ジュニア用テニスラケットを選ぶとき気をつけたいこと。身長だけでラケットの長さを決めるのは危険です。

ジュニアの両親
子どものテニスラケットは、どうやって選べばいいの?

こんにちは、リョウジです!

ジュニア用テニスラケットを選ぶとき1番気をつけることは、ラケットの長さです。

ラケットの長さは、通常身長に合わせて選びます。

「グリップを握ったとき、ラケットヘッドが地面に付かない長さが適正。」

理由を聞かれると下記のように答えが帰ってきます。

  • グランドストロークで下から上にスイングしたときに、地面にラケットが当たってしまうから。
  • サーブやスマッシュを打ったとき、フォロースルーでラケットヘッドが地面に当たってしまうから。
ジュニアの両親
これなら、コーチに相談することなく、ジュニア用ラケットを選べる!

でも、待ってください。

テニススクールでこんな質問が実際にありました。

ジュニアの両親
うちの子どもは、一生懸命打っているのにボールが飛びません。ラケットの長さは合っているんでしょうか?
ジュニアの両親
26インチと27インチのラケット、どちらにしたらいいか迷っています。どちらがいいですか?

ジュニア用テニスラケットを選ぶときに知っておきたいことを解説します。

まずはレッスンで使用しているボールとコートの広さを知ろう

PLAY+STAY(プレイアンドステイ)を導入しているテニススクールであれば、ジュニアの年齢やレベルに合わせて下記のボールのどれか、または複数のボールを使ってレッスンします。

【レッドボール】イエローボールの飛び75%減。通常のボールより大きいです。

ブリヂストンのボールが他のメーカーより大きくてオススメ。⬇︎

【オレンジボール 】イエローボールの飛び50%減。通常のボールと同じサイズです。⬇︎

【グリーンボール】イエローボールの飛び25%減。通常のボールと同じサイズです。⬇︎

イエローボールは大人の使っている通常のボールです。

レッスンで使用しているのは、長く使えるノンプレッシャーボールです。

試合で使うプレッシャーボールに比べて、硬いです…

1番やわらかいレッドボールから1番硬いイエローボールまで、4種類あります。

PLAY+STAYは、I.T.F.(国際テニス連盟)がキッズ向けに開発したプログラムです。年齢やレベルに合わせて、ボール・コートの広さ・ラケットを世界基準で定めています。初心者でもすぐにゲームが楽しめるのが特徴です。

また、レッスンで使用するボールに合わせて、コートの広さも変わってきます。

  • 【レッドボール】通常のコートの1/4の広さ
  • 【オレンジボール 】通常のコートの3/4の広さ
  • 【グリーンボール 】 通常のコートと同じ広さ

上記のとおり、ボールに合わせたコートの広さでレッスンをしていれば、身長に合ったラケットで大丈夫です。

無理のないラケットの長さと重さが、自由なラケットワークを可能にします。

ちなみに、ラケットの長さを学年で勧める場合、だいたい下記のようになります。

【19インチ】年少 素材はアルミ⬇︎

【21インチ】年中・年長 素材はアルミ⬇︎

【23インチ】小学1・2年生 素材はアルミ⬇︎

【25インチ】小学3・4年生 素材はアルミ⬇︎

【26インチ】小学5・6年生 ※素材はアルミ⬇︎

【26インチ】小学5・6年生 ※素材はグラフィン⬇︎

【27インチ】小学6年生~ 大人用のラケットでは軽くて、ラケットフェイスが大きめ。グリップサイズは1か2。フレームのみ。※素材はグラフィン

グリップ1 大人用では1番細いグリップ⬇︎

グリップ2 大人用では1番需要がある太さ⬇︎

上記の26インチまでのラケットは、元世界ランキング1位のアンディ・マレー選手(イギリス)が使用しているラジカル(HEAD)のジュニア版です。

ラジカルシリーズは、HEADの中でオールラウンドに使えるラケットとして有名です。

大人用では幅広い重さのラケットをラインナップしています。

ジュニア用では19・21・23・25・26インチすべての長さのラケットを用意しています。

背伸びして長めのラケットを選んだほうがいい場合

ジュニアの両親
うちの子どもは、一生懸命打っているのにボールが飛びません。ラケットの長さは合っているんでしょうか?

もしかしたら、ボールに合ったコートの広さではなく、もっと広くコートを使ってレッスンをしているかもしれません。

その場合、通常よりボールを飛ばす必要が出てきます。

ラケットを長くすることで、ボールが今までより飛んでくれます。

楽にボールを飛ばせたほうがテニスは上達するので、少し背伸びをしてラケットの長さを選んだほうがいいでしょう。

仮に、グリップを握ったとき、ラケットヘッドが地面に付いてしまう長さのラケットでも、グランドストロークでダウンスイング(上から下へのスイング)になっていなければ大丈夫です。

地面に当たるほど下から上にスイングすると、ボールに威力が出ません。

ある程度フラット(厚い)当たりでないと、ボールに推進力を与えられません。

サーブやスマッシュも、地面にラケットを叩きつけるようなフォームでなければ、通常ラケットヘッドは地面に当たりません。(長すぎるラケットは別です。)

ジュニアの両親
26インチと27インチのラケット、どちらにしたらいいか迷っています。どちらがいいですか?

フォアハンドストロークとオーバーヘッドショット(サーブとスマッシュ)でちゃんとラケットが振れるようなら、26インチを飛ばして27インチを選ぶのもありです。

これは、グリーンボールやイエローボールをレッスンで使う年齢やレベルで多い質問です。

テニスの通常コートの広さで練習するので、ボールを飛ばす必要があります。

例えば、小学4年生のジュニアが25インチのラケットを使っていたが、イエローボールで練習するクラスに進級する場合です。

相手のボールに負けないように、ラケットの購入を検討するとします。

慎重に26インチのジュニアラケットを買うべきか、26インチを飛ばして27インチの大人の軽量ラケットを買うべきか悩むところです。

この場合の判断基準が、さきほどお伝えした「フォアハンドストロークとオーバーヘッドショット(サーブとスマッシュ)でラケットをちゃんと振れるか」です。

フォアハンドストロークが両手打ちなら、27インチのラケットでも振れるかもしれません。

フォアハンドストロークが片手打ちなら、27インチのラケットは重く、扱うのが大変かもしれません。(バックハンドストロークは両手打ちがほとんどなので、フォアハンドストロークを基準に考えました。)

そして、オーバーヘッドショット(サーブとスマッシュ)で振れるかどうかです。

ジュニアは、まだ筋力がなく、コンチネンタルグリップのような薄いグリップにもまだ馴染んでいない子が多いです。

無理に長いラケットを使って、その重さで技術の習得が遅れないか気をつけなければいけません。

もし、フォアハンドストロークとオーバーヘッドショットを27インチのラケットでしっかり振り抜けるようであれば、26インチのラケットは飛ばして27インチのラケットにしてもかまいません。

実際に、26インチのラケットを使わずに、27インチの軽量ラケットに移行するジュニアはけっこういます。

同じ長さのジュニア用ラケットなのに、なんでこんなに値段が違うの?

ジュニアの両親
同じ長さのジュニア用ラケットなのに、なんでこんなに値段が違うの?

ラケットフレームの素材が違うからです。

素材がアルミニウムのものとグラファイト(カーボン)のものがあります。

素材がアルミニウムのラケットは、ラケットの長さにもよりますが5,000円前後の値段です。

下記のラケットは、素材がアルミニウムのラケットです。

錦織圭選手が使用しているBURNを女の子向けにピンク色にしたジュニア用25インチラケットです。

素材がグラファイト(カーボン)のラケットは、アルミニウムラケットの2倍近い値段のものもあります。

下記のラケットは、素材がHigh Perfomance CARBON FIBER、バサルトファイバー+グラファイトとなっています。

錦織圭選手が使用しているBURNと同じデザインのジュニア用25インチラケットです。

ストリングの縦糸より横糸の本数が少なく、スピンがよくかかるラケットに仕上がっています。

イエローボールをレッスンで使っているなら、作りがしっかりしているグラファイト(カーボン)のラケットをオススメします。

イエローボールを当分使うことがないなら、アルミニウムのラケットで十分です。

ジュニア用のラケットは、年齢とレベルに合わせて、長いラケットに買い替えが必要です。

実際に、イエローボールを使うクラスに進級したとき、グラファイト(カーボン)で今より長いラケットを購入しましょう。

以上、「ジュニア用テニスラケットを選ぶとき気をつけたいこと。身長だけでラケットの長さを決めるのは危険です。」でした。