「スプリットステップの後、もっと早く動き出したい…頭で考えず、反射的に動き出せる方法はないだろうか?」
こんにちは、リョウジです!
この記事では、スプリットステップ後の動き方ではなく、動き出すスピードを上げるトレーニングを考えたいと思います。
ちなみに、スプリットステップ後の動き方はこちら。
0.01秒でも早く動き出したい!90度回るステップと180度回るステップ【効果】
90度回るステップと180度回るステップを行うとそれぞれどんな効果があるか見ていきたいと思います。
90度回るステップを行うとどうなる?
90度回るステップを行うと、素早く身体を横向きにすることができます。
グランドストロークでは素早くスクエアスタンスをとれ、前後にサイドステップで動きやすくなります。
ネットプレーでは、サイドステップで下がってボレーやスマッシュが打ちやすくなります。
早く準備が整うことで、ボールとの距離を合わすことに時間をとれます。
余裕ができる分ショットの成功率が上がります。
180度回るステップを行うとどうなる?
180度回るステップを行うと、素早く身体を後ろ向きにできます。
ネットプレーでは、クロスステップで下がりたいときや真後ろにダッシュしたいときに素早いスタートダッシュができます。
深いロブに対して返せなかったボールが、なんとか届くようになり返球できる確率が上がります。
0.01秒でも早く動き出したい!90度回るステップと180度回るステップ【やり方】
0.01秒でも早く動き出すためのステップですが、やり方はいたって簡単です。
90度回るステップ【やり方】
正面を向いて立ちます。
スプリットステップ後をイメージして、ラケット1本分くらい足と足の間を広げます。
【正面を向いて立つ】
90度身体が回るように足を踏みかえます。
右方向からでも左方向からでもかまいませんが、ここでは最初に右方向に90度回したとします。
右に90度身体を回す場合は、右足から90度右に足を踏みかえてから、左足も同じように90度右に踏みかえます。
【右足から90度右に足を踏みかえてから】
【左足も同じように90度右に踏みかえる】
素早く動こうとすると、両足の動きが同時に近づいていきますが、少しでもいいのでずらします。
両足を同時に動かしてしまうと、90度回るステップではなく、90度回るジャンプになってしまいます。
次に、左方向に90度身体が回るように足を踏みかえて、元のポジションに戻ります。
【左足から90度左に足を踏みかえてから】
【右足も同じように90度左に踏みかえる】
これをできるかぎり早く繰り返します。
180度回るステップ【やり方】
やり方は90度回るステップと同じですが、180度身体が回るように足を踏みかえます。
右方向からでも左方向からでもかまいませんが、ここでは最初に右方向に180度回したとします。
右に180度身体を回す場合は、右足から180度右に足を踏みかえてから、左足も同じように180度右に踏みかえます。
【右足から180度右に足を踏みかえてから】
【左足も同じように180度右に踏みかえる】
素早く動こうとすると、両足の動きが同時に近づいていきますが、少しでもいいのでずらします。
次に、左方向に180度身体が回るように足を踏みかえて、元のポジションに戻ります。
【左足から180度左に足を踏みかえてから】
【右足も同じように180度左に踏みかえる】
これをできるかぎり早く繰り返します。
0.01秒でも早く動き出したい!90度回るステップと180度回るステップ【コツ】
90度回るステップも180度回るステップも足だけで回ろうとすると、早く回れません。
両手をそれぞれ反対側の肩の上に乗せて、両肩から回すようにしてみてください。
【両手をそれぞれ反対側の肩の上に乗せる】
両肩から回すようにすると、その反動を使って、素早く両足のステップを行うことができます。
ちょうどこの動きが身体のターンになります。
ラケットを持って実際に行うときも、同じように上体のターンで足のステップを誘導してみてください。
以上、「【自宅でできるテニスの練習】0.01秒でも早く動き出したい!90度回るステップと180度回るステップ」でした。