【自宅でできるテニスの練習】お風呂でスライスを強化!

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こんにちは、リョウジです!

「スライスの当たりが薄くなり、ボールがうまく飛ばない…」

そんな方に試してもらいたいのが、お風呂でのトレーニングです。

お風呂に長く浸かる方にオススメしたいスライスを強化する練習を紹介します。

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「お風呂でスライス強化」のやり方

それでは、「お風呂でスライス強化」練習のやり方をフォアハンドスライスとバックハンドスライスに分けて説明します。

右利きの場合で説明しますので、左利きの方は左右逆にしてやってみてください。

まず、フォアハンドスライスとバックハンドスライス、両方の共通事項を確認します。

右肘は少しだけ曲げた状態にします。

右の前腕を水面と平行にします。

その状態で、右手と右の前腕が水中に入るまで浸かります。

フォアハンドスライス

スタンダードなストレート浴槽(長方形)の場合で説明します。

浴槽の短辺に身体の正面を向けたところから45度左方向に回ります。

右手と右前腕を水面と平行にしたまま、水中に入れます。

右手の指同士は全て付けます。

右手のひらを地面と垂直から少しだけ上を向きます。

この状態で、肩甲骨を支点に右手を右端から左端まで動かします。

右手のひらは最初から最後まで上向き具合を維持します。

ちょうど左端まで手を動かしたときに、両肩を結んだラインと右腕が垂直になっていればOKです。(この位置が打点になります。)

この右腕を右端から左端まで動かす動きを、50〜100回ぐらい繰り返します。

バックハンドスライス

浴槽の短辺に身体の正面を向けたところからスタートします。

右手と右前腕を水面と平行にしたまま、水中に入れます。

右手の指同士は全て付けます。

右手の甲を地面と垂直から少しだけ上を向きます。

この状態で、肩甲骨を支点に右手を左端から右端まで動かします。

右手の甲は最初から最後まで上向き具合を維持します。

ちょうど右端まで手を動かしたときに、両肩を結んだラインと右腕が垂直になっていればOKです。(この位置が打点になります。)

この右腕を左端から右端まで動かす動きを、50〜100回ぐらい繰り返します。

バックハンドスライスのほうが、後ろ側の筋肉を使う分効くはずです。

「お風呂でスライス強化」の効果

「お風呂でスライス強化」練習の効果は下記の4つです。


【お風呂でスライス強化の効果】

  • ラケット面の上向き具合をスイング中維持できる
  • 腕を水平に振れる
  • 身体を固定して、肩甲骨を支点に腕だけを動かせる
  • スライスのスイングを長時間続けられる筋持久力がつく

ラケット面の上向き具合をスイング中維持できる

スライスを厚い当たりで打つためには、ラケット面を地面と垂直より少しだけ上向きにして打ちます。

そのまま上向き具合を維持したままボールをインパクトします。

ラケット面がスイング中に上を向いていきインパクトすると、ボールがかすれた当たりになってしまいます。

お風呂でのトレーニングで、右手のひらまたは右手の甲を垂直に近い状態で振ることで、しっかりとした水の抵抗を感じられます。

腕を水平に振れる

右の前腕と右手を水中に入れることで、腕を水平に振ることを覚えられます。

水面と平行に右腕を動かすように意識しましょう。

実際にスライスを打つときは、ラケットをさらに後ろへテイクバックします。

ラケットを水平に引いているつもりでも、後方に大きくテイクバックすると自然にラケットは高く上がります。

スライスを打つときにラケットを高くテイクバックしているように見えるのはそのためです。

身体を固定して、肩甲骨を支点に腕だけをスイングできる

グランドストロークだと、腕のスイングだけでなく、身体の回転も使って打ちます。

スライスでは身体を固定して、肩甲骨を支点に腕を振るようにします。

浴槽の中で座っているため、身体は固定されて腕だけを振る練習ができます。

スライスのスイングを長時間続けられる筋持久力がつく

お風呂の中で腕を振る動作は、低負荷のため弱い筋肉に刺激を送ることができます。

さらに、回数もこなせます。

いっぱいやらないと疲れません。

回数をこなせるということは、動きを反復練習することができ、身体に覚えこませることに向いています。

スライスで使う肩周辺の筋肉に小さな負荷を長い時間かけ続けるので、スライスのスイングを長時間続けられる筋持久力をつけることもできます。

以上、「【自宅でできるテニスの練習】お風呂でスライスを強化!」でした。

簡単な練習なので、回数をこなしてスライスを強化しましょう!

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