるまでの流れとカウントの仕方です。
ここまで覚えれば、セルフジャッジの試合でスコアを言えるようになります。
テニスの1セットの流れとカウントの仕方
それでは、テニスの1セットの流れとカウントの仕方を見ていきましょう。
先に6ゲームをとったほうがセットをとれる
先に6ゲームをとったほうがセットをとれます。
ただし、相手から2ゲーム差をつける必要があります。
「6 – 4」なら2ゲーム差がついているのでセットをとれますが、「6 – 5」の場合はまだセットがとれたことになりません。
もう1ゲームをとって、「7 – 5」になったところでセットがとれます。
ただ、2ゲーム差をつけないかぎりセットがとれないと、なかなかセットがとれない事態が出てきます。
その事態を避けるため、「6 – 6」になった場合、タイブレークという方式で勝負をつける場合が多いです。
タイブレークの勝者が、そのセットを取得できます。
サーブ権の順番
サーブ権は、1ゲーム終わるごとに交代します。
ダブルスの場合もサーブ権が交互に移りますが、4人のプレーヤーが順番にサーブを打ち、4ゲームごとに1周するようにします。
コートチェンジのタイミング
コートチェンジは、最初の1ゲームが終わったら行います。
それ以降は、2ゲーム終わるたびにコートチェンジを行います。
そのセットのゲーム数の合計が奇数のとき、コートチェンジすると覚えるといいでしょう。
休憩のタイミング
コートチェンジするたびに休憩がとれます(ただし90秒以内に始めなければならない)が、1ゲーム目が終わったときのコートチェンジだけは休憩がとれません。
ベンチに座らず、そのままコートに向かいます。
セットが終わったときは、120秒以内の休憩がとれます。(セットブレークといいます。)
ゲームのカウントの仕方
ゲームのカウントの仕方は、下記のようになります。
【例1】
サーブ側が最初の1ゲームをとった場合
→ 1 – 0 (ゲームカウント・ワン・ラブ)
【例2】
お互いが1ゲームをとっている場合
→ 1 – 1 (ゲームカウント・ワン・オール)
【例3】
サーブ側が3ゲームとっていて、レシーブ側が4ゲームとっている場合
→ 3 – 4 (ゲームカウント・スリー・フォー)
セルフジャッジの場合、サーバーが各ゲームを始める前に、ゲームカウントをコールします。
スコアを言うときは、上記の例のように「自分のスコア → 相手のスコア」の順番にコールします。
ちなみに、セットのカウントの仕方は「2 – 1」だったら、「セットカウント・ツー・ワン」とコールします。
テニスのいろいろな試合ルール
プロの試合から草トーナメントまで、いろいろな試合ルールがあります。
5セットマッチ
5セットマッチは、先に3セットをとったほうが勝ちです。
もつれるとセットカウントが「3 – 2」のように、5セット戦うことになります。
5セットマッチは、男子の4大大会(全豪・全仏・全英・全米)に採用されています。
3セットマッチ
3セットマッチは、先に2セットをとったほうが勝ちです。
もつれるとセットカウントが「2 – 1」のように、3セット戦うことになります。
1セットマッチ
1セットマッチは6ゲームをとったほうが勝ちですが、2ゲーム差がついていないと勝てません。
「6 – 6」になった場合は、タイブレークを行うことが多いです。
8ゲームマッチ
8ゲームマッチは8ゲームをとったほうが勝ちですが、2ゲーム差がついていないと勝てません。
「8 – 8」になった場合は、タイブレークを行うことが多いです。
6ゲーム先取
6ゲーム先取は、その名のとおり先に6ゲームをとったほうが勝ちです。
1セットマッチと違うのは、2ゲーム差をつける必要がないことです。
「5 – 5」になったら、次の1ゲームをとったほうが勝ちです。
試合ルールによっては、「5 – 5」になるとタイブレークで勝負を決める場合もあります。
最後に…
初めて1セットを通してゲームをすると、ものすごく長く感じるかもしれません。
試合は長くなれば長くなるほど、試合の流れや体力が大事になり、思わぬ展開になることも出てきます。
試合のルールによって、戦略も変える必要があり、そこがまたテニスの楽しいところでもあります。