テニススクールでレベルの違う生徒さんがクラスに混在するのはなぜ?

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こんにちは、リョウジです!

テニススクールでは、レベルが違う生徒さんがクラスに混在することがよくあります。

レベル別にクラスを分けているはずなのに…

わたしがテニスコーチだったとき、レベルが違う生徒さんがクラスに混在するのはどんなときだったか、思い返してみました。

テニススクールでレベルの違う生徒さんがクラスに混在するのはなぜ?

テニススクールでレベルの違う生徒さんがクラスに混在するのはなぜ?

テニススクールでレベルの違う生徒さんがクラスに混在するのは、下記のどれかが原因です。

  • 1つ下のレベルで受けられる振替システム
  • 担当コーチに1つ上のレベルで振替していいと言われている
  • 2レベル以上の合同クラスがある
  • 時間の都合でレベルの違うクラスに通っている
  • お目当てのコーチが1つ下のレベルを担当している
  • あえてレベルを落としてテニスがしたい生徒さんがいる
  • テニススクールの体験者がミスマッチなレベルで受けている

1つ下のレベルで受けられる振替システム

本来のレベルより1つ下のレベルで受けられる振替システム。

テニススクールがこれを採用していると、クラスには1つ上のレベルの生徒さんが振替で入ってきます。

本来のレベルより1つ下のレベルで受けられる振替システムのメリットは、振替できるクラスの選択肢が増えることです。

振替希望の時間帯に本来のレベルのクラスがなくても、一つ下のレベルがあれば振替できます。

また、振替希望の時間帯にクラスがあっても、満席で入れない場合もあります。

そんなとき、1つ下のクラスが空いていれば生徒さんは振替可能です。

振替がしやすくなる代わりに、クラスにレベルの違う生徒さんを受け入れなくてはいけません。

担当コーチに1つ上のレベルで振替していいと言われている

大きな声では言えませんが、担当コーチに1つ上のレベルで振替していいと言われている生徒さんがいたりします。

生徒さん
1つ上のクラスで振替していいなら、その生徒さんを進級させた方がいいのでは?

そう思うかもしれませんが、生徒さんやスクール側の事情で進級できない場合もあります。

そうなると、本来は1つ上のレベルでありながら下のレベルのクラスに在籍することになります。

生徒さんの事情で進級できない場合、下記が考えられます。

  • 進級を出したが、クラスの団結力が異様に高く生徒さんがクラスを変えなかった。
  • 進級を出したが、その時間に上のレベルがなく生徒さんも都合が合わなかった。

スクールの事情で進級できない場合だと、下記が考えられます。

  • 生徒さんを進級させると、クラスが存続できない人数になってしまう。

進級できるレベルでありながら、そのクラスに在籍させるのはコーチも不本意なはずです。

生徒さんを進級させてクラスはクローズさせる選択肢もありますが、そこにしか通えない生徒さんがいた場合、退会者を出すことになります。

クラス全員が進級できるレベルなら、まだいいですが…

クラスを存続させたとしても、生徒数が2人以下になるとコーチを入れてもダブルスのゲームができません。

それほど規模の大きくないテニススクールでは、このような問題が発生します。

2レベル以上の合同クラスがある

初中級と中級の合同クラスや中級と上級の合同クラスなどを開講しているテニススクールもあります。

コート面数が1面か2面しかなく、同じレベルの振替クラスが少ない場合、合同クラスを作ることで振替できるクラスを増やせます。

合同クラスだと、上から下まで幅広いレベルの生徒さんがいるクラスになりやすいです。

レベルが混在することがあらかじめわかることが救いです。

時間の都合でレベルの違うクラスに通っている

テニススクールに通える時間に自分のレベルのクラスがないので、しょうがなく1つ上か下のレベルのクラスに在籍している生徒さんもいます。

基本的には1つ下のレベルに在籍する場合が多いですが…

生徒さんはレベルより時間でクラスを選んでいるので、レベルに違いがあっても合わせてくれる場合が多いです。

お目当てのコーチが1つ下のレベルを担当している

レギュラークラスの時間に本来のレベルのクラスがあるのに、レベルを落として受講する生徒さんもいます。

指導力の高いベテランコーチや面倒見のいい人気コーチが下のレベルを担当している場合です。

周りの生徒さんのレベルより、教えてもらいたいコーチを優先すると、このようなことが起こります。

生徒さん
コーチがいいから、振替来ちゃいました!
コーチ
中級レベルが初級のレッスンに入ってくるんじゃない!

あえてレベルを落としてテニスがしたい生徒さんがいる

本来のレベルだと自分をコントロールできず、無理をしてしまうことがあります。

それがわかっている生徒さんは、レベルを落として自分をコントロールしながらレッスンを受けに来ます。

ケガや病気を抱えているけれど、テニスがしたい場合の賢い選択肢です。

テニススクールの体験者がミスマッチなレベルで受けている

テニススクールの体験は、自己申告で受けるレベルを決められるところと、テニス経験・ブランク・前に通っていたテニススクールでの在籍クラス・年齢などを考慮してスクール側でレベルをご提案するところがあります。

両方選べるテニススクールもあります。

体験レッスンを受けると、クラスのレベルが合わないことはよく起こります。

テニススクールを比べても、同じ級にレベル差があるくらいですから…

長いブランクの影響が出て思ったようにプレーできなかったり、本来のレベルより控えめに言う方もいらっしゃいます。

体験でレベルが合わない場合は、レッスン後に入会する場合の適切なレベルをご案内したり、もう1度適切なレベルのクラスで体験を勧めたりします。

最後に…

レベルが違う生徒さんがクラスに混在する可能性がこんなにもあります。

同じレベルの生徒さんだけでレッスンができればいいですが、そういう訳にもいかないのがテニススクール。

規模が大きく、クラス編成がしっかりしているテニススクールでもレベルの混在は起こります。

仮に全員が同じレベルだとしても、生徒さんの年齢が離れていれば、球質やプレーも大きく違います。

レベルの違う生徒さんがいた場合、ストレスなくレッスンを受けられるかはコーチにかかっています。

コーチの力量が問われます。