「左利きだからこそ活かせるサーブやショットのコツが知りたい!」
「右利きの選手と練習することが多いけど、左利きとしてどんなトレーニングをすればもっと強くなれるかな?」
これらの疑問や悩みを解決する記事です。
左利き選手は、特有の利点を最大限に活かすことで、右利き選手に対して優位に立てます。
サーブやフォアハンドの強化、適切な戦術と練習で、その強みをさらに引き出すことができます。
- 左利き選手が有利な理由
- 左利き特有のサーブやフォアハンドのテクニック
- 左利きに最適な練習方法とトレーニング
- 左利き向けのシングルスとダブルスの戦術
テニスで左利きが有利な理由
テニスにおいて、左利きの選手は右利き選手に対して多くの利点があります。
左利きがなぜ有利なのか、具体的な理由を解説します。
左利きが少ないため慣れていない
左利きは、全体の人口に対して約10%といわれていて少数派です。(日本国内だと左利きは11%ほど。)
そのため、右利き選手は試合や練習で左利き選手と対戦する機会が少なく、左利き特有のプレーに慣れていません。
この慣れの差が、左利き選手にとって大きなアドバンテージとなります。
ボールの回転が逆で打ちにくい
左利き選手が打つショットは、右利き選手が打つショットとは左右反対に回転がかかります。
そのため、右利き選手は普段とは異なるボールの動きに対応しなければならず、リズムが崩れやすいです。
特にサイドスピンが得意な左利きのショットは、どれくらい曲がるかが予測しづらいため、相手に強いプレッシャーをかけることができます。
スライスサーブが返しにくい
左利きの選手が打つスライスサーブは、右利き選手にとって脅威です。
左利きのサーブは、左方向に曲がりながら滑っていくため、右利きのバックハンド側にボールが流れていきます。
バックハンドはフォアハンドと比べてリーチが短いため、逃げていくスライスサーブをとらえるのが難しいです。
ラケットの先のほうに当たり、ボールを引っ掛けてしまいます。
正面に来たボールも厄介で、フォアハンドで回り込もうとすると、ボールが身体の方へ食い込んできます。
左利きのフォアハンドは相手のバックハンド
左利きのフォアハンドストロークをクロスへ打つと、右利き選手のバックハンドに打ち込むことになります。
右利きの選手は、バックハンド同士のクロスラリーを中心にゲームを進めることが多いため、この展開になりやすいです。
バックハンドはフォアハンドよりも力が入れにくく、打点のエリアも狭いです。
おまけにリーチも短いため、左利き選手がフォアハンドで攻め続けることができれば、右利き選手にとって非常に不利な状況になります。
左利きプレーヤーのテクニック
テニスで左利きの選手は、その特性を活かすことで試合を有利に進めることができます。
このパートでは、左利きプレーヤーが押さえておくべきテクニックを紹介します。
左利きのサーブの打ち方
左利きの選手にとって、スライスサーブは大きな武器となります。
特に、サーブが右利きの相手のバックハンドに向かって曲がるため、相手がリターンしづらいです。
スライスサーブの打ち方としては、以下のポイントを意識しましょう。
- トスを左側に上げる
- インパクト時にラケット面を斜めにし、ボールの左側面をとらえて横回転をかける
- ボールがサイドラインの外に向かって曲がるように打つ
左利きのスライスサーブは、相手に予測されても打ちづらく、サービスゲームを優位に進められます。
フォアハンドのコツ
左利きプレーヤーのフォアハンドをクロスに打つと、右利きの相手のバックハンド側に飛んでいきます。
バックハンドは通常、フォアハンドに比べて弱点とされるため、フォアハンドで相手をクロスに追い込むことが有効です。
下記のどれかで追い込みましょう。
- クロス方向に強く深く打ち、振り遅れを誘う
- 角度をつけて相手をコート外に追いやる
- 力強いトップスピンでバックハンドの高い打点で打たす
バックハンドのポイント
左利きのバックハンドは、できるだけ使用頻度を抑えるほうが賢明です。
回り込みフォアハンドを多用することで、相手に強いストレスをかけることができます。
相手は、左利きプレーヤーにバックハンドを打たせるため、より鋭角に打とうとしてミスをします。
バックハンドの場面では、以下の工夫が必要です。
- ポジションをあらかじめバックよりにとる
- フォアハンドに回り込んでプレッシャーをかける
- バックハンドを使う場合は無理をしない
効果的なグリップの持ち方
左利きのプレーヤーにとって、グリップの選び方も重要です。
フォアハンドとバックハンドで効果的なグリップを使用することで、左利きの優位性を高めることができます。
- 【フォアハンド】
- 厚すぎないグリップ(イースタンかセミウエスタン)が推奨。左利きの特性を活かすスピード・回転・リーチを実現できる。トップスピンをかけながらも厚い当たりのショットが可能。
- 【バックハンド】
- 両手打ちがおすすめ。両手を使うことで、安定感が増し、ミスが少なくなる。
練習方法とトレーニング
テニスにおいて、左利きの選手はその特性を活かすための練習とトレーニングが重要です。
このパートでは、左利き特有の練習方法やトレーニングについて解説します。
左利き特有の練習方法
左利きの選手が試合で有利に立つためには、通常の練習とは異なる、左利きに特化した練習が効果的です。
以下のポイントを押さえて練習に取り組みましょう。
- 【スライスサーブの強化】
- 左利きのサーブは、相手の苦手なバックハンド側に回転がかかりやすいため、スライスサーブの精度を高める練習を行う。特にサイドラインに沿ってカーブするサーブを身につけると、相手を大きく崩すことができる。
- 【右利きの相手を想定したラリー練習】
- 試合ではほとんどの相手が右利きであるため、右利きの選手と多くラリーをすることが重要。特に、相手のバックハンド側に自分のフォアハンドを打ち込む練習を重点的に行う。バックハンドでは、確実につないでリスクを抑える。
左利きを有利にするトレーニング
左利き特有のプレーを強化するには、体幹や瞬発力を鍛えるトレーニングも不可欠です。
以下のトレーニングを取り入れて、左利きの強みをさらに引き出しましょう。
- 【体幹トレーニング】
- 左利きのフォアハンドやスライスサーブは、体幹の安定が重要。強力なショットやサーブを安定して打つために、体幹トレーニングを習慣化する。プランクやロシアンツイストなどのメニューが効果的。
- 【フットワークトレーニング】
- 左利き選手がコート上で素早く有利なポジションを取るためには、フットワークが鍵となる。コート内の短距離ダッシュやラダーを使ったトレーニングを取り入れ、フットワークを強化する。
- 【メディシンボールトレーニング】
- 強力なスライスサーブやフォアハンドを打つには、上半身と下半身の連動が不可欠。メディシンボールを使ったトレーニングで身体全体を連動させた動きを身につける。
左利きを活かす戦術
左利きの選手は、特有な攻撃パターンを持っています。
このパートでは、シングルスとダブルスそれぞれの試合で、左利き選手がその利点を最大限に活かすための戦術を解説します。
シングルスでの戦術
シングルスでは、自分のペースで試合をコントロールすることが鍵となります。
左利き選手にとって、下記のポイントを意識することが効果的です。
- 【サーブで相手を崩す】
- 左利きのスライスサーブは、相手のバックハンドに曲がっていくため、非常に返球しにくい。特にアドバンテージサイドからのサーブは、相手を外に追い出し、次のショットでオープンコートを狙いやすくなる。
- 【フォアハンドを相手のバックハンドに打ち込む】
- 左利きのフォアハンドをクロスに打つと、右利き選手のバックハンド側に飛ぶため、相手にとってプレッシャーになる。バックハンドは一般的に弱点となりやすいため、相手のミスを引き出すチャンスが増える。フォアハンドのクロスショットを多用し、相手を外や後ろへ追い込むのが効果的。
- 【フォアハンドで回り込む】
- バックハンドをなるべく使わず、フォアハンドで回り込むと相手はさらに厳しいコースを狙うため自滅しやすくなる。
ダブルスでの戦術
ダブルスでは、パートナーとの連携が勝敗を左右します。
左利き選手の特徴を活かし、パートナーと協力することで、より有利に試合を進めることができます。
- 【左右のバランスを活かしたフォーメーション】
- 左利きの選手がいる場合、お互いのフォアハンドを活かしやすくなる。コート全体をフォアハンドでカバーできるため、守備範囲が広がり、強力なショットが打ちやすくなる。もしくは、センターをお互いのフォアハンドで厚くできる。リターンゲームでは、2人ともフォアボレーでポーチできる。
- 【ネットプレーで積極的に動く】
- 左利き選手の利点を活かすために、ネットプレーで積極的に動くことが重要。フォアボレーとバックボレーが右利きと反対となるため、相手を混乱させることができる。
- 【リターンゲームで相手を崩す】
- サービスゲームだけでなく、リターンゲームにも左利きにはチャンスがある。相手は左利きのバック側へ狙うが、普段打ち慣れていなければ甘くなりやすい。コースが甘ければ、積極的にしかけて、リターンで主導権を握る。
左利きテニスプレーヤーの有名選手たち
左利きのテニスプレーヤーは、その特性を最大限に活かし、多くの偉大な成績を残してきました。
このパートでは、テニス界で有名な男子左利き選手と女子左利き選手を紹介します。
左利きの成功事例として知っておくといいでしょう。
ラファエル・ナダル
ラファエル・ナダル選手は、現代テニスを代表する左利き選手です。
グランドスラムタイトルを数多く獲得し、その中でも全仏オープンでの圧倒的な勝利が際立っています。
強力なフォアハンドと左利きのスライスサーブは、右利きの選手にとって対応しづらい武器です。
特にトップスピンのかかったフォアハンドは、ボールが非常に高く跳ねるため、相手にとってリズムを崩す要因となります。
プレースタイルは、左利きならではのアグレッシブな攻撃と強靭な守備力を象徴しています。
ジョン・マッケンロー
ジョン・マッケンローさんは、1970年代から1980年代にかけて活躍した伝説的な左利きのテニス選手です。
プレースタイルは、非常に繊細なタッチと素早いネットプレーが特徴であり、特にサーブ&ボレー戦術で知られています。
左利き特有の角度を活かして相手を圧倒し、多くのタイトルを獲得しました。
7つのグランドスラムシングルスタイトルを獲得し、特にウィンブルドンと全米オープンで成功を収めています。
サーブは、パワーよりも配球とバリエーションに優れ、ネットプレーでは卓越したボレー技術を持っていました。
ジョン・マッケンローさんのプレースタイルと競技への貢献は、今でも多くのテニスファンや選手に影響を与えています。
モニカ・セレシュ
モニカ・セレシュさんは、1990年代初頭に女子テニス界を席巻した左利きの選手です。
彼女の特筆すべき点は、両手打ちのフォアハンドとバックハンドで、コートの隅々まで強力なショットを打ち分けたことです。
特にフォアハンドで相手を追い込むプレーは、左利き選手の強みを最大限に活かしたものでした。
モニカ・セレシュさんは、9つのグランドスラムタイトルを獲得し、その多くを10代で手にしたことでも知られています。
マルチナ・ナブラチロワ
マルチナ・ナブラチロワさんは、史上最も成功した女子テニス選手の一人であり、彼女のキャリアは非常に輝かしいものです。
シングルスとダブルスの両方で素晴らしい成績を残しており、特にグランドスラム大会での成功が際立っています。
マルチナ・ナブラチロワさんは、シングルスで18回、ダブルスで31回、混合ダブルスで10回の合計59回のグランドスラムタイトルを獲得。
左利きの予測しづらい特性を活かし、特にダブルスのプレーでその能力を発揮しました。
また、アグレッシブなネットプレーでも知られており、そのスタイルは彼女の成功に大きく寄与しています。
マルチナ・ナブラチロワさんはネットプレーを積極的に行い、相手に圧力をかけることで多くの試合を制しました。
テニス界への影響力とそのスタイルは、多くの選手やファンに記憶されています。
西岡良仁
西岡良仁選手は、日本を代表する左利きのテニス選手です。
粘り強いグランドストロークと守備範囲が広いフットワークが持ち味。
特に、左利きのサーブとストロークは、相手のリズムを崩す要素として非常に効果的です。
西岡良仁選手は、ATPツアーでシングルス3勝を挙げています。
そのプレースタイルや成績から今後の活躍が期待される選手です。
西岡良仁選手のフットワーク、安定感、左利きの特性を活かしたプレーは、多くの若い選手にとっても模範となっています。
左利きを活かす道具選び
左利きのテニスプレーヤーは、その特性を最大限に引き出すために、道具選びにもこだわりましょう。
ラケットやシューズはプレースタイルに大きな影響を与えるため、自分に合ったものを選ぶことで、プレーの質を向上させることができます。
このパートでは、左利きならではの道具選びのポイントを解説します。
左利き特有の回転を活かすラケット選び
左利きの選手は、曲がるスライスサーブやフォアハンドで相手のバックハンドを攻めることが多いため、回転をかけやすいラケットがおすすめです。
左利きの強みを活かせるラケット選びのポイントは、以下のとおりです。
- 【フレームの重さ】
- コースを狙うには、振り抜きやすいラケットの重みが求められる。スライスサーブやフォアハンドで、思いどおりのラケットワークを実現するには、重すぎないラケットを選ぶことが重要。一般男性は300g、一般女性は280gくらいが標準。特に、フォアハンドをクロスに打ち込む際、振り遅れを防ぎ、正確なショットを打つことが可能になる。
- 【ストリングパターン】
- 強力なトップスピンをかけるには、ラケットのストリングパターンが重要。ストリングは密ではなく、少し粗め(16×19)のパターンを持つラケットがスピンをかけやすい。
フットワークをサポートするシューズ
フォアハンドで回り込むことが多い左利き選手は、素早いフットワークが求められます。
素早いフットワークを実現するには、シューズ選びも重要です。
理想のフットワークに近づくには、テニスシューズメーカーのトップモデルを選ぶといいでしょう。
いいシューズは、「走り始めるとき、止まるとき、打つとき」に違いが現れます。
左右の動きを重視するストローカーには、以下のアシックスのモデルをおすすめします。
- 【GEL-RESOLUTION 9】
- →オープンスタンスで打つときの安定感が秀逸。左右の動きを重視するストローカーに。オムニクレー用もあり。
- 【GEL-RESOLUTION 9 レディース】
- →GEL-RESOLUTION 9のレディース版。オムニクレー用もあり。
前後に素早く動きたいネットプレーヤーには、以下のアシックスのモデルをおすすめします。
- 【SOLUTION SPEED FF 3】
- →軽量でダブルスで力を発揮するシューズ。前後の動きを重視するネットプレーヤーに。オムニクレー用もあり。
- 【SOLUTION SPEED FF 3 レディース】
- →SOLUTION SPEED FF 3のレディース版。オムニクレー用もあり。
左利きプレーヤーの悩みと課題
左利きプレーヤーは特有のメリットがある反面、右利き選手にはない悩みや課題に直面することもあります。
このパートでは、左利き選手が抱える悩みと課題について解説します。
左利き特有の悩みと一般的な右利きとの違い
左利きの選手がテニスをプレーする際、右利きの選手にはない悩みを持っています。
- 【右利きメインの練習になる】
- グループで練習する場合、右利きのほうが多いため、右利きを想定した練習になりやすい。左利きは左右逆になってしまうため、練習の意図がつかみづらくなる。
- 【練習では左利きのプレーが発揮しづらい】
- 左利き選手は、自分のプレーに慣れている右利き選手と練習することになる。左利きに慣れている右利きプレーヤーは、左利きのボールがとりやすいポジションを知っており、予測もできる。そのため、左利きの優位性を活かしたプレーを磨きにくくなる。
- 【戦術の違い】
- テニスの戦術や基本的なプレーは、右利きの選手を基準に構築されていることが多い。左利き選手にとっては、その戦術が自分に合わないと感じることがある。特にサーブやリターンの戦術は、右利き選手とは逆の考え方が必要になることもある。
左利き選手の課題
左利き選手には独自の特徴がありますが、それを活かすには2つの課題を克服する必要があります。
- 【サーブの精度とバリエーション】
- 左利き選手のサーブは、コントロールの精度を上げることで有利な角度を攻めることができる。しかし、決まったコースへ打ち続けると相手に読まれてしまうため、球種とコースのバリエーションを増やす必要がある。これにより、相手にとってリターンしづらい状況を作り出せる。
- 【フォアハンドの強化】
- 左利きの選手はフォアハンドのクロスが相手のバックハンドに当たるため、相手にとって返球が難しいケースが多い。ただ、この利点を最大限に活かすためには、フォアハンドの強化が不可欠。 安定した強力なフォアハンドを打つには、フットワークを同時に鍛える球出し練習やラリー練習を積み重ねることが必要。
サーブとフォアハンドを強化せよ
左利きの強みを活かしたプレイスタイルを確立し、競技レベルの高い左利きの選手になるためには、課題にもあったサーブとフォアハンドの強化が鍵を握っています。
左利きのサーブとフォアハンドのアドバンテージを整理しておきましょう。
- 【サーブを武器にする】
- 左利きのスライスサーブは、相手を外に追い出しやすい大きな武器。サーブを多様化し、相手の体勢を崩すことで次のショットで主導権を握ることができる。また、精度の高いサーブを持つことで、ブレークポイントを守る場面でもプレッシャーをかけることが可能。
- 【フォアハンドで相手を追い込む】
- 左利きのフォアハンドは、相手にとって予測しづらい角度からの攻撃となる。このショットを使いこなすことで、相手のバックハンド側に強いプレッシャーをかけられ、ポイントを有利に進めることができる。特にクロスコートのフォアハンドは、左利きならではの強力な武器。
まとめ
最後にまとめておきます。
- 左利きは、右利きが慣れていないプレースタイルやボールの回転で試合を有利に進められる。
- 左利きは、サーブやフォアハンドを駆使することで、右利きより試合を優位に運べる。
- 左利きの強みを引き出すには、相手を想定した特有の練習とトレーニングが必要。
- 左利きはフォアハンドやサーブを武器に、シングルスやダブルスで効果的な戦術を使える。
よくある質問
- Q 左利きのテニス選手が注意すべき怪我は?
- A
サーブやフォアハンドの動作で肩や肘に負担がかかりやすいです。特に左側の体のケアを怠らず、ストレッチや筋力トレーニングを取り入れることが重要です。
- Q 左利きの選手が混乱しがちな状況は?
- A
左利き同士の対戦は普段と感覚が異なるため、特にラリーやサーブの際に戸惑うことがあります。この状況に慣れるため、左利きの練習相手を見つけることが有効です。
- Q 左利きのプレーヤーがダブルスで活躍するためのコツは?
- A
左利きの選手は右側に配置すると、コートの中央をフォアハンドでカバーしやすくなります。パートナーとの連携を強化し、得意の角度を活かした攻撃を心がけましょう。