こんにちは、リョウジです!
テニススクールには、室内でできるインドアテニススクールと屋外のコートを使うアウトドアテニススクールがあります。
通ってみればそれぞれの長所や短所が見えてきますが、初めてテニススクールを選ぶときは想像もしづらいと思います。
下記の経験があるわたしがそれぞれの長所と短所をまとめてみました。
- 両方のスクールを生徒として通ったことがある
- 両方のスクールをコーチとしてレッスンしていた
テニススクールを選ぶときの参考にしていただければうれしいです。
インドアテニススクールの長所と短所
インドアテニススクールの長所と短所は下記のとおりです。
- 【長所】毎週決まった時間にテニスができる
- 【長所】ボールの弾道が読みやすい
- 【長所】冷暖房完備の施設なら一年中快適
- 【短所】外でテニスをするときに普段の力が発揮しづらくなる
- 【短所】受講料が高い
- 【短所】打数や実戦練習が少なくなりがち
インドア【長所】毎週決まった時間にテニスができる
インドアテニススクールでは、室内のため悪天候の影響を受けません。
雨が降っても、雪が降っても、テニススクールは営業できます。(ただし、雪でコーチがスクールに来れないと休講になることはありますが…)
毎週決まった時間にテニスができるので、アウトドアに比べてテニスを継続しやすいです。
テニス初心者の方には、インドアテニススクールが継続しやすくオススメです。
インドア【長所】ボールの弾道が読みやすい
インドアテニススクールはボールの弾道が読みやすいです。
室内のため、ボールは風の影響を受けません。
コートサーフェス(コートの種類)はカーペットが多く、ボールの弾み方もあまり変わりません。
アウトドアテニススクールの場合、強風があるとボールが不規則に飛んできます。
雨でコートが濡れていると、ボールが水を含んで重くなり、弾み方や打った時の打感(重く感じる)が変わります。
初心者には障害が少なく、ボールを打ったりラリーするのがやさしくなります。
インドア【長所】冷暖房完備の施設なら一年中快適
冷暖房完備の施設なら、暑い夏も寒い冬も関係なく快適にテニスを楽しめます。
冷暖房がないインドアのテニススクールもあるので要注意です。
冷暖房がないインドアテニススクールは、夏は蒸し風呂のように温度が上がり、冬は日が当たらず寒いこともあるので、アウトドアテニススクールよりつらいかもしれません。
事前に冷暖房完備か確認しておくことをオススメします。
インドア【短所】外でテニスをするとき普段の力が発揮しづらくなる
インドアのテニススクールでは風や太陽のまぶしさもないので、外でテニスをするといろいろな障害に苦労します。
最初はインドアのように気持ちよく打てず、イライラするかもしれません…
外の試合に出たい方は風や太陽のまぶしさなどの障害にも慣れておく必要があります。
インドア【短所】受講料が高い
アウトドアのテニススクールよりいい環境でテニスができる分、毎月の受講料が高くなります。
施設利用料が上乗せされるからです。
長い目で見ると、受講料の差は結構な金額になります。
インドア【短所】打数や実戦練習が少なくなりがち
インドアテニススクールは、コートを分けるカーテンや小型ネットなどを使い、10人以上の人数でレッスンをする場合が多いです。
クラスの定員が多い分、打数や実戦練習がアウトドアのテニススクールに比べて少なくなりがちです。
そのためインドアテニススクールのレッスンは運動量が多いドリルが増え、テニスをしたというより体を動かした感が強くなります。
アウトドアテニススクールの長所と短所
アウトドアテニススクールの長所と短所は下記のとおりです。
- 【長所】ラリー練習や実戦練習がたくさんできる
- 【長所】試合に近い環境で練習ができる
- 【長所】受講料が安い
- 【短所】悪天候が続くとテニスが定期的にできない
- 【短所】日焼けする
- 【短所】虫がいる
アウトドア【長所】ラリー練習や実戦練習がたくさんできる
アウトドアテニススクールはインドアテニススクールよりクラスの定員が少ない場合が多いです。
その分、アウトドアテニススクールではラリー練習やゲームを意識した実戦練習をたくさん経験できます。
アウトドア【長所】試合に近い環境で練習ができる
風や太陽のまぶしさ、コートのコンディションによるボールの弾みなど、試合に近い状態で練習ができます。
初心者のころは長所とは言えませんが、試合に出るようになると普段から慣れておくという意味で長所と言えます。
とはいえ、試合会場のコートサーフェス(コートの種類)やボールの種類の違いには別途対応する必要があります。
アウトドア【長所】受講料が安い
インドアテニススクールに比べると、アウトドアテニススクールの受講料は安いです。
コートの冷暖房完備やフィットネスクラブ並みのフロントや更衣室がないためです。
車で来て、家に帰ってからシャワーを浴びたり着替えをするなら、フィットネスクラブ並みの施設は必要ありません。
アウトドア【短所】悪天候が続くとテニスが定期的にできない
梅雨の時期など悪天候が続くと、テニスがなかなかできなくなります。
強風でレッスンが中止になることもあります。
振替するにも空いている時間にクラスがなかったり満席で入れなかったりすると、スクールに対して不満がたまり、退会される方が出てきます。
アウトドアテニススクールでは、別途振替レッスンを設けるなど振替を消化できるサービスを提供する必要が出てきます。
アウトドア【短所】夏と冬は気温に対応するのが大変
アウトドアテニススクールだと、夏の昼間は暑く、外に立っているだけでもしんどいです。
テニスどころではありません。
首元を冷やすグッズ(熱中症対策でいろいろあります)を装着すると少しは楽になりますが…
冬のナイターレッスンはとても寒く、手や顔の感覚がなくなっていき、痛くなります。
ホッカイロ、手袋、ニット帽、ネックウォーマーなどの防寒グッズが必要です。
アウトドア【短所】日焼けする
当然ですが、アウトドアでは日焼けします。
特に女性の方は、日焼け対策が大変です。
男性は日焼け止め、キャップ、さらにサングラスがあれば十分ですが、女性が肌を守る場合、手袋、インナーウェアの上下、フェイスカバーなどが必要です。
全部装着するともう誰だかわからない状態になります。
アウトドア【短所】虫がいる
アウトドアでは蚊などの虫に刺されます。
蚊がいる時期は、虫よけスプレーが必須です。
雨の後のレッスンはコバエが大量発生し、視界を妨げたり、口に入ったりで大変です。
最後に…
インドアのテニススクールとアウトドアのテニススクールの長所短所の中で、「これだけは譲れない」ところがあれば、それを基準に選んでみてください。
また、通ってみて後からストレスに感じることも出てくると思います。
そんなときは、他のテニススクールを見学してみたり、体験してみることをオススメします。
今より通いやすいテニススクールが見つかるかもしれません。