こんにちは、リョウジです!
テニスのスコアのカウント方法を覚えるとき、まずは1ポイントとるごとの呼び方を覚えていきます。
そして、1ゲーム終わるまでのスコアを自分で言えることを目指しましょう!
テニスの1ゲームの流れ
各ポイントの呼び方を覚える前に、まずは1ゲームが終わるまでの流れを理解しましょう。
1ゲームが終わるまでサーブとレシーブは変わらない
テニスでは、 1ゲームが終わるまでサーブとレシーブが変わりません。
サーブを打ち始めたら、1ゲームが終わるまでずっとサーブを打ち続けます。
レシーブも同様に、1ゲームが終わるまでずっとレシーブを打ち続けます。
1ゲームが終わると、サーブとレシーブが交代します。
1ポイント終わるごとにサーブとレシーブの場所が左右入れ替わる
テニスでは、ゲーム中1ポイント終わるごとにサーブとレシーブの場所が左右入れ替わります。
ゲームが始まり、最初のポイントは必ず自分のコートの右サイド(デュースサイドといいます)からサーブを打ちます。
サーブは斜めのサービスボックスを狙うので、レシーブも同様に自分のコートの右サイドで返球します。
そして、最初の1ポイントが終わると今度は自分のコートの左サイド(アドバンテージサイドといいます)でサーブとレシーブを打ちます。
次のポイントで、また右サイドに戻ります。
このように、1ポイント終わるごとにサーブとレシーブの場所が左右入れ替わります。
ダブルスの場合も同様ですが、1ポイント終わるごとの各プレーヤーの移動は複雑になります。
1ゲーム終わるまでサーブを打つプレーヤーは変わらず、1ポイント終わるごとに左右に動くことになります。
ただし、レシーブ側のペアはゲームを通してリターンするサイドが固定になります。
したがって、レシーブ側はペアで交互にリターンをすることになります。
先に4ポイントとったほうが1ゲームとれる
簡単に言うと、テニスでは先に4ポイントとったほうが1ゲームを取得できます。
ただし、お互いが3ポイントずつとると、2ポイント相手を突き離さないと1ゲームがとれないルールになっています。
テニスの1ゲームのカウント方法
1ゲームが終わるまでのだいたいの流れがわかったら、テニスの1ゲームのカウント方法を覚えましょう。
テニスの各ポイントの呼び方
まずは、各ポイントの呼び方を見ていきましょう。
各ポイントの呼び方は下記のようになります。
【テニスの各ポイントの呼び方】
- 0ポイント → 0 (ラブ)
- 1ポイント → 15 (フィフティーン)
- 2ポイント → 30 (サーティー)
- 3ポイント → 40 (フォーティー)
- 4ポイント → game (ゲーム)
ここは丸暗記するところですが、時計の針が1週したらゲームがとれるイメージを持つといいです。
ただし、3ポイント目は「45」(フォーティーファイブ)ではなく、「40」(フォーティー)になるところに注意してください!
テニスの1ゲームのカウントコールの仕方
それでは、実際にカウントコールの仕方を見ていきましょう。
「サーブ側のポイント → レシーブ側のポイント」の順番にコールします。
サーブ側とレシーブ側のポイントが同じときは、重複して言わず「オール」を使います。
【テニスのカウントコールの仕方】
- 15 – 0 (フィフティーン・ラブ)
- 0 – 15 (ラブ・フィフティーン)
- 30 – 0 (サーティー・ラブ)
- 0 – 30 (ラブ・サーティー)
- 30 – 15 (サーティー・フィフティーン)
- 15 – 30 (フィフティーン・サーティー)
- 40 – 0 (フォーティー・ラブ)
- 0 – 40 (ラブ・フォーティー)
- 40 – 15 (フォーティー・フィフティーン)
- 15 – 40 (フィフティーン・フォーティー)
- 40 -30 (フォーティー・サーティー)
- 30 – 40 (サーティー・フォーティー)
【同じポイントの場合】
- 0 – 0 (ラブ・オール)
- 15 – 15 (フィフティーン・オール)
- 30 – 30 (サーティー・オール)
- 40 – 40 (フォーティー・オールはデュースといいます)
テニスのデュースは2ポイント連取しないとゲームがとれない
「40 – 40」はDeuce(デュース)といい、ここから2ポイント連取しないとゲームがとれません。
デュースから、サーブ側がポイントをとった場合とレシーブ側がポイントをとった場合は下記のように呼びます。
【デュースからサーブ側がポイントをとった場合】
→ A – 40 (アドバンテージ・サーバー)
【デュースからレシーブ側がポイントをとった場合】
→ 40 – A (アドバンテージ・レシーバー)
例えば、デュースからサーブ側がポイントをとると「アドバンテージ・サーバー」になります。
サーブ側がさらにポイントをとると、サーブ側がゲームをとれます。
逆に、デュースからレシーブ側がポイントをとると「アドバンテージ・レシーバー」になります。
レシーブ側がさらにポイントをとると、レシーブ側がゲームをとれます。
デュースから2ポイント連取できなかった場合は、振り出しのデュースに戻ります。
デュースからサーブ側がポイントをとると「アドバンテージ・サーバー」になりますが、そのあとレシーブ側がポイントがとるとデュースに戻るということです。
「デュース」のときは、自分のコートの右サイドからサーブとレシーブをします。
なので、自分のコートの右サイドを「デュースサイド」といいます。
「アドバンテージ・サーバー」と「アドバンテージ・レシーバー」のときは、自分のコートの左サイドからサーブとレシーブをします。
なので、自分のコートの左サイドを「アドバンテージサイド」もしくは「アドサイド」といいます。
ノーアドバンテージ方式とは?
ノーアドバンテージ方式とは、「40 – 40」になったら次の1ポイントをとったほうがゲームをとれる方式です。
そのときは「40 – 40」をデュースとは言わず、「フォーティー・オール」と呼びます。
ノーアドバンテージ方式で「40 – 40」になると、レシーブ側がリターンするサイドを決めれます。
そのときは、自分のコートの右サイドを選ぶときは「デュースサイド」、左サイドを選ぶときは「アドバンテージサイド」とサーブ側に伝えましょう。
アドバンテージ方式のメリットは、試合時間を短縮できることです。
テニススクールや草トーナメントでも、進行速度を上げるためノーアドバンテージ方式が多く採用されています。
最後に…
以上が、テニスの1ゲームの流れとカウント方法です。
自分たちでスコアを数えるセルフジャッジでは、サーバー(サーブを打つプレーヤー)がコールすることになりますので、自分でスコアを言えるようになりましょう。