こんにちは、リョウジです!
テニスクラブとはどんなところか、どうすれば入会できるのかを書きたいと思います。
テニススクールでしかテニスをしたことがない方やゲームをいっぱい楽しみたい方の参考になれば幸いです。
テニスクラブってどんなところ?
セルフでテニスのゲームを楽しむのが、テニスクラブです。
テニススクールのように、教えてくれるコーチは基本的にいません。
コーディネーターとして運営スタッフがサポートするところもありますが、基本的には会員さん同士でゲームを楽しみます。
昔からあるテニスクラブは、クラブ会員ではないと利用できません。(会員が連れてきた同伴ビジターは除きます。)
クラブはレンタルコートとは違い、会員同士で順番に空いたコートに入っていきます。
家族だけでコート1面を占領して、レンタルコートのように利用することはできません。
ホワイトボードに名札を貼り、コートが空いたら順番に4人ずつ入っていくクラブが多いです。
わたしが利用したテニスクラブは、各コートに自分のラケットを立て掛ける方式でした。
ラケットが4本そろって、コートが空いたらゲームをします。
4人で6ゲーム先取ノーアド(40ー40は1本勝負)でダブルスをします。
ボールは各自フォート缶を持ってきます。
フォート缶は、テニスクラブのフロントで販売しているところもあります。
最初にゲームをするときは、ゲームに入る前に軽くウォーミングアップをします。
試合のウォーミングアップと同じ感じです。
クラブにもよると思いますが、4人いなければシングルスをしたり、時間制限付きで練習できたりもします。
会員の中でグループに分かれている
平日の午前中は年配の方が多いです。
平日のお昼以降は主婦の方(女子ダブルス)が多いです。
土日と祝日は男性会員のほうが多く利用しています。
こんなふうに時間帯でグループに分かれています。
また、同じ時間帯でもテニスのレベルでグループが分かれていたりもします。
クラブ会員向けのプログラムや交流イベントがある
テニスクラブでは、クラブ会員のニーズに合ったプログラムを用意しているところもあります。
球出しでウォーミングアップができるプログラムがあったり、ダブルスのレッスンがあったりします。
最近のクラブだと、外部の方も参加できるシングルスのレッスンやシングルス・ダブルスのトーナメントを開催しているところもあります。
テニスクラブでは、年間行事もいろいろあり、普段一緒になることのない違う種別の会員で交流を深めることもできます。
テニスクラブに入会するには?
テニスクラブに入会するには、実際にクラブの体験をして、クラブの支配人かコーディネーターと面接します。
テニスクラブに入るためには、下記の条件を満たす必要があります。
- 他のクラブ会員とゲームができるレベルであること。
- 他のクラブ会員と仲良くやっていけること。
上記の条件を満たしていないと、テニスクラブに入会してもすぐに孤立してしまいます。
テニススクールに比べると驚くほど高い入会金がムダになってしまいます。
テニススクールにもよりますが、中級クラス以上のレベルは必要です。
当然ウォーミングアップも自分たちでできないといけません。
ゲームを1セット通してやったことがないと厳しいです。
基本的にテニスがうまい人は歓迎されますが、クラブ会員よりテニスのレベルが下であっても、今後テニスが伸びそうな人や一緒にプレーしてもいいと思われる人はやっていけると思います。
テニスクラブの料金について
テニスクラブでかかる料金について、簡単に説明します。
入会金
入会金は、クラブに入会するときにかかる料金です。
入会金を登録料と呼ぶクラブもあります。
入会金は、会員種別で料金が違います。
テニススクールの入会金と比べると、かなり高く、この料金がクラブに特別感を与えています。
また、入会金の高さが新規の会員を入りづらくしている要因の1つです。
クラブによりますが、1年間や2年間での入会金になっていることが多く、期間を過ぎるとまた入会金がかかります。(更新する場合は、新規で入るときの入会金より安くなります。)
途中で退会しても、入会金は返ってこないので、クラブの利用期間が終わったところでやめないと損した気分になります。
月会費
月会費は、その名のとおり毎月かかる会費です。
月会費も、会員種別ごとに料金が違います。
テニススクールと同じように、月会費は引落になります。
利用料
利用料は、クラブを利用する際にかかる料金です。
フロントでチェックインするときに、利用料を支払います。
クラブによって、利用料がかからないところもあります。
また、利用料がある会員種別と利用料がない会員種別を設けているところもあります。
そのようなクラブは、利用する回数が少ない会員さんは、利用料がかかる会員種別のほうがお得になるように料金設定されています。
休会費
ケガなど特別な理由でクラブを利用できない場合、休会ができます。(休会できる期間はクラブによって違います。)
休会している期間は、月会費がかからない代わりに、休会費が毎月かかります。
休会費は、月会費の何割かを支払うようなイメージです。
クラブに復帰しないのであれば退会したほうがいいですが、もしクラブに再度入りたいときに、また入会金がかかってしまいます。
クラブに休会制度があるのはそのためです。
クラブの会員種別について
クラブによって、いろいろな会員種別を用意しています。
最低限知っておきたい会員種別を簡単に説明します。
正会員
正会員は、いつでもどの時間でも利用できます。
全日会員と呼んでいるクラブもあります。
クラブに行くと、頻繁にお見かけする会員さんたちです。
入会金と月会費が1番高く設定されているのが正会員です。
平日会員
平日会員は、平日のみ利用できます。
土日と祝日は利用できません。
年配の方や主婦の方が多いです。
土日会員
土日会員は、土日と祝日に利用できます。
平日に働いている男性の方の利用が多いです。
家族会員
正会員や平日会員にそれぞれ家族会員があるクラブもあります。
会員のご家族が同じ利用条件で入れます。
入会金や月会費が通常の会員より安くなります。
ビジター
ビジターは会員種別ではありませんが、クラブでよく聞く言葉なので、簡単に説明します。
ビジターは、会員ではない外部の方です。
クラブを利用できるのは、クラブ会員が連れてきた同伴ビジターです。
クラブを利用するには、ビジター料がかかります。
会員種別を変更したいときはどうするの?
会員種別を変えたい場合はどうなるのでしょう?
平日会員が正会員に変わりたい場合、逆に正会員が平日会員に変わりたい場合などです。
入会金(更新料)を支払う更新のタイミングで会員種別を変えるなら、スムーズです。
クラブにもよると思いますが、もし更新のタイミング以外で会員種別を変えたい場合は、こんな感じになります。
【 平日会員 → 正会員 】
正会員と平日会員の入会金(更新料)の差額を支払い、月会費を正会員に変更。
【 正会員 → 平日会員 】
正会員と平日会員の入会金(更新料)の差額は返金されない。月会費を平日会員に変更。
最後に…
簡単ではありますが、テニスクラブについて書いてみました。
テニスクラブを知らない人にとっては未知の世界だと思います。
テニスクラブに興味がある方は、予備知識を付けた上で、1度体験してみるといいですよ!