こんにちは、リョウジです!
テニスコーチにとって、テニススクールのグループレッスンよりも時給の高いプライベートレッスン。
定期的に予約が入れば、テニスコーチにとって立派な収入源になります。
プライベートレッスンは、人気コーチや経験豊富なベテランコーチに指名が集まりやすいです。
でも、駆け出しのテニスコーチにも指名されるチャンスがあります。
わたしにはテニススクールのフロントスタッフとしてプライベートレッスンの受付をしてきた経験があります。
そこには、多くのプライベートレッスンを引き受けていた駆け出しのテニスコーチが実際にいました。
なぜそのコーチの指名率が高かったのかをこの記事で紹介します。
駆け出しのテニスコーチがプライベートレッスンの指名率を上げる方法
テニスやコーチングの技術を上げて、実績のある一流コーチになればプライベートレッスンの指名率は上がります。
担当している生徒さんからプライベートレッスンを希望されることもあるでしょう。
ただ、担当している生徒さんだけではプライベートレッスンの指名率を上げるのは難しいです。
駆け出しのコーチだと、生徒さんの信頼をつかむまで時間もかかります。
そこでオススメしたいのが、フロントスタッフと積極的にコミュニケーションをとることです。
意識すればすぐに始められることだと思います。
テニスや仕事のことじゃなくてもかまいせん。
何気ない日常のお話でもいいんです。
フロントスタッフと積極的にコミュニケーションをとるとプライベートレッスンの指名率が上がる理由
「えっ、なんでそんなことでプライベートレッスンの指名率が上がるの?」と思うかもしれません。
下記の2つが大きく関わっています。
- 外部からもプライベートレッスンのお問い合わせはけっこうある
- それを対応するのはフロントスタッフ
テニススクールのプライベートレッスンは生徒さんが担当しているコーチを指名して申し込む場合が多いですが、外部から受ける場合もけっこうあります。
スクールによってプライベートレッスンの申し込みに違いはあると思いますが…
外部からプライベートレッスンを受ける場合、コーチを指名しないことが多いです。
外部の方は、大概コーチの名前すら知らないからです。
こういうコーチにしてほしいと希望を言うことはありますが…
そして、その問い合わせや申し込みを受けるのはフロントスタッフ。
フロントスタッフが外部の方にコーチをご案内するときに、さきほど紹介した積極的にコミュニケーションをとる方法が効いてきます。
外部からプライベートレッスンの申し込みがあったとき、フロントがどう対応するかで説明していきます。
その場合、フロントは下記の流れで対応します。
- プライベートレッスンができる時間をご案内する
- ご希望の時間に空いているコーチを探す
- 空いているコーチが複数いる場合は希望するコーチのタイプを聞いて適任者を絞る
空いているコーチだったら誰でもいい場合、フロントスタッフは普段会話をしていてよく知っているコーチにお願いするでしょう。
普段フロントスタッフと積極的に会話をしているコーチは、大概生徒さんとも積極的にお話しをしています。
生徒さんからもフロントスタッフからも信頼が厚いわけです。
フロントスタッフも普段生徒と積極的に話しているコーチを見ているので、安心して頼めます。
よく知らないコーチにお願いして、クレームがフロントに来てしまうのはイヤなので・・・
こんなときコーチとフロントに溝ができやすい
コーチとフロントがお互いの業務をある程度共有していれば、意識しなくても自然とコミュニケーションは発生します。
しかし、下記の場合はコーチとフロントに溝ができやすいです。
- コーチとフロントを分業で運営する大規模なテニススクール
- コーチとフロントの会社が違う
生徒数の多い大規模なインドアテニススクールでは、コーチングスタッフもフロントスタッフも多く在籍しています。
そうなると、同じ社内でもコーチとフロントとのコミュニケーションは希薄になりやすいです。
また、コーチングスタッフを他会社から委託しているテニススクールやフィットネスクラブも溝ができやすいです。
会社が違うと、コーチとフロントの接点が通常より少なくなってしまいます。
わたし自身がそうでした。
テニススクール委託のコーチングスタッフをしていたときに、フロントと積極的なコミュニケーションをとれていませんでした。
最低限の業務連絡しかしていなかったので、電話や受付で対応するフロントスタッフはわからないことだらけになり、迷惑をかけました。
コーチングスタッフとフロントスタッフの連携がうまくいかないと、プライベートレッスンだけではなく、体験レッスンの対応やイベント時などにも支障をきたします。
最後に…
テニスレッスン以外でも誠実に行動して、生徒さんやフロントスタッフとコミュニケーションをとっていけば、自然と信頼されていきます。
そこで培ったコミュニケーション力は、プライベートレッスンを初めて受ける方にも生かせます。
相手の要望を聞き出して満足していただければ、単発のプライベートレッスンが定期的なプライベートレッスンになる可能性もあります。
1回のプライベートレッスンでは、よっぽど目的がハッキリしていないかぎり、あまり効果が望めないからです。(プライベートレッスンといえども反復練習が必要です。)
プライベートレッスンを引き受けるのがイヤでなければ、ぜひフロントスタッフとコミュニケーションをとってみてください!