こんにちは、リョウジです!
テニススクールのレッスンにはいろいろな危険が潜んでいます。
その中でよく起きるテニスボールによる事故をリストアップしてみました。
回避できる可能性もありますので、起こりうる事故を知っておいてください。
相手が打つスマッシュやチャンスボール
相手がスマッシュやチャンスボールを打とうとしているとき、ネットの近くに立っている場合は、少しでも後ろに下がって距離をとることが大切です。(相手が打つときには、スプリットステップで止まる。)
相手との距離があれば、返球できる可能性が高まります。
顔にボールが飛んできたときも反応できます。
もし、相手との距離があまりとれなかったら、ボールを返球することをあきらめて、自分の身を守るため相手に背中を向ける選択肢も頭に入れておきます。
【相手が打つスマッシュやチャンスボールの対策】
- 相手から距離をとる。
- 背中を向ける。
自打球
速いボールをボレーしようとしたときに起こるのが自打球です。
ラケットフレームに当たったボールが、自分に方向を変えて飛んできます。
至近距離から予期せぬ方向に飛んでくるので、避けようがありません。
眼の付近に飛んでくると非常に危険です。
ボレーするときに、ラケットを顔から離しておくと、飛んでくるボールから少し距離がとれます。
【自打球の対策】
ラケットを顔から離してボレーする。
死角から飛んでくるボール
ボレー対ストロークのラリー練習をしていると、グランドストローカーがスイングのタイミングを誤り、ボールが隣でラリーしているボレーヤーに飛んでくることがあります。(特にクロスのボレー対ストローク。)
ボレーヤーは打ち合いをしているグランドストローカーとボールを見ているので、死角からボールが飛んできます。
無防備なので当たると非常に痛いです。
打ったグランドストローカーがすぐに「ケア!」や「危ない!」と大声で叫ぶことで、ボレーヤーはボールに対して身構えることができます。
【死角から飛んでくるボールの対策】
打ったグランドストローカーがすぐに「ケア!」や「危ない!」と大声で叫んで知らせる。
ペアの打ったボール
ペアの打ったスマッシュのコースをふさがないようにしゃがむ
これも死角から飛んでくるボールです。
後方にいるプレーヤーの打ったボールが前方にいるペアに当たってしまう事故です。
特に、威力のあるサーブやスマッシュを打ったときは、後頭部や背中とはいえかなり痛いです。
前方にいるプレーヤーは、後方のプレーヤーが打つ可能性のあるコースを塞いでいると気づいたら、しゃがんで回避しましょう。
それでも後方のプレーヤーの打ったボールが狙ったコースからそれれば、飛んできますが…
【ペアの打ったボールの対策】
打つコースを塞いでいると気づいたらしゃがむ。
コートに落ちているボール
ボールをどけるときは跳ね返りにも注意
コートに落ちているボールをこまめにどけないと、いずれボールを踏みます。
ボールを踏むと、足首をひねったり、転倒してしまう事故が起こります。
少し離れているボールでも、油断は禁物です。
生徒さんはボールを夢中で追いかけていると、どこへでも行きます。
こまめにボールをどける、もしくは拾ってから練習を再開しましょう。
【コートに落ちているボールの対策】
こまめにボールをどけてから練習を再開する。
最後に…
テニスボールが顔に飛んできたときは非常に危険です。
眼鏡をかけている方だと、破損してしまう恐れもあります。
いざというとき、顔周辺は守れるようにしたいですね。