「テニスの技の練習法やコツを教えてほしい。」
「テニスの技を向上させる商品や器具の購入を検討している。」
これらの疑問や悩みを解決する記事です。
本記事を読み終えると、テニスの基本技から応用技、そして練習方法まで、それぞれのコツが理解できます。
そして、自分の目標に向けて何を練習すべきか、どの技術をどのように向上させるのかがイメージできるようになります。
- テニスの基本技術や用語
- 応用技や上級者向けのテクニック
- 練習メニューの組み立て方
- モチベーションを維持する方法
- おすすめの練習器具と活用方法
テニスの基本6ショットと用語解説
テニスは奥深いスポーツであり、基本的な技術を理解することで、より上達し楽しむことができます。
このパートでは、テニスの基本的なショットとその打ち方、さらに知っておくべき用語について解説します。
テニスの基本6ショットとは
テニスで使われる基本的なショットは6種類あります。
それぞれの特徴を理解することで、試合中に適切なショットを選択できるようになります。
- 【フォアハンドストローク】
- ワンバウンドしたボールを利き手側の前で打つ最も基本的なショット。自由度が高く、個性が出やすい。
- 【バックハンドストローク】
- ワンバウンドしたボールを利き手側の後ろ側で打つショット。両手で打つ両手バックハンドストロークと片手で打つ片手バックハンドストロークがある。
- 【フォアハンドボレー】
- ネット前に来たボールをノーバウンドのままフォアハンド側で打つショット。素早い対応が求められる。
- 【バックハンドボレー】
- ネット前に来たボールをノーバウンドのままバックハンド側で打つショット。フォアハンドボレーと同様に、素早い対応が重要。片手打ちが基本だが、女性やジュニアは両手打つ場合が多い。
- 【スマッシュ】
- 上空のボールを力強く打ち下ろすショット。攻撃的なショットとして使われる。
- 【サーブ】
- ゲームの始まりを告げるショット。試合の流れを左右する重要なショット。
基本ショットの打ち方とポイント
テニスの楽しさを最大限に味わうには、少なくとも基本となる6つのショットをマスターする必要があります。
6つの基本ショットの打ち方とポイントを簡単に紹介します。(右利きの場合で解説します。)
フォアハンドストローク
フォアハンドストロークのテイクバックでは、ラケット面をふせてボールがバウンドする前に引き終わるようにします。
下から上にスイングし、フィニッシュでは右肘を前に突き出すようにします。
フォアハンドストロークのポイントは、打点を体から遠く前にとることです。
体が回転し、後方にあった肩が前に出てくることを計算に入れて打点をとりましょう。
バックハンドストローク
バックハンドストロークのテイクバックでは、ラケットを立てて、ボールがバウンドする前に引き終わるようにします。
両手を落としてから、ラケットヘッドを起こしながらスイングします。
バックハンドストロークのポイントは、テイクバックがコンパクトになる分、しっかり肩を入れて打つことです。
フォアハンドボレー
フォアハンドボレーは、軸足(右利きなら右足)を出しながら体を半身にして、ラケットをセットします。
その後、左足を踏み込みながら、ボールをとらえるようにします。
フォアハンドボレーのポイントは、肘を伸ばし気味で手首をコックしてラケットセット、右手のひらを上に向けてフィニッシュすることです。
バックハンドボレー
バックハンドボレーは、軸足(右利きなら左足)を出しながら体を半身にして、ラケットをセットします。
その後、右足を踏み込みながら、ボールをとらえるようにします。
バックハンドボレーのポイントは、肘を伸ばし気味で手首をコックしてラケットセット、右手の甲を上に向けてフィニッシュすることです。
スマッシュ
軸足(右利きなら右足)を後方に引き、体を横向きにします。
ラケットを立てて、左手を右斜め上に伸ばします。
左上腕越しにボールを見ながら真下へ移動して、ボールを相手コートへ叩き込みます。
スマッシュのポイントは、早めにテイクバックを済ませ、ボールが頂点から落ちてきたら振り始め、余裕を持ってスイングすることです。
サーブ
後ろ足から前足に体重移動しながら、トスアップとテイクバックを行います。(前足→後ろ足→前足の体重移動でもOK。)
ラケットを振り上げながらボールをとらえ、相手のサービスコートを狙います。
サーブのポイントは、トスの位置を安定させること、体の開きを抑えて打つことです。
知っておくべきテニス用語一覧
テニスの試合を観戦したり、他のプレイヤーと交流したりするうえで、基本的な用語を知っておくことは大切です。
以下のテニス用語は、よく使うので頭に入れておきましょう。
- 【ゲーム】
- 4ポイント先取で勝ちとなる。ポイントを数えるときは「0(ラブ)、15、30、40」を使う。
- 【セット】
- 6ゲーム先取で勝ちとなる。ただし、「5 – 5」で同点になった場合は、2ゲーム差をつけるか、「6 – 6」でタイブレークに入る。
- 【タイブレーク】
- ゲームカウントが「6 – 6」になった場合に行われる特別なゲーム。7ポイント先取で勝ちとなるが、「6 – 6」になった場合は2ポイント差がつくまで続ける。
- 【マッチ】
- セット数で決まる。通常は3セットマッチまたは5セットマッチ。草トーナメントでは、1セットマッチや6ゲーム先取が多い。
- 【フォルト】
- サービスがアウトした場合や、ネットに掛かった場合など、サーブが失敗したときにコールされる。
- 【ダブルフォルト】
- 2回フォルトを犯した場合、ダブルフォルトとなり、失点する。
- 【デュース】
- 両者が「40 – 40」になった状態。「40 – 40」で同点になった場合、2ポイント差がつくまで続く。
- 【アドバンテージ】
- デュースの後、どちらかが1ポイントリードしている状態。「アドバンテージ・サーバー」「アドバンテージ・レシーバー」のようにコールする。
- 【リターン】
- 相手のサーブを打ち返すこと。レシーブともいう。
- 【ロブ】
- 高く打ち上げるショット。ネットプレーヤーの頭上を通したいときに使う。
- 【ドロップショット】
- ネット際に落とすショット。相手をネット前に走らすことができる。
- 【スライス】
- ボールに下回転をかけるショット。ペースを変えたいときに有効。
- 【トップスピン】
- ボールに上回転をかけるショット。高い放物線を描くため、コートに入りやすく、相手を高い打点で打たすことができる。
テニスの応用技を学ぶ
テニスは基本ショット以外に、たくさんの応用ショットが存在します。
このパートでは、テニスの応用技に焦点を当て、スピンとフラットの違いや、必殺技の種類、上級者向けの特殊ショットについて詳しく解説します。
スピンとフラットの違い
テニスの球種には、大きく分けるとスピンとフラットという2つの種類があります。
それぞれの特性を理解し、使い分けることで、より効果的なプレーが可能になります。
スピン
スピンの特徴は、ボールに回転をかけることで、ボールの軌道やバウンド後の動きを変化させるところです。
これにより、相手がボールを返しにくくなるため、効果的な戦術として活用されます。
スピンショットには、以下の種類があります。
- 【トップスピン】
- ボールが前方に回転し、地面に近づいたときにバウンドが高くなるため、相手に対して攻撃的なプレイが可能。山なりの弾道になり、コートに収めやすいため、確実にコートへ入れたいときにも使う。
- 【アンダースピン】
- 下回転をかけることで、バウンドが低くなり、相手は攻撃しにくくなる。スピードが緩やかなため、ペースを落としたいときにも使う。ロブショットやドロップショットで効果を発揮する。
- 【サイドスピン】
- 横回転をかけることで、ボールが左右に曲がる。相手のコースをずらしたり、サービスの精度を上げるために使われる。
フラット
フラットの特徴は、ボールにあまり回転をかけず、直線的に飛ぶところです。
スピンショットに比べて、スピードが出やすく、威力のあるショットが打てます。
しかし、コントロールが難しいという側面もあります。
フラットは、ファーストサーブやスマッシュなどの決定的な場面で効果を発揮します。
中級者〜上級者向けの特殊ショット
中級者や上級者になると、さらに高度なショットをマスターすることが求められます。
以下は、代表的な中級者や上級者向けの特殊ショットです。
- 【ロブ】
- 高く打ち上げるショット。ネットに詰めた相手の頭上に打つ。中級者以上では、回転を加えたトップスピンロブやスライスロブを使い、通常のロブを変化させる。
- 【スライス】
- アンダースピンやサイドスピンをかけたスライスは、ボールの回転が不安定で、相手のリズムを崩すのに役立つ。特に、相手が高い弾道のボールに慣れている場合、スライスで低いボールを返すことで、戸惑わせることができる。
- 【ムーンボール】
- 大きな弧を描くように打つショット。ロブよりは低い弾道。トップスピンをかけることで、確実にコートへバウンドさせる。ダブルスで、相手の前衛に捕まらずに、ボールをつなぐことができる。
- 【ハーフボレー】
- バウンド直後のボールを、ボレーとストロークの中間のような形で打つショット。ローボレーでは返球できないときに使う。
- 【スライスサーブ】
- ボールの真後ろより外側をとらえる、大きく横に曲がるサーブ。レシーバーをコートの外へ追い出し、オープンコートを作りたいときに有効。
- 【スピンサーブ】
- スピンサーブは、ボールに順回転をかけることで、高い確率でサービスコートへ入れられる。このサーブは、ボールがバウンドした後、高く弾むため、力強いリターンが打ちにくくなる。セカンドサーブでよく使われる。
必殺技の種類とその使い方
テニスには、使えるとかっこよく見える必殺技のようなショットがあります。
どれも必須なショットではありませんが、特定の場面で役立ってくれます。
ここでは、代表的な技を5つ紹介します。
- 【ライジングショット】
- ボールがバウンドしてから上がっている最中にとらえるショット。テンポが早いため、相手の時間を奪いつつ攻撃を仕掛けられる。自分が攻めるときだけでも使えるとポイントがとりやすくなる。伊達公子さんやアンドレ・アガシさんがライジングショットを得意としていた。
- 【ジャックナイフ】
- 高く弾んだボールに対して、空中で片足を後方に蹴りながら打つジャンピングショットのこと。多くのトッププロが、バックハンドストロークで使用している。錦織圭選手はフォアハンドストロークでもジャックナイフを使うことがあり、「エアK」と呼ばれていた。
- 【ドロップショット】
- ドロップショットは、ネット際に短く落とすショットで、相手の位置を利用して逆を突く技。ボールに逆回転をかけて、ネット際に落とすボレーもあり、「ドロップボレー」という。
- 【ドライブボレー】
- ドライブボレーは、ノーバウンドのボールを順回転をかけて打ち返すショット。本来はハイボレーで返球するボールをグランドストロークで打ち抜くので、推進力があり決まりやすい。ロブをカットするときに重宝し、男性より女性のほうが使う頻度が高いショット。
- 【股抜き】
- 足の間でボールを打つトリッキーなショットのこと。英語では、「Tweener」と呼ばれている。ネット前にいて相手にロブを打たれたとき、走りながら振り返らずに、足の間でボールを打つ。背を向けたまま打つので、相手はボールがどこに飛んでくるのか予測しづらい。
テニス技術向上のための練習メニュー
技術を向上させるためには、効果的な練習メニューを組むことが不可欠です。
このパートでは、練習メニューの組み立て方や、フットワークを強化するドリル、効果的なテニスの練習法について解説します。
練習メニューの組み立て方
テニスの技術向上には、段階的な練習が効果的です。
自分のレベルや目標に合わせて、練習テーマを決めて、メニューを組み立てましょう。
練習時間が90分の場合、下の時間配分になります。
- 5分ウォーミングアップ
軽いジョギングで体を温め、ダイナミックストレッチで動ける体を作る。
- 10分基本ショットの球出し練習
フォアハンド、バックハンド、ボレーなどの基本ショットを球出しでウォーミングアップする。球出し練習でフォームを確認し、安定性を高める。
- 15分テーマ練習や弱点克服
その日のテーマに沿った球出し練習を行う。もしくは、苦手とするショットを重点的に練習する。スローモーションやスマホ撮影で動きを確認したり、コーチや周りにアドバイスを求めるのも有効。
- 20分ラリー練習
ラリー練習で、いろいろなボールに対応できるようにする。ストローク同士、ボレー対ストローク、ボレー対ボレーなど、その日のテーマに沿ったラリー練習を行う。
- 20分実戦練習
テーマに沿った実戦練習を行う。ダブルスならフォーメーション練習、シングルスなら特定の場面を切り取って練習を行う。ショットだけではなく、配球やパートナーとのペアリングも練習する。
- 20分ゲーム形式の練習
実際の試合形式で練習を行う。これにより、緊張感やプレッシャーの中で技術を発揮する力を養う。練習テーマが試せるように、ゲームのルールを変更してもよい。
フットワークを強化するドリル
テニスにおいて、フットワークは非常に重要です。
適切なフットワークがあれば、ボールに素早く反応し、正確なショットを打つことが可能になります。
以下に、フットワークを強化するためのドリルを紹介します。
- 【サイドステップドリル】
- コートのサイドラインを使って、サイドステップの練習を行う。(コートでなくてもOK。)左右に素早く移動することで、ボールを打つ前の前後の動きやリカバリーがよくなる。
- 【フォワードステップ⇄バックステップ】
- コートの前後を使ったドリル。(コートでなくてもOK。)ネットに向かって前進した後、すぐに後退する。この動作を繰り返すことで、前後の移動をスムーズにすることができる。
- 【ラダードリル】
- ラダー(はしご)を使ったドリルは、俊敏性を鍛えるのに最適。ラダーを地面に置き、様々なステップを踏む。片足ずつ入れるステップや、両足を同時に入れるステップなど、バリエーションを増やして行う。
効果的なテニス練習法
練習の質を高めるためには、いくつかの効果的な練習法を取り入れることが重要です。
以下に、実践しやすい練習法を紹介します。
- 【素振りと球出し練習の組み合わせ】
- フットワーク込みで素振りを行う。ボールを打たないことで、フットワークや動きを確認できる。その後、球出し練習などを行うと、難易度を落とすことができる。
- 【トレーニングと練習との組み合わせ】
- 1kg程度のメディシンボールやバランスボールを投げて、体に負荷をかける。その後、すぐにボールを打つと、いつもよりスムーズに体が動く。
- 【スマホ撮影】
- 自身のプレーをスマホで撮影し、後から分析するのも効果的。自分のフォームや動きを客観的に見ることで、改善点を見つけやすくなる。
モチベーションを上げるための戦略
テニスは技術だけでなく、メンタル面も重要なスポーツです。
モチベーションを高めることで、練習の質や試合でのパフォーマンスを向上させることができます。
このパートでは、モチベーションを上げるための戦略として、練習環境の整え方、有名選手から学べること、テニス動画の活用法について解説します。
練習環境を整えるポイント
練習環境は、モチベーションに大きく影響します。
快適で集中できる環境を整えることで、練習への意欲が高まります。
以下に、練習環境を整えるためのポイントを紹介します。
- 【適切な用具の選定】
- 自分に合ったラケットやシューズを使うことも、練習の質を左右する。自分のプレースタイルに合った用具を選ぶことで、パフォーマンスが向上し、練習への意欲が増す。
- 【練習相手の確保】
- テニスは対人スポーツである以上、1人より相手がいたほうが実戦的かつ効果の高い練習ができる。競争心を持ちつつ、お互いの技術を高め合うことで、練習がより充実したものになる。
- 【定期的な目標設定】
- 短期的な目標を設定することで、達成感を得やすくなる。例えば、「今週はサーブを10回成功させる」といった具体的な目標を設けることで、モチベーションを維持しやすくなる。
有名選手の技から学べること
有名選手のプレーを観察し、彼らの技術や戦略を学ぶことは、モチベーションを高めるための有効な手段です。
以下に、どのように有名選手から学べるかを紹介します。
- 【各ショットのフォームを参考にする】
- プロ選手のフォームを参考に、自分のフォームを修正する。スローモーション動画を活用すると、体をどう動かしているかを確認しやすい。
- 【試合の展開方法を学ぶ】
- プロ選手の試合を観察し、試合の展開方法を学ぶ。どんなショットを使っているか、どんな配球をしているかを確認する。
- 【メンタルの強さを学ぶ】
- プロ選手は、どんな状況でも冷静さを保ち、勝利を目指している。追い込まれている場面からどのように逆転しているか、彼らのメンタルの強さを学ぶ。
テニス動画の活用法
今では、様々なテニス動画を見ることができます。
テニス動画を活用することで、自宅でも効率的に練習することができます。
- 【レッスン動画で学習】
- YouTubeでプロテニスプレーヤーやテニスコーチがレッスン動画を上げている。自分に合うチャンネルを見つけることで、テニス理論や練習方法を学べる。
- 【試合映像でモチベーションアップ】
- プロの試合映像を観ることで、自分もそのレベルに達したいという気持ちが高まる。特に、感動的な逆転劇や名場面を観ると、モチベーションが一層高まる。
- 【自分のプレーを撮影・分析】
- 自分の練習や試合を動画に収め、後から見返すことで、自分のプレーを客観的に分析できる。フォームやフットワークの改善点を見つけることで、次の練習に活かすことができる。
テニス技を上達させるための練習器具
テニスを上達させるためには、練習が不可欠です。
しかし、練習環境が整っていない場合や相手がいないときもあるかと思います。
このパートでは、1人でもテニスの技を向上できる練習器具を3つ紹介します。
球出し機 | 1人でもコートで本格的な練習が可能
ACアダプター⬇︎
そんなときに、球出し機が大活躍してくれます。
球出し機は、一定の速度と間隔でボールを発射してくれるマシン。
1人でも、球出し練習を行うことができます。
球出し機のメリットは以下のとおり。
- テニスコートさえあれば好きなときに練習できる。
- 同じ条件のボールを繰り返し打つことで、フォームの安定や特定のショットの強化に繋がる。
- 相手を必要とせずに自分のペースで練習ができる。
球出し機を使った練習メニューは、下の動画が参考になります。
テニストレーナー | 場所を選ばず、いつでもどこでも練習可能
ボールがゆっくり戻ってくる人気の商品⬇︎
スペアボール⬇︎
テニスコートや壁打ちの場所がない環境でも、手軽に練習できるのがテニストレーナー。
テニストレーナーは、テニスボールと台をゴム紐で結んだテニスの練習器具。
ボールが自動的に返ってくるため、連続してショットを打つことが可能です。
テニストレーナーのメリットは以下のとおり。
- テニスコートがなくても練習できるため、時間や場所を気にせず練習ができる。
- ボールが自分の元に返ってくるため、ショットを繰り返し練習することができる。
- 自分のペースで打てるため、フォームやタイミングに意識を向けることができる。
ラリーがつながらなければ、1回打って止めるのを繰り返すと球出しに近い練習ができます。
ラリー練習をするなら、下の動画が参考になります。
トップスピンプロ:トップスピンがかからない方におすすめ
トップスピンが打ちたくても、ボールがフラットになってしまう方におすすめなのがトップスピンプロ。
トップスピンプロを使用することで、ラケットでボールを転がす感覚を理解できます。
トップスピンプロのメリットは以下のとおり。
- スイング軌道のガイドがあり、ボールを転がせるため、トップスピンの打ち方を体感できる。
- トップスピンをかけるときのスイング軌道と打点を覚えられる。
- 自宅で、手軽にトップスピンのスイングを練習できる。
練習するときは、下の動画を参考にしてみてください。
フォアハンドストローク⬇︎
バックハンドストローク⬇︎
両手バックハンドストローク⬇︎
スピンサーブ⬇︎
自分の目標とする技を習得して試合で活用できるようになるには
この思いは、テニスをやるうえで大きなモチベーションとなるでしょう。
ただ、身につけたい技によっては、長い長い道のりになるかもしれません。
このパートでは、少しでも早くテニスの技を習得するための順序やその際の注意点について解説します。
まず基本技を確実に身につけることを目指す
テニスの技術向上を目指すうえで、まず重要なのは基本技の習得です。
基本技を飛ばして応用技に取り組んでも、なかなか身につけることはできないからです。
例えば、グランドストロークをオープンスタンスで打つ場合です。
プロテニス選手の真似をして、オープンスタンスで打っても、なかなか上達しません。
この場合、まず基本となるスクエアスタンスで打てるようになることが先決です。
スクエアスタンスで身につけたスイングをオープンスタンスに応用できれば、思ったより早くその技術を習得できるようになります。
基本技を習得したうえで応用技に挑戦する
基本技をマスターしたら、応用技にも挑戦してみましょう。
応用技は、基本技を組み合わせたり、状況に応じて変化させたりすることで、より高度なプレーを可能にします。
例えば、グランドストロークでトップスピンを覚えたら、その技術を応用して、下記のショットを使えるといいでしょう。
- トップスピンロブ
- ムーンボール
- ショートクロス
- アプローチショット
- ドライブボレー
トップスピンをかけながら、弾道を高くしたり、飛距離を短くしたり、回転量を抑えてボレーに応用したりと、いろいろなショットに活用できます。
フットワークやメンタル面の強化も並行して行う
テニスの技だけでなく、フットワークやメンタル面の強化も並行して行いましょう。
技単体では、試合で活かすことは難しいからです。
フットワークが悪ければ、身につけたテニスの技を使えるシチュエーションになかなか持っていけません。
フットワークを強化し、コートカバーできる範囲を広げたり、ボールに入れるようにする必要があります。
メンタル面を強化しておかないと、試合でショットの判断が適切にできず、自滅してしまうかもしれません。
メンタル面を整えて、試合では落ち着いてショットの判断ができるようにしておきましょう。
まとめ
最後に、まとめておきます。
- テニスの基本的な6ショットの打ち方とポイントを知り、よく使われる用語を理解しておく。
- プレーの幅を広げるには、球種、中級者〜上級者向けの特殊ショット、必殺技を習得していく。
- テニスの技術向上には、段階的な練習メニューを組み、フットワーク強化ドリルや効果的な練習法を取り入れる。
- テニスのモチベーションを高めるためには、練習環境の整備、有名選手からの学び、テニス動画の活用が効果的である。
- テニス技術を向上させるために、球出し機、テニストレーナー、トップスピンプロの3つの練習器具を活用するのがおすすめ。
- テニスで目標とする技を習得し試合で活用するには、まず基本技を身につける。その後、応用技に挑戦し、フットワークやメンタル面も並行して強化する。
よくある質問
- Q テニスを始めるにあたって、最初に覚えるべきショットは何ですか?
- A
フォアハンドストロークとバックハンドストロークです。正しいフォームとフットワークを覚えることで、安定したショットが打てるようになります。
- Q サーブの威力と精度を上げるには、どんな練習をすればいいですか?
- A
サーブの威力を上げるには、肩のプロネーションと体の使い方を練習するといいでしょう。サーブの精度を上げるには、トスアップとボールの回転量を調整する練習が効果的です。
- Q バックハンドの威力不足を感じます。どうすれば改善できますか?
- A
バックハンドのスイングはコンパクトなので、体幹を使った打ち方を覚えると威力が上がります。1kg程度のメディシンボールやバランスボールを投げる練習をすると、体幹が使えるようになります。