テニスのプライベートレッスンを受けるときに気をつけること。それはコーチのタイプが自分に合うかどうか。

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こんにちは、リョウジです!

テニスコーチとマンツーマンでレッスンを受けられるのがプライベートレッスンです。

料金はテニススクールのレッスンに比べると高く感じるかもしれませんが、コーチを独り占めできることを考えると値段相応の価値があります。

プライベートレッスンを受ける生徒さんは、自分に必要な内容でレッスンをしてもらえ、アドバイスもすべて自分に向けられます。

ただ、プライベートレッスンを受けるときに気をつけてほしいことがあります。

それはコーチのタイプが自分に合うかどうかです。

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コーチ主導タイプと生徒主導タイプ

プライベートレッスンを受けるとき、コーチのタイプは主に2つに分けられます。

  • コーチ主導タイプ
  • 生徒主導タイプ

中には、生徒さんに合わせて、コーチ主導でレッスンをするか生徒主導でレッスンをするか使い分けるコーチもいます。

コーチ主導タイプ

コーチがコーチ主導タイプだった場合、プライベートレッスンは、コーチが主導となって行います。

テニスがどうしたら上達できるかがコーチの中にしっかりとあり、生徒さんを正しい方向に導こうとします。

生徒さんは受け身の状態でプライベートレッスンを受けることになります。

このタイプのコーチが合う生徒さんは、右も左もわからないテニスの初心者の生徒さん全面的にコーチを信頼してアドバイスされたことをちゃんと実行できる生徒さんです。

生徒主導タイプ

コーチが生徒主導タイプだった場合、プライベートレッスンは生徒さんのリクエストした内容で行います。

生徒さんの希望どおりにレッスンを行いますので、コーチは意見を求められないかぎり、その生徒さんに本来教えるべきことが他にあったとしても言わないでしょう。

このタイプのコーチが合う生徒さんは、プライベートレッスンでやりたいことがはっきりと決まっている生徒さんです。

プライベートレッスンでコーチのタイプが自分に合わないとどうなるか?

プライベートレッスンでコーチのタイプが自分に合わなかった場合、生徒さんはレッスンで満足することができません。

同じコーチで再びプライベートレッスンを申し込むことはないでしょう。

25年以上前の話になってしまいますが、わたしが高校1年生だったときの経験を書きたいと思います。

わたしはテニス部に入っていました。

弱小だったけれど、テニスの楽しさを教えてくれた場所でした。

わたしのフォアハンドストロークは、ボールを打ち続けるうちに、低い打点で下から上にすくい上げていたため、グリップが徐々に厚くなっていきました。

ボールがラケットのスイートスポットでとらえられず、ガシャったり、ネットしたりで、コントロールが不安定な状態が続きました。

当時、わたしの周りには厚すぎるグリップで打っている人はいなく、当然うまく打っている人も見当たりませんでした。

フォアハンドストロークをなんとかしたいと思い、有名なテニススクールで30分のプライベートレッスンを申し込みました。

わたしの望みは、今のグリップのまま安定して打てるようになることでした。

その希望を担当したコーチに話して、プライベートレッスンは始まりました。

最初の5分、コーチとラリーした後、コーチが出した答えは、イースタングリップに変えることでした。

担当したコーチは、今の厚すぎる握りではボールのコントロールを安定させることは難しく、今のわたしにとってベストな選択は、手のひら感覚で打てるイースタングリップだと判断したのです。

コーチは、今のわたしのフォアハンドストロークの状態を説明して、イースタングリップでやり直すメリットを話した上で、残りの時間を新しい握りでの練習に当てました。

コーチの判断は正しかったと思います。

その後、わたしは長い間フォアハンドストロークで苦しむことになったので…

でも、そのときのわたしが、プライベートレッスンで望んだこととは違っていました。

高校生でシャイだったわたしは、はっきりとイヤとは言えず、しょうがなくイースタングリップで残りのレッスンを受けました。

次の日、部活ですぐに元のグリップに戻しました。

プライベートレッスンを受けて損した、2度とあそこにはいかないと誓いました。

それから1年後、マイケル・チャンのプレーに感動して、グリップは彼と同じセミウエスタングリップまで薄く修正しましたが…

最後に…

テニスのプライベートレッスンは、コーチのタイプが自分に合うかどうか気をつけようというお話でした。

もしプライベートレッスンを受けるなら、あなたの理想のコーチはどちらのタイプでしょうか?

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