こんにちは、リョウジです!
ラケットを選ぶとき、大事な要素の1つにラケットの重さがあります。
ラケットの重さを変えると、テニスも変わります。
今のラケットの重さが自分にとって適正か、違う重さのラケットを試してみることをオススメします。
ラケットの標準の重さ
現在、一般男性のラケットの重さは、フレームのみで300gくらいが標準です。
一般女性のラケットの重さは、フレームのみで270〜280gくらいが標準だと思います。
もちろん、年齢や体格、スイングスピード、プレースタイルなどさまざまな要素で、適正なラケットの重さは変わってきます。
私がテニスを始めたころ(20年以上前)のラケットの標準の重さは、フレームだけで315gくらいありました。
当時は、これくらい重くないとボールが飛んでいきませんでした。
ラケットは進化し続けて、軽くてもボールが楽に飛ぶラケットが生まれ、今では重さを選べる時代になりました。
ラケットの重さが合っていない場合どうなる?
もし、今使っているラケットが下記のように感じる場合、より合うラケットの重さが存在するかもしれません。
軽すぎる場合
- 一生懸命ラケットを振らないとボールが飛ばない
- ボールが軽い。
- 相手のボールに負けてしまう。
- ボールが飛びすぎる。
重すぎる場合
- 一生懸命打っても、ボールが失速していく。
- ラケットを鋭く振れない。
- 相手のボールに振り遅れる
- コースの打ち分けができない。
ラケットが軽いとどうなる?
ラケットは、軽ければ軽いほど思ったとおりにラケットを操作できます。
ラケットのテイクバックやスイングが軽い分思いどおりにできます。
軽いラケットは、インパクトでボールに負けないように重心をヘッドよりにします。(トップヘビーといいます。)
しっかり振り抜けば、ボールに負けないのですが、ゆっくりスイングするとラケットの重みが使えず、ボールが飛んでいってくれません。
ボレーでも、当てるだけではなかなか飛ばず、スイングが必要になります。
ラケットが重いとどうなる?
ラケットが重くなっていくと、その重みを使ってボールを飛ばせます。
重いラケットは、ラケットが振り抜きやすいように重心をグリップエンドよりにします。
ラケットを細かく操作しづらく、ごまかしが効かない分、身体全体を使ったスイングが覚えられます。
手打ちでは振りづらく、運動連鎖を使ったスイングが身につきます。
ゆっくりスイングしても、ラケットの重さでボールが飛んでくれるので、スイングスピードを変えてプレーができます。
ラケットの重みでボールに負けないので、ボレーでは当てるだけで飛んでくれます。
スイングすることよりコンパクトに合わせることが必要になります。
ラケットが重いと、スイングのタイミングがシビアになります。
スイングのタイミングを分解すると、ラケットを準備するタイミング、テイクバックするタイミング、振り始めるタイミングなどです。
重ければ重いほど、動くボールをスイングしながらラケットでコンタクトさせるのは、難しくなります。
最後に…
ラケットの中には、同じ機種でいくつか重さを選べるラインナップがあります。
同じコンセプトのラケットで重さを比べることができるので、適正な重さを探すのに便利です。
テニススクールでラケットキャンペーンをしていたら、ぜひいろいろな重さのラケットを試してみてください!
わたしが実際にラケットの重さを打ち比べた結果はこちらの記事にまとめています。